▲コスモスの花の季節です。いつ見ても愛らしい花ですね。
【2016年10月の雑感①】
やっぱりプロ野球は面白い!
■昨日、日本ハムがソフトバンクを破って日本シリーズ進出を決めました。7回から観ていたのですが、良い試合でした。特に大谷翔平投手のリリーフ登板は圧巻でした。日本最速のスピードを出したことも賞賛の理由ですが、それよりもコントロールが良いのと、変化球の切れが素晴らしいことに驚きました。
●賛否両論のあった大谷翔平の二刀流を現在のところ成功させた日本ハムというチームの組織力、栗山監督のリーダーシップに敬服します。日本ハムというチームはドラフト会議でその年の一番良いと思われる選手を取りに行く勇気、そして2位以下の指名では素質のある選手を狙っています。
●今年の新人では2位の加藤貴之、3位井口和朋の両投手がCSで投げていました。(加藤は昨日の試合では初回4失点でKOですが…)何といっても3年前の大谷、2年前の有原という両投手がローテーションを守ったのが大きいでしょう。若い力が戦力の中心を構成しているのが素晴らしいですね。
●これで今年の日本シリーズは日本ハムと広島カープになり万々歳です。半年間戦ったリーグ戦の優勝者同士の日本一決定戦にならないと興味が削がれます。ペナントレースで10ゲーム以上離されるとか、勝率5割以下のチームには日本一を争う権利はないと思うのですが…。
●妙案がないものですから批判だけしかできません。モデルにした大リーグでは32チーム中8チームが選ばれます。残った8チームともに勝率も良くて、実力に大差がないのが特長です。日本は12チームで4チームは多いでしょう。
●ともあれ日本ハムと広島カープの両チームには大熱戦を期待いたします。両チーム共に3人の先発投手が安定しており、中継ぎも互角です。ただ押さえ投手は日本ハムに一抹の不安があるでしょう。攻撃は互角だと思うので、広島がやや有利と予想しておきます。
●今回、プロ野球は面白いというタイトルにしたのは、日本の野球だけでなくメジャーリーグのポストシーズンをNHK‐BSで観たからです。さすがMLBです。張本勲氏がサンデーモーニングで大リーグ無関心派を装い、MLBを馬鹿にしたような発言をしますが、それには私は『喝!』です。
●32チームもありますから下位のチームはだらしないかもしれませんが、ポストシーズンに出てくる8チームは流石に素晴らしいプレーを見せてくれます。地区優勝決定シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズの3段階で戦うのですが、最初から内容充実のオンパレードです。
●まだリーグ優勝決定戦の途中ですが、印象に残っているのは負けてしまいましたがジャイアンツのエースであるバムガーナー投手、インデアンスのA・ミラー投手のセットアップマンぶり、(リーグ優勝決定シリーズでの11打者から10三振を奪う圧巻の投球)
●ドジャースのストッパー、ジャンセン投手とエースで先発、ストッパーで活躍したカーショー投手の奮闘ぶり、カブスのストッパー、チャップマン投手の165キロ以上の速球など見どころ満載です。打線ではリーグ優勝決定戦で2連敗したトロント・ブルージェイズのクリンナップなどパワーが違います。
●ポストシーズンにはダルビッシュや前田健太も出ていますが打ちこまれています。勘違いと実力不足があきらかですね。ベスト8に残るチームの実力は日本のプロ野球とは明らかに差があります。そう思って1ランク上の野球を愉しんでいます。今日はアメリカンリーグのリーグ優勝決定戦第3戦です。(インデアンスがブルージェイズに4対2で勝ち3連勝です。今日も熱戦でした。)
■今月20日には日本のプロ野球のドラフト会議があります。今年は豊作だと言われていますが各球団が誰を指名するか、これも楽しみですね。さてその選手が活躍するのかはやってみないとわかりませんからね。
●マスコミではスピードガン表示で150キロ以上を投げる投手が有名ですが、球のキレ、コントロール、故障しない体力も重要です。スカウト人の眼力と調査な応力が試されるでしょう。
●私のイチオシは広島新庄高校の「堀瑞輝投手」です。田中、佐々木、柳の大学生が三羽烏という下馬評ですが、そのうち1人と堀君が取れれば万々歳ですがね。(笑)(堀君はどこかが1位で指名するかもしれません。)
勿論、わがジャイアンツ(巨人軍)のためです。
●ま、20日は筋書きのないドラマを愉しみたいと思います。いやあプロ野球って面白いですね。<完>
- 登録日時
- 2016/10/18(火) 13:44