私が選んだ7月のトピックス
①夏の花 「百合」を売場に活用しよう。
②進化するデジタル化「iPhone」は何をもたらすか?
③プレッシャーを克服する。
■夏の花「百合」を売場に活用しよう。
知人から百合の花の写真を送ってもらいました。百合は夏の花なんですね。
夏の花で思い浮かぶのは向日葵であり朝顔でした。百合の花にたいするイメージは可憐な女性です。昔、北島三郎さんの「花と狼」という歌の中に
「君は可愛い百合の花、慕い焦がれて彷徨うたとて…」というのがあってよく口ずさんだものです。映画「カサブランカ」ではなく演歌でした。
●百合の花言葉は「強く美しく」です。また「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く
姿は百合の花」という言葉があるように、美しい女性を表現しています。
● 夏の売場を拝見いたしますと季節感の演出に花を使われていることがあり ます。私が拝見するところ先の向日葵や朝顔が多いようです。夏の花として一般的だからでしょう。でも他店とちょっと差を出すには季節感の演出にも
工夫が必要ではないかと思います。
●そこで、ぜひ百合の花を活用していただくことをおすすめいたします。百合
の造花は入手が難しいかもしれません。掲載しているような写真を活用されてはいかがでしょう?特に花一輪も綺麗ですが、花畑なら「集合効果」があって惹きつける力があります。女性向けの商品には最適かと思います。
■進化するデジタル化「iPhone」は何をもたらすか?
7月11日に米アップル社の携帯電話「アイフォーン3G」が発売された。
発売3日間で世界で100万台完売という記事が日経に出ていました。また来年3月までには1,500万台の出荷が見込まれるという観測記事もあります。
● 7月11日付の日経では「iPhoneショック」という記事を掲載、翌日まで2
回に亘って今後の予測を解説しています。記事によりますと、NTTドコモをはじめとする通信会社がイニシアティブをとるビジネスモデルに、今回の製品はメーカーが主導するビジネスモデルへ変革を迫るのでは?という書き方です。
● NTTドコモが創業して15年、携帯電話が日本で1億台を突破し飽和状態といわれる中で、アップルだけでなくグーグルやノキアなどの動きは、莫大な通信料を確保する通信会社のビジネスモデルに風穴を開けるのではというのが記事の概要です。
● また「アイフォーン」はソフトを更新することで機能が拡充できる、パソコンと同様の特長を持ちます。世界中の企業がアイフォーンを事業基盤ととらえ、専用ソフトの開発に推進する動きがあるといいます。単なる新製品の発売ではなく、日本のケータイ産業のビジネスモデルや企業戦略に影響を及ぼす画期的な出来事として記憶に残る年になりそうです。
● さらにはデジタル機器に「タッチパネル」の時代が到来した年になるともいわれています。日経にDVDの「ダビング10」を含め、3つの画期的な出来事として紹介されています。
●「iPhoneに触発?増えるタッチパネル製品」
画面を指で押したり、なぞったりして電子機器が操作できる「タッチパネル」を搭載した製品が増えている。カーナビや携帯電話が代表例で、今年のタッチパネル出荷額、昨年の9倍に膨らむと予測されている。11日に発売されたアップルの携帯電話「アイフォーン」もタッチパネルの使い勝手が持ち味。ボタンを使わない操作方式が消費者の身近になるタッチパネル元年を迎えようとしている。
●「アイフォーン」「タッチパネル」「ダビング10」がデジタル進化の元年になる3大トピックスのようです。これらのことがご自分のビジネスにどのような影響を及ばすか、またビジネスチャンスにつなげられないかと考えるのが商才でしょう。
■プレッシャーを克服する。
北京オリンピックの開幕まであと3週間強です。4年に1回のスポーツの祭典に向けて各国の選手たちは最終の準備に取り組んでおられることと思います。本番で実力が発揮でき成果を出せる人、実力は発揮できたけれど成果につながらなかった人、実力は発揮できなかったけれど幸運にも成果に恵まれる人(数は少ないでしょうが…)、実力が発揮できず成果につなげられない人の4つのパターンが生じるでしょう。
● 最も残念なのは実力が発揮できず成果につなげられない人です。その理由は
怪我などによる不運もありますが、一番多いのはプレッシャーに負けることです。プレッシャーとは精神的な重圧です。私たちは生きていくうえで多かれ少なかれプレッシャーとの戦いをする時があります。どうすればこのプレッシャーの影響を最小限にして実力を発揮できるようになれるのでしょうか?
● わたしは準備=練習の量×質だと思います。そして練習で自分の強みをしっかり認識して自信を持つまで磨き上げることだと思います。そのうえで成功のイメージを描き、自分は出来る、勝つんだという暗示をかけると良いでしょう。強みも繰り返し自分に言い聞かせます。練習で積み重ねた実力に強みと成功の暗示をかけることがプレッシャーを克服する条件です。
● 本番では、臍下丹田に力をこめ、お尻の穴を締めれば落ち着きます。プレッシャーに対する耐性は人によって違います。その効果には差があるでしょうが最後は自分を信じましょう! <完>
- 登録日時
- 2008/07/17(木) 11:01