▲伍魚福さんのホームページより転載しました。このような手書きの手づくりPOPがアップされています。いいですね。
「コトPOP」って何?については上記ファイル241-2をクリック
してください。
【2013年3月のトピックス①】
株式会社伍魚福が提唱する「コトPOP」って何?
●先日テレビを見ていたら「お客様に語りかけるPOP広告最前線」という特集をやっていました。(関西地区の朝日放送です)わずか10分ほどの番組でしたが興味深く拝見しました。取り上げられた企業は、新神戸駅構内のお土産屋さん、伍魚福という食品メーカー、そして有名なドン・キホーテでした。
●その中で株式会社伍魚福さんは私の地元の神戸市長田区に本社がある会社です。番組では同社の山中社長が「コトPOPの開発」についてお話をされていました。印象に残ったのが、コトPOPのねらいが、「商売をしていると売れ行きが悪くなると価格を下げるという手段に走りがちなのですが、当社は商品の価値を伝えることに注力をすると決めた」ということでした。
●しかもそのねらいはご努力の結果、的中して業績を伸ばしておられるということです。考え方は私も同感で研修などを通じて提案をし続けているのですが、実際に実業において成果を出されているのは素晴らしいことだと思います。
●しかも社内に「コトPOP研究所」なるものを設置し、自社製品の店頭POPを開発するとともに、関係先の企業や商店にセミナーや研修会まで開いておられるとのことです。
●すでに200種類上のPOPを開発し、同社のホームページで小売店がダウンロードして使えるようにされています。興味のある方はぜひ同社のホームページにアクセスしてみてください。
●今回は同社のホームページにアップされている【「コトPOP」て何?】という記事を上記の記号(ファイル241-2Pdf)をクリックすれば読めるようにしておきます。ぜひお読みいただければ、POPが必要な業種・業態の方には参考になると思います。
●ちょうど今月から本欄にて私流の「POP講座」を連載しようと思っていましたのでそのプロローグとしてご紹介しました。『価格を下げる』という手段を否定するものではありませんが、『価値を伝えて必要性を喚起する』という手段と両輪で知恵を絞るのが商売人の仕事です。ぜひチャレンジしてください。
<完>
- 登録日時
- 2013/03/02(土) 11:37