値上げが続く中、販売高あるいは数量は前年割れ
■9月1日(月)の午後8時からのテレビのクイズ番組『Qさま』というのを
ごらんになった方もいらっしゃると思います。その中のプレッシャーSTUDYの時間で面白いクイズが出題されていました。
■いくつかの問題がある中で印象に残ったのがこの問題でした。
Q:この上半期で昨年より下がったものを選びなさい。
①ガソリン(販売量)②デパートの(売上高)③新車(販売台数)④コンビニ
の(売上高)⑤マンションの新規販売個数(首都圏)⑥ゲーム機の(売上高)
⑦海外旅行者の(人数)⑧ビールの(出荷台数)⑨映画の(興行収入)
⑩ファミレスの(売上高)⑪首都高速道路(利用台数)
■みなさん正解はどれだと思われますか?ちょっと考えてみてください。
テレビでは11人の回答者が順番に1つずつ選んで行って、11個中10個の「下がったもの」を当てれば正解です。ひとつだけ「上がったもの」が混じっています。だれかがそれを選ぶとその時点で「ドボン」になり不正解になります。
■ 当日は10人の出演者が正解を重ねていきましたが、最後に宮崎美子さんが惜しくも間違えてしまいました。わたしは早々とゲーム機にしましたが不正解でした。これは販売台数ではなく売上高となっているのがひっかけかもしれないと思っています。単価が下がれば販売台数が微増なら前年割れですからね。
■このクイズの問題が本当に正しいのかを確かめたわけではありませんが、こ
ういう出題がされて殆どが前年割れであるというところに、巷間発信されている景気の後退、物価の上昇、収入の伸び悩みあるいは減が推測されます。
■こういう状況下で何をしなければならないでしょうか?業種・業態によって、
あるいは個々の企業の状況によって「対策」は違いますね。当然このような状況は認識した上でビジネスをお考えでしょう。高齢化とますますの収入減はわが国共通の近未来に起こる条件です。
(クイズの正解はコンビニの売上高でした。理由はタバコの自販機の規制だそうです。)
- 登録日時
- 2008/09/08(月) 18:28