【2014年02月のトピックス④】
佐村河内 守氏の本当の「ビョーキ」
●佐村河内 守氏の事件については先週本欄で感想記事をアップしています。その時点ではまだ不確実な情報ということで慎重に書きました。ところがその後本人がゴーストライター新垣氏の証言をほぼ認めることで、多くの嘘が白日のもとに晒され、マスコミの格好の餌食となっています。
●私はこの件で続編を書くつもりはありませんでした。唾棄すべき恥知らずの男として、注目するのも時間の無駄だと考えるようになったからです。午年の今年の五カ条に「ウマい話には『見極めて』挑む」という戒めを立てましたが、その教訓の1事例として記憶に残すぐらいのものだと思っていました。
●ところが今朝のメルマガで「ブレーキ解除セラピスト」の谷口祥子さんが興味深い内容のものを送ってくれました。それを紹介して「なるほどそういうことかもしれない」と共感したものを、本欄の読者とも共有したいと思います。
●記事の全文は谷口さんの無料メルマガを申し込んで確認いただきたいのですが、面倒な方のために一部分をコピペして紹介いたします。その内容とは・・・
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彼はいったい何のために
このような行動をとってきたんだろう?
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多くの方がそう思っていることでしょう。
そこで私なりに検証してみたところ彼はどうも「演技性パーソナリティ障害」
ではないかと思うのです。
「パーソナリティー障害」とは、
精神疾患の一つであり、一般的な人たちに比べて
極端に違う思考や行動パターンを持つために
スムーズな社会生活が送れなくなっている障害のこと。
その「パーソナリティー障害」はさらに何種類かに分かれているのですが
“演技性パーソナリティ障害”とは、その中でも他人に注目されていること、評価されていることを最大の関心事とするタイプで
●注目の的になるような行動をとり続ける
●芝居がかった態度や感情表現をする。
●空想の中で幻の自分像をつくる
●自分の身体的・性的な魅力を強調する。
●自己中心的で他人に興味がない
●人の心をつかみ心酔させるような話術を持っている
●イマジネーションが豊か
●情緒不安定
といった特徴があげられます。
要は、
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他人からの賞賛=自分の存在価値
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と思って生きている人たちなのです。
ネット上では、彼の真実の生い立ちを知ることができないので
あくまでも憶測の域を出ませんが
今、テレビで採り上げられている彼の言動を集めただけでも
ほぼすべて当てはまると思いませんか?
一般的に演技性パーソナリティ障害を抱える背景には
幼少期の母性的な愛情の不足や遺伝的な要因
さらには身近な大人の影響などがあげられるようです。
元々私は「病名」をつけることによって人にレッテルを貼ったり分類したりするのはあまり好きではありませんが
この「パーソナリティ障害」に関しては
愛情不足などを原因とした、れっきとした病気であり
改善の余地があるというのが、大きな救いだと思っています。
本人は無意識のうちに、人から評価されるためさまざまな行動をとるわけですが、それが社会的な問題を引き起こし評価されるどころか、どんどん人が離れていく。
これは本人が望む結果ではないのでとてもツライことだと思います。
もしこれを読んで、「自分もひょっとしてあてはまるかも?」
と思われたら、専門家をたずねてみられてはいかがでしょうか。
幼少期の経験に起因するものであれば充分に改善が可能ですから。
●いかがでしょう?谷口さんとは著書「ほめ方のルール」(明日香出版社刊)で知って4年近くメルマガを拝読しています。非常にクレバーな方だと思っています。興味のある方はぜひホームページを参照されてはいかがでしょう。
●私は精神疾患については専門外ですのでこの記事の内容について的を得ているのか否かは分かりません。ですがこの記事は説得力があります。なぜならそれは本件についてまっとうな解釈と理由が述べられているからです。
●私は谷口さんの見解と根拠の提示によってこの事件から解放されそうです。(笑)そういえば私の人生においても、今までにこれに近い人物に出会ったなと思いを巡らしています。まっとうに生きておられる多くの善人の方が、このような人物に騙されないようにこの情報をインストールされることをお勧めいたします。<完>
- 登録日時
- 2014/02/17(月) 13:47