【今月のビジネスクイズ①】
運動会シーズンによく売れたビデオムービーの選択理由は?
■ 前回の解答はQ4が②の中国の地価、家賃が高いからだそうです。全く考えてはいないということではないようです。しかし今後も地価や家賃は下がるとは思えませんので、いつどのように判断されるかは予測ができません。
● 土地を取得するにしても家賃にしてもビジネスでは固定費になります。固定費は売上、粗利の額に関係なく一定額が継続的に発生するものです。ビジネスを行なううえでは一番注意が必要な費用です。野口社長が慎重になられるのは当然のことですね。
● Q5は①の若い人を信用して自由裁量権を与えることだとおっしゃっています。野口社長には人間の力に対する信頼が根底にあるようです。他のインタービュー記事でも、「人間力が現場を支える」とか「人海戦術に勝てるものなし」という考えを述べられています。
● 人を人として尊重される姿勢は素晴らしい資質だと思います。任されるという事は責任が伴います。私の経験でも責任のある仕事を任され、達成するというプロセスには厳しさが伴いますが、学びも大きいと実感しています。
■ 今回は少し古い記事ですがマーケティング上参考になるテーマです。日経MJの10月22日の記事から出題です。9月から10月にかけての運動会シーズンには「ビデオムービー(カメラ)」がよく売れます。人気NO1はSONYのHDR-CX370Vという機種でした。ではこの機種が人気だった理由を次の中から3つ選んで下さい。そしてその理由を考えてみて下さい。
①高画質で撮影できる。
②広角レンズを搭載して、従来よりも2倍の面積が撮れる。
③デザインが美しい
④暗いところでも綺麗に撮れるセンサーが付いている。
⑤小型化で重さも320gと軽い。
⑥手振れ防止機能が付いている。
⑦価格が安い。
● これらの要素は全て含まれているのでしょうが、選ばれる理由となった優先度が高いもの上位3つを推測してみて下さい。ヒントはこういう商品は「誰を対象として開発されたか」「誰が使うのか」ということを考えるとわかります。
ではまた来週金曜日に解答とクイズをお届けいたします。
- 登録日時
- 2010/12/03(金) 19:36