【今月のトピックス⑥】
その後のオードリー春日のコラム
● オードリー春日が朝日新聞にコラムを書き始めたので、ファンの一人として何を書いてくれるのか興味を持ち、この欄でも取り上げました。(今月のトピックス①を参照ください)
● 1回目は自分が朝日新聞にコラムを連載するのはドッキリではないかという心情を綴ったものでした。2回目のコラムではその反響を書きながら大絶賛であったと彼独特の価値観で表現していました。春日の面目躍如ですね。
● 特に読者の役立つような有意義なコラムを書くつもりはサラサラ無く、自分が体験している現状を文章にして「彼らしさ」を表現しているんですね。読者のほとんどが彼から何か学ぼうという気はなく、自分の置かれた状況を面白おかしく書いてくれれば満足なんじゃないでしょうか。
● もともとコラムとは限られたスペースに、筆者の主観的な意見、感想、身辺の出来事などを書くものですから、内容が読者にとって有意義かどうかは問題ではないのですね。
● ただつまらなければ読者は読まないだけです。私が書いている本文もしかりです。興味を持った人、面白いと感じた人、役に立つと思った人などが読まれるのでしょう。
● 今回の春日のコラムでは私の興味は、朝日新聞の編集者が(推測ですが)どのようにリライトするかでした。2回目、3回目を読んでみて、見事に文章を書く基本構成のひとつである「起承転結」が決まっています。
● これは最初に春日にこの構成を教えて書かせているのではないでしょうか?そうでないと6年ぶりに書いた文章とは思えません。(本当は書く力があるのかもしれませんけどね)
●「起承転結」は朝日新聞の天声人語がお手本ですが、春日のコラムも教材に使えそうです。こちらの方が興味深く読めますしね。面白い表現がいくつかあります。2回目の「会話調の文章」、3回目の「自分が体験する情景描写」と「郵便局員さのファインプレーだ。」などです。(笑)
● 次回で最終回でしょうが、よほどのことがない限りもう取り上げません。ですがここまででコラムの書き方の程よい勉強になりました。私たちは「内容」から学ぶだけでなく、方法のひとつである「型」を学ぶことが上達への手段だからです。春日のコラムはその材料を提供してくれました。トゥース!<完>
● 以上の文章を書いてから4日後の今日、2月26日(日)に最終回が出ていました。なかなか上手いオチでした。この4回そのものが「起承転結」になっているようです。これはやっぱり編集者のアドバイスでしょう。でも内容はやはり春日自身から出てきたものです。
● 最終回はコピーせずにそのまま転載しましょう。朝日新聞では天声人語を書き写しするノートを販売しています。天声人語より春日のコラムの方が面白かったので当方も写し書きをしてこのトピックスの締めとしましょう。
●以下第4回の転載です。
● 別れに涙はいらねえぜの最終回。あのとき芸人という道を選んでいなければ、読者、朝日新聞、コラムニスト春日の三つ巴で過ごしたこの幸福な2月も存在しなかった。しかしまあ、今でこそ朝日新聞の顔として活躍している春日ニストだが、ここまで決して楽ではなかった。
● 劇場を借りるお金が無くて家でライブをしたり、先輩に朝まで6時間説教を受けた翌日、全身にじんましんが出来たり、K-1で鼓膜を破られて負けたり、5年間お付き合いした女性に突然「気持ち悪い」と別れを告げられたこともあった。当時はキツかったが、今では全て財産になった。TVで話せるからだ。特にダメージの大きかった話の方が使える。
● ということは当コラムも今後素敵な財産になる可能性がある。ただしそうなるには、皆様のご協力が必要なのだ。読んだ感想を聞かせて欲しいのです。特に、厳しめの感想を。ただし純度100%だと編集の方の春日に対する心証が悪くなるので、「面白かったけど」で始まるお手厳しいお便りをお待ちしております。
● それではまた、次回は天声人語でお会いしましょう。お体ご自愛下さいませ。
(お笑い芸人)以上ここまで… いいですね。うまく決まっています。<完>
- 登録日時
- 2012/02/26(日) 11:42
