【2018年2月の今月の雑感①】
▲雪中のビオラ。ビオラの花は寒さには強いのですね。春には綺麗に咲くのは知っていましたが雪中は知りませんでした。金メダリスト小平奈緒さんのように寒さにも、競技にも強い方に捧げたいですね。
冬眠状態です。でもトラブルが発生。
■2月も半ばを過ぎました。今月は寒い日が多く、体調もすぐれず冬眠状態です。(笑)節分の日に恵方巻の過剰供給にあきれていましたが、案の定大量に残った恵方巻の廃棄と一部のスーパーがもうやめようと提案している記事を新聞で読みました。
●同じような1日限りの販促にバレンタインデーがありますが、こちらの方は例年通りで供給過剰には感じませんでした。(あくまで私の住む住居の近くにある商業施設を見ての感想です)
●恵方巻は百貨店(直営及びテナント)、スーパー、コンビニ、すし店という四つ巴の供給でした。当日の新聞折り込みチラシを見て、これは余るぞと感じましたね。それでも買いに行きましたが、夕方に来れば半額だなと思いました。
●今後も競争は続くでしょうが自然淘汰されることを臨みます。大量廃棄など続けていたらしっぺ返しが来るのではと案じます。
■2月6日(火)に第20回目の抗がん剤投与に行きました。継続して同じ治療をしていただきました。1つ薬を増やすのは先送りです。副作用の「痺れと鼻血」が治まる気配がないからです。大腸の内視鏡検査も3月にとお願いしました。
●今回の投薬では、2月8日(木)に自宅投与のボトルを外してもらってから少し「だるさ」が出てきました。ですが3日ぶりの風呂に救われ眠れました。翌9日(金)には朝から顔はむくむし、食欲がなくむりやりバナナを1本食べましたが昼食はパスしました。夜はなんとかおじやを作ってもらい少し食べました。
●終日こたつに入って横になっていました。起き上がる気力も失せ、体の中から力が抜けていくようでした。しかもムカムカするし、眠ることもできませんでした。目を閉じながら「死ぬときはこのようにして弱って行くのじゃないかな」と想像してしまいました。
●救いは風呂でした。あまり熱くせずにゆったり15分湯につかります。これで随分と楽になり眠りにつけました。翌10日(土)は1年間務めてきた団地の役員の引継ぎ日でした。準備しておいた資料を基に引き継ぎ作業を行いました。集会所の管理担当でしたが意外とやることが多くて大変でした。
●次は1つ上の階の一人暮らしの老婦人なので、私が生きている限り手伝いますからと励まして進めました。体調はまだ不調でしたが説明をしているうちに少し良くなりました。この日は午後からも臨時役員会があって午後3時過ぎまで活動をしました。
●さすがに疲れましたが夜になって風呂に入ると徐々に甦ってくるのが実感できます。体の中に力が漲ってくるのが感じられるからです。ようやく11日(日)からは「痺れと鼻血」以外の不具合はなくなりました。この1週間は比較的穏やか過ごせました。ですが相変わらず寒いので炬燵の守をしています。
■そんななか16日(金)に突如私が住む棟の2つある階段と、街灯、駐輪場の電気が点灯しなくなったのです。真っ暗で歩くのが危険な状態になりました。関西電力や街の電気屋さんに電話しますが夜8時半頃なのでつながりません。
●理事長や副理事長、設備担当の役員に連絡して応援を求めました。みなさん夜遅いのに集まっていただき対処を考えました。電気屋さんに電話がつながったところ、「ブレーカーが落ちているのでしょう、分電盤を開けてみてください」との答えでした。ですがみんな分電盤がどこにあるかが分かりません。
●らしきものを見つけましたが鍵がかかっています。鍵を探したのですが見当たりません。1時間ぐらいであきらめて翌朝土曜日ですが関電に私が連絡することになりました。
●翌朝関電に電話しますが出ません。諦めて月曜にすることにして急遽掲示板にお知らせを貼り出しました。事情の説明と夜間の通行には懐中電灯かスマホで足元を照らしてくださいとお願いをしました。
●ところが設備担当の奥さんが関電に電話をするとつながったそうで、関電から私に連絡が入るようにしてくれました。午前中に関電から連絡があったのですが、何か及び腰でした。自分のところの責任外であるとのニュアンスです。ですが困っているので何とか見るだけでも見てほしいと頼みました。
●OKとなると準備があるので1時間以内に伺うとのことでした。この辺りはさすが関電だと思いました。2人の技術屋さんが来られ、「分電盤はどこですか」と尋ねられました。「これじゃないかと思うのですが鍵がかかっているので」と伝えると、鍵穴を見ていましたが「これは無理ですね」とのこと。
●そのうちもう一人の人が「これじゃなくてここではないか」と1階の階段の壁面を開けました。そこには分電盤があるじゃないですか、中を開くと、ブレーカーは落ちていません。通電をチェックして電気は来ていないがデイライト(昼間は自動的に切れて夜になるとつながる装置)のせいじゃないですかとの診断です。
●今度はそのデイライトがどこにあるのかが分かりません。思案していると関電の方が、「屋上じゃないですか」とのこと。ですが関電の領域は電柱から引き込み線と分電盤までです。そこから先は団地の設備なのでこの建物を建てる時に工事した業者に依頼するしかありませんとのことです。業者は分電盤の中に記載されていました。
●ところが理事長が何か思い至ったのか集会所に戻りファイルを探して、9年前に配線設備のメンテナンスを担当した業者の記録を見つけました。流石です、その業者は分電盤の中にあった業者と違っていました。
●そこで今日19日(月)に理事長に業者に連絡をしていただき明日の午後に来てもらうことになりました。まだ何も解決していないのですがようやく目処がつきかけたようです。原因がデイライトの故障なのか、分電盤からデイライトまでの配線のショートか断線か、はたまた他の要因なのかは明日に持ち越しです。
●私の住む団地も築38年になります。人間の体と同じようにあちらこちらに故障が出て来たようです。今までなんともなかった隠れた箇所に故障が起こると、誰も経験が無いので対応が分からなくなることがあります。
●今回も最初に分電盤だと思ったボックスは何なのかは不明です。隣にNTTとKDDIのボックスがあるのでソフトバンクかもしれませんが表示がありません。JCOMかもしれないですね。確かめておく必要があります。そして今回のトラブルは他の棟でも起こるかもしれないので記録を残すのと引継ぎをしておく必要があります。
●1年限りの当番制の役員なので何事もなく過ぎてほしいと思うのが人情です。担当のうちは責任を持ちますが過ぎてしまえば1住民に戻るわけです。連続して行う業務は引き継ぎますが、特殊な事例は忘却されがちです。ましてや数年に一度起こるようなことの場合対応に困るでしょう。今後の課題です。
●この後状況説明のお知らせ第2報を書いて貼り出す予定です。明日私は第21回目の抗がん剤の投薬日です。業者が3時過ぎに来るそうですので何とか帰ってくるのには間に合いそうです。ぜひ立ち合って原因が何なのかを突き止めたいですね。
■今年の役員は3月11日で終わります。最後にトラブルがやってきましたが、これで3つ目です。何かをしようと動いたわけでなくても問題がやってくるのが人生です。
●その3つとは、1つに孤独死への対応がありました。死体検分に立ち会うなど思いもよらなかったことです。2つめは鳩の糞害への対応です。鳩がよく立ち寄る4階のお宅には対応をお願いしましたが結局やっていただけませんでした。
強引に公共部分に対策を講じたので減りましたが、いまだに時折1階のお宅の壁面に糞が見られます。気づけば100円ショップで買ったたわしで掃除しています。
●そして今回の電灯の故障。解決して引き継ぎます。さらに次の方の支援もしようと思っています。病気で苦しいですがこれも『冥途への上等な暇つぶしのひとつ』になるのではと思います。(笑)
■明日は21回目の抗がん剤投薬日です。昨年の2月20日に入院をして治療を開始しましたので丁度1年が経ちました。終わってみれば早いものですが、苦しいことが多かったですね。癌は現状維持のまま副作用の末梢神経障害が残ってしまいました。
●丁度、帚木蓬生著の小説「悲素」(新潮文庫)の上巻を読み終えたところです。和歌山のカレー毒殺事件について当初かかわった医師の記録を基に帚木氏が書かれたものです。その患者の症状と私は同じような状態なので興味深く読んでいます。薬も毒の部分がありますからね。さて私はどうなるのでしょうか。
■平昌冬季オリンピックも佳境に入りました。昨日の小平奈緒選手の金メダル獲得は本当に嬉しかったですね。彼女にはぜひ金メダルを取ってもらいたいと願っていました。31歳ですからね。ラストチャンスだったかもしれません。
羽生結弦選手の怪我からの復活金メダルも感動的でしたが、書き出せば止まりません。オリンピックについては全て終わってから感想を書いてみたいと思います。
<完>
- 登録日時
- 2018/02/19(月) 14:24