【今月のトピックス①】
久々に再開いたします。興味のある方は読んでください。
● 長く当コラムを休んでいました。さしたる理由はなく私の気ままです。あえて理由を探せば他にすることがあったのと、3月、4月、5月と花粉症に悩まされ「やる気」が起きなかったことです。これからしばらくは記事をアップしますのでご笑覧ください。今日は再開のウォーミングアップでスポーツネタです。興味のある方は読んでください。次回からビジネスに役立つ情報をテーマに書きますのでよろしく。
● 前回、4月4日に大相撲春場所後の鶴竜の大関昇進について書きました。その大相撲も夏場所で日本人大関「稀勢の里」が優勝を目前にしながら自滅し、モンゴル出身の旭天鵬に逆転優勝されました。私は外国籍の人が日本で活躍することに異存はありませんが、日本人を応援します。ですから日本人が負けると「何をやっているんだ」とぼやきがでるのです。
● それは最近の女子ゴルフツアーの世界でも同じ現象が起こっています。ここ7試合連続で韓国人を中心とした外国勢に優勝をさらわれています。アメリカが不況で女子ゴルフトーナーメントのスポンサーが減って、試合数が減少しているため、日本のツアーに有力選手が逆流しているからだとも言われます。
● プロの世界ですから鎖国はいけません。しかし日本人女子プロには「しっかりせい」という思いが強くなります。ベテランになった不動裕理プロはもっと練習をするしかないと言っています。あたりまえの言葉ですが、若い頃人一倍練習をこなした不動プロの言葉には重みがあります。
● 当時、不動プロは1日8時間の練習は当たり前にこなしていました。ほかの人から「なぜそんな長い時間練習をするのですか」と問われたときに、「普通に会社で働く人は、最低8時間は仕事をしているのですから、私がそれと同じように練習するのはあたりまえです」と答えたと言います。
● 韓国人女子プロは子供の頃から全寮制のゴルファー養成学校で鍛えられてプロになってきているというそうですから、習得した体力、技術、ゴルフ脳は半端なものではないはずです。その人たちに負けないためには、正しい練習の積み重ねしかないでしょう。奮起を期待したいですね。
● ゴルフといえば男子の石川遼プロがアメリカツアーに挑戦しています。しかし、一時の勢いもなく壁にぶち当たったのか予選落ちが多くなり低迷しています。また昨年は日本国内でも優勝ゼロです。こうなれば野球の日本人大リーガーと同じようにアメリカ本土に移住して修行するしかないでしょう。
● その日本人大リーガーたちの活躍は明暗がはっきりしてきました。6月現在の合格点はダルビッシュ、黒田、青木の3人でしょう。大リーグの野球をNHK‐BSで見る機会が多くなりましたが、やはり一流選手たちは日本人と比べてレベルが高いですね。その中でこの3人には頑張ってもらいたいものです。
● その他では昨年まで中日にいた台湾国籍のチェン・ウェイン投手がオリオールズで昨日現在7勝と頑張っています。ダルビッシュが8勝、黒田が6勝ですからこの3人の勝利数と防御率争いも見ものです。
● 日本の野球のペナントレースに目を向けると、交流戦がほぼ終わり、8年目にしてようやくセントラルリーグの巨人が交流戦での優勝を勝ち取りました。有力選手の移動が要因のひとつでしょう。やはりセ・パの力が今年のように拮抗すると面白くなります。
● 巨人が優勝しましたが、このままペナントレースで独走するかと言えば、昨夜のNHKサンデースポーツで落合元中日監督がおっしゃっていたように、「そんなに甘いものではありません」に同感です。まだまだこれから混戦が続き、今年は両リーグともに最後までもつれるでしょう。それだけに見ごたえがあります。
● その他のスポーツでは20日(水)夜に行われるプロボクシング、世界ミニマム級王座統一戦が見逃せません。サラブレッド井岡一翔VS雑草魂の八重樫東のタイトルマッチは、八重樫の強い希望で実現した闘いです。鍛えられた2人の男たちの熱い闘いを応援しましょう。
● もうひとつ忘れてはならないのはサッカーでした。私は日本代表の試合しか見ないのでサッカーファンとは言えません。しかし先の男子のワールドカップアジア最終予選の3試合は見事でした。日本サッカーの進化を実感させられました。
● それは海外の高いレベルで揉まれた海外組の存在が大きいでしょう。そんななかオーストラリア戦での審判に批判が集まっていますが、それも条件のひとつです。ビデオで見るとDF内田選手は明らかに敵の選手を後ろから抱きかかえていましたね。欧州のプロの世界ではあたりまえのプレーかもしれませんが、状況から判断すると冷静さを欠いていたと言わざるを得ません。
● 今夜は「なでしこJAPAN」のロンドン五輪強化試合があります。相手はあのワールドカップ決勝で闘ったアメリカです。これも見逃せません。アメリカのワンバク、モーガンの両FWと日本のチームワークとの闘いでしょう。本番は五輪ですが、見ごたえのある試合を期待します。
● 同じ女子でもバレーボールには期待はずれです。主力を3人から4人外してのワールドグランプリ2012年ですが、タイに逆転負けを喫するとは情けない。控えの選手たちの必死さが伝わってきません。(本人たちは必死なのでしょうが・・・)真鍋監督には考えがあっての選手起用なのでしょうが。
● 最後にスポーツというかギャンブル色の濃い競馬です。三冠馬オルフェーブルを宝塚記念に出走させるか否かを調教師の池江師が迷っているようですが、休ませるべきです。少しでも懸念がある時は休ませるのが鉄則です。勇気ある撤退を望みます。
● またダービー馬ディープブリランテを7月に欧州遠征をさせるという矢作調教師とオーナーにも異論ありです。秋まで休ませて充電することで4歳以降も強くなるはずです。馬は人に向かって話すことができません。それだけに人間の配慮が重要なのです。名誉や金に欲を持つ人間が自制しないと有望な素材を壊しかねません。再考してもらいたいですね。
● 以上スポーツ大好きおやじの岡目八目でした。少し文章を書くエンジンがかかってきたように思います。次回からはビジネスをテーマに書いていきます。1週間に2本が目標です。ご期待下さい。<完>
- 登録日時
- 2012/06/18(月) 14:00