▲お正月にはやはり花の写真がいいですね。知人からのプレゼントです。
【新年のご挨拶】
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」
●新年あけましておめでとうございます。
みなさま健やかに新年をお迎えのことと思います。今年も、あるいは今年は良い1年にいたしましょう!
●私は12月31日にパソコンのトラブルに遭い、半日の時間をとられました。
およそ7年近く使ったノートパソコンが半分壊れました。自動リカバリーで何とか動くようになりましたが、Cドライブの容量がなくなり引退を決めました。
●すでに1年前から画面に縦のラインが入って寿命が近いと思っていました。
それでもこの1年よく頑張ってくれました。ボディの左下は私の癖か、左手側面の手の跡の痕跡が残っています。
●多くの資料作成に活躍してくれました。このコラムを書き始めて3月で丸5
年になります。その間もこのパソコンが付き合ってくれました。とても愛着があって愛おしく感じます。ですが機器ですからいつかは寿命が尽きます。完全に壊れないうちに保存用ハードディスクとして引退させます。
●代わりのパソコンは出張用のレッツノートしかありません。出張が減ってき
ましたし、画面が14インチなのでとりあえず代用しています。画面が美しく動きも快適です。購入してすでに4年以上になりますがまだまだ活躍してくれそうです。
●このパソコンへの切り替え作業にも時間を取られました。当社のサーバーの
変更が10月末にありましたが従来のパソコンでしか設定変更をしていませんでした。メールアカウントの変更やホームページの管理画面へのアクセスの手順を忘れていました。
●ですがパソコンに詳しい知人の支援とノートに書き留めていた手順を参照してようやく従前にたどりつきました。いざという時に助けていただける人脈と物事を遂行するときの「手順の必要性」を痛感いたしました。(感謝)
●さて最新のパソコンを購入するかは思案のしどころです。今年の課題が1つ増えました。(笑)愉しみです。
●年が明けて年賀状です。私は年賀状にその年の決意のようなものを書くことが多いのです。昨年は「5つの決意」を書いています。その5つとその評価は以下のとおりです。
●①「ほんの少し」役に立つことをする。自己評価○
②「どんな時も」こころ穏やかにする。△
③「ちょっとだけ」確認をこころがける。×
④「小さなこと」を深く探求する。○
⑤「自分から」情報を発信する。△
●具体的なことは書きませんが今年もこの5つは継続したいと思います。そして今年のプライベートな年賀状には表題の言葉を書きました。有名な松尾芭蕉の「奥の細道」からの引用です。
●これは「月日は二度と還らない旅人だ。そのことを忘れずに今を生きなさい」という教えだそうです。私のモットーの3つのうちのひとつに「明日に向かって生きる、過去は反省すれど後悔せず」というのがあります。
●今年からこれを「明日に向かって『今を』生きる、過去は反省すれど後悔せず」に変更いたします。見果てぬ夢を追いかけるのではなく「今を大切に」こころ穏やかに生きていきたいと思います。(1月2日)
●ここで暖かいので2人の息子と初詣に出かけました。私の参拝は何かを実現してくれとお願いするものではありません。自分はこうするのでご加護をお願いしますというものです。あくまで自力主義です。
●おみくじは「中吉」でした。書いてあることを読むと必ずしもポジティブな内容ではありませんでした。要注意事項が多かったですね。特に健康面でした。こういうものに一喜一憂しないのですが、18年前のできごとから何か見えざる力が働くのだということは信じています。
●以前にも書きましたが、18年前の阪神淡路大震災の年のことです。ある家電量販店の旗艦店の店長をしていた私は、1月2日の初商いの日に店の近くの神社に初詣にいきました。その時のおみくじが「凶」でした。
●それだけならあり得ることなのですが、その数日後の恵比寿神社へのお参りでもおみくじで「凶」が出ました。そして1週間後の1月17日の大震災です。それから「予兆」について敏感になりました。
●自分の勘を磨くことは仕事をしていく上で重要だと思います。自分のしている仕事の課題に集中して必死に創意工夫、結果の検証を重ねていると「勘働き」ができるようになります。
●どのような仕事であっても、誰かのために役に立つ(価値を生み出す)ことを意識して創意工夫、結果の検証をしていれば面白くなります。勘が冴えるようになるまで積み重ねましょう。
●今日1月3日でお正月は終わります。大手家電メーカーに勤めている妹と電話で話をしていて自分が勤めていた会社が民事再生法を申請した11年前のことが甦ってきました。
●負のスパイラルに入った企業が甦るには並大抵の努力では実現できません。企業も個人も病気になる前に「今」の過ごし方を見直し、手を打っていかないと取り返しがつかないのです。未来は誰にも的確に予測することはできません。
●「今」に対して謙虚に、客観視して対応することは可能です。そして昨年末に書きました「松井秀喜」選手の引退記事にある松井選手の言葉、「自分でコントロールできないことではなく、自分が変えられることに集中する」という生き方をしていきたいものです。
●ここまで書いて終りにしようとしていると、パソコンを変えた関係でワードが2002から2007に変わっていて同じような操作ができません。パワーポイントともども新しいことをマスターしなければならない課題ができました。
●決して慣れ親しんだ古いパソコンに戻らないことを決意し、課題解決に取り組んでいきます。それが私の成長につながります。読者のみなさまもどうかご自身の課題解決に取り組んでください。本欄の記事が1年で1つでも参考になれば幸いです。
●今年もどうぞ御笑覧ください。よろしくお願いいたします。<完>
- 登録日時
- 2013/01/03(木) 13:13