【2014年1月の雑感①】
新年あけましておめでとうございます
●清々しい新年の朝を迎えています。しかし外は北風がヒューヒュー吹いて寒そうです。今日は炬燵の守をして過ごします。
読者のみなさま「新年あけましておめでとうございます」。
本年も皆様にとりまして良き年でありますよう心からお祈り申し上げます。
●昨夜は紅白歌合戦をほとんど見ないでプロボクシングをテレビ観戦していました。3つの世界タイトル戦でしたが、いずれの試合も久々に大熱戦で興奮しました。これぞ「プロ」のボクシング世界戦でしたね。
●この日に備えて「練習に練習」を重ねて、心技体を鍛え尽したもの同士の闘いは美しい。感動しました。プロはこうでなければなりませんね。
●今年の年賀状には冒頭のご挨拶に続き、「午年の五カ条」なるものを記載しました。毎年自分の生き方の「こころがけ」みたいなものを書いています。
●人はみな「今年は良い年にしたい」(幸せになりたい)と願います。それは生きる「目的」ですがそれだけでは何を実現すれば良い年なのかはわかりません。それは個々人の中に「目標」としてあります。そしてそれを実現するには具体的な「手段・方法」が必要です。
●「こころがけ」とは目標と手段・方法の間に位置するもので、「生き方のガイドライン」みたいなものです。それは各人で設定すれば良いのですが、私のものが参考になればとお伝えしているのです。
ここではその五カ条の紹介と記載した理由を述べたいと思います。
●昨年末に年賀状を作成するのにちょっと考えたことがあります。毎年なにかしらの1年の過ごし方の決意のようなものを書く習慣があります。今年の干支は午年ですから「馬にちなんだ」ものにしようと決めました。
●候補は、昨年本欄にも書きました韓流TVドラマ「馬医」における首医コ・ジュマンが医学生ペク・クァンヒョンに贈る言葉です。「気高い志を持ち、良心に従い自分の生きる道は自分の意思で決めよ」という主旨のものです。
●次は趣味の競馬から、有馬記念で記憶に残るレースをした「オルフェーヴル号」に関する思いです。オルフェーヴルは現役時代、阪神競馬場で神戸新聞杯と阪神大賞典をナマ観戦した馬で、美しい栗毛が印象的でした。彼の波乱万丈ぶりは競馬ファンなら周知のことです。
●競走馬はいかに毎年、成長を積み重ね充実していくのかというのを短期間で見せてくれます。言葉を通じ合えない者同士(馬と人)がいかにしてコミュニケーションをとっていくか、その難しさを乗り越えることの必要性が学べます。
●最後に「馬」を「ウマ」と置き換えたダジャレ五カ条です。思案の末それを採用することに決めました。理由は「馬医」も「オルフェーヴル」も私の趣味の範疇であって、読み手の関心は必ずしも多くはないと思ったからです。
●じゃあダジャレ五カ条は良いのかと言えばそうでもありません。(笑)ですが私の信条に近く、読み手の方にも多少参考になる可能性があると考えたから決めました。要はご自分で決められたものが大事なんですからね。
●ということで、その理由を以下順にご紹介していきます。
●①ウマい話には「見極めて」挑む。
世の中、うまい話には騙されないように用心しようというネガティブな捉え方だけではありません。チャンスがあるかもしれないのです。「見極める」ことがミソです。情報収集をきっちり行って判断をした上で、果敢に挑むことが大事だという戒めです。ですが詐欺にはご用心!
●②ウマくいくと「信じて、挑戦し、努力」する。フィギュアスケートの浅田真央選手を応援していてメモしたものです。自己肯定+積極果敢な意思+練習の積み重ねの重要性を言葉にしました。彼女には何としてもソチ五輪で金メダルを取ってもらいたいのです。ガンバレ真央ちゃん!そして受験生、就活生。そして「わたし」。
●③馬の耳に念仏も「時には必要」。
馬の耳に念仏とは、意味が理解できない者に念仏を唱えても心は動かせないという意味ですね。
人の言葉に過剰に反応しないことも時には必要ということです。宮部みゆき原作のTVドラマ「名もなき毒」で「言葉の毒」で人を傷つけるというのを見た時に浮かんだ言葉でした。
●④ウマくいかないことがあっても「自分を責めない」で「やり方を変えてみる」。
マイナス思考からポジティブ思考への転換です。「反省すれど後悔せず」くよくよしないで「反省の中から次の打つ手を考える」ことの方が良い結果につながります。
●⑤仕事も趣味も家庭も健康も、ウマくできるように「創意工夫」をしてみよう。
人生の4つの分野のバランスを考えて、それぞれに独自のスタイル創っていく、それには「創意工夫」を習慣にすることです。人間は「考える存在」ですからね。思考停止は怠惰の始まりです。
●とうことで今年の年賀状に記載した言葉の「理由」を書いてみました。人に何かを伝えるときには「意見」+「理由」が有効であることは周知のことですね。商売でも、チラシやPOP広告、接客トークにも通用する原理です。
●今年もどこかの誰かに、ひとつでも役に立てればという思いで本欄への投稿を続けていきます。興味のある方は時間が許される時にご笑覧ください。
年賀状には「ご笑覧」を「ご照覧」と謝って書いてしまいました。(笑)投函の直前に気づいて手書き修正をしました。おかげで1日遅れになってしまいました。
●誤りに気づけたのは幸いでした。日々小さな間違いを重ねる歳になってきています。用心、用心!
今年もそれぞれの「午年の五カ条」をもとに良い年にしましょう!<完>
- 登録日時
- 2014/01/01(水) 12:23