【2013年11月の雑感②】
今年の『断・捨・離』から思うこと
●昨年も11月に本やDVDを処分しましたが通販で送った業者に騙されたようで不満でした。段ボール9箱を着払い(およそ9,000円)で送ったのですが、見積もりの連絡がありません。電話をすると400冊ぐらいの本の価格が総額4,000円ほどの返事でした。(1冊10円です)
●不満なら送り返してほしいと言えば良かったのですが面倒なのでOKにしました。あとで見積書を送ってもらいましたが半分近くが買い取り不可の0円表示です。これなら近所の古本市場の方が良かったかもしれないと反省したものです。
●着払い費用9,000円も業者にとってはコストですから、実際はそれも計算されているはずですからね。おそらく10倍以上の価格で販売されたのでしょうね。結構良い本も入れていましたから・・・。(苦笑)
●そんなことを思い出しながら今年は溜まったビデオテープの処分をしました。録画したビデオテープが800本超ありました。ほとんどが外国映画、コンサート録画、競馬年鑑、ゴルフレッスンビデオです。
●今回は暇にまかせて約500本を捨てました。その際にラベルを貼っていないものや、メモを挟んだものが多かったため全てビデオで最初の部分をチェックしました。およそ25年位前からの蓄積物です。時間がかかりました。
●当時から、レーザーディスクの違法レンタルで借りてダビングした外国映画がすごくありました。1回しか見ていないのが殆どです。それをため込んでいたのですから大いなる無駄です。ほとんど後悔しないことにしていますが、これは時間と金を無駄にしたなと悔やみました。(笑)
●捨てたのは殆ど外国映画です。コンサート、競馬年鑑、ゴルフレッスンビデオ、教養番組の録画、それにもう一度見たい映画でレーザーディスクやDVDを持っていないものは残しました。それで約300本残りました。
●思わずこれは探していたんだという掘り出し物にも出会います。洋画「黒い瞳」などはDVDでも発売されていません。しかも録画ではなくビデオでの販売商品です。ほかにも10本ぐらいは再発見に歓喜するものがありました。多過ぎて埋もれていたんですね。整理整頓の効果です。
●残ったものはいつ捨てるか、18年位使っているビデオデッキが壊れた時にしようと思います。しかし日立製のビデオデッキですが、よくぞ18年も生き残ったものです。阪神大震災の直後に買ったので記憶に残っています。
●今回、残ったビデオテープはきちんと表示ラベル貼って整理整頓しました。分類ごとに区分することでとても選びやすくなりました。売場づくりと同じですね。プライベートでは実践できていませんでした。
●さて残ったものを週に3本を見ても全てを見るのに2年かかります。今回はできる限りもう一度見たなら捨てるつもりです。2年後には100本にしたいと目標をたてました。さて達成できますやら・・・。
●捨てた約500本のビデオテープは重かったですね。10数回に分けて生ゴミとして捨てました。ゴミ袋が破れないようにするのにも工夫が必要でした。本当に無駄なことをしたなと思いつつの作業でした。
●まだレーザーディスクとアナログレコードの処分が残っています。それぞれ300枚以上はあるでしょう。再生機器があるだけに捨てそこないました。そのうちDVDやCDを同じ数ほどコレクションしています。これもここ数年で処分しなければと思っています。(笑)
●私の態度は、厳密には「断・捨・離で」はなく「減・捨・執(着)」ですね。
好きなものをやめるわけにはいかないので、減らすことに集中したいと思っています。
●年が明けたら本の処分と、仕事の資料を捨てるつもりです。過去から決別していくのが人生の第4楽章の生き方でしょうからね。やがて捨てて、捨てて残ったものが本当に自分の身に付いたものだということに気づくことになるでしょう。
●実は本当に身に付いたものが少ないということに気づかされる怖れが、物に対する愛着という形で私の行動を縛っているのかもしれません。ほんの少し勇気を持って捨てる決断を積み重ねていきたいですね。その結果どのような気持ちになるかは愉しみです。
●人間のライフスタイルには「生産」「消費」「使用」「体験」「所有」「浪費」などがあります。長らく人生の中心だった生産活動の時代が減りつつある今日この頃、これからは「使用」と「体験」のウェイトを増やしていくのが賢明かと思っています。
●そのためにも「捨てる」ことに躊躇しない決断を積み重ねたいですね。
<完>
- 登録日時
- 2013/11/26(火) 11:00