▲今回はムラサキツユクサの花です。紫色の花は好みです。花言葉は「貴び、尊敬、一緒にいたい」だそうです。
【2014年7月の提案➂】
ビジネスパーソンの能力五角形で最強の自分を創る!<後編➂>
対人力の要、コミュニケーションスキル:その3
■前回に引き続き酒井とし夫先生の無料動画セミナーの概要を私のメモをもとに私見も交えて紹介します。今回は第6回のみとしました。第7回のテーマは私の見解では初めてだと少し難しくて長くなりそうなので単独にします。
■第6回:苦手意識を持つ人とのコミュニケーション
苦手意識を軽減してストレスを減らすことができ、そして相手と良好なコミュニケーションがとれる方法の紹介です。
●あなたは身近に苦手な人はいるでしょうか?そういう人が居るのなら避けて通るのか、あるいは関係を良くするまでもなく何とかコミュニケーションをとれるように努力するのでしょうか?
●仕事をしていてそういう状況に遭遇すれば、後者をとらざるを得ませんね。そんな時にストレスを感じて自滅しないように、『苦手意識のコントロール法』を身に着けてください。
●私たちは五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を通して相手を「認識」して「記憶」し、「保存」します。この保存された認識が次回からその相手に会った時に「反応」するようになります。
●相手が自分より凄い人、怖い人、偉い人などの場合、その人に会った時に、蛇に睨まれたカエル状態になったことはありませんか?
私はありました。また何となく嫌な感じを持つ人っていますね。
●その要因は、「苦手意識というのは過去の経験から、自分なりに相手を『解釈』しているに過ぎない」と酒井さんはおっしゃっています。だから苦手な人のイメージを自分の心の中で変化させれば良いのだと提唱されています。
●その場合、視覚、聴覚、体感覚(触覚、味覚、嗅覚の総称)を使って自分の心の中で」相手のイメージを変えることだと言われます。この考え方はよくわかるのですが、方法論として私はピンときません。
●現状はそういう人がいないので確かめる術がないのです。過去の経験では、こういうことを知りませんでしたので、「無理をしてでも問題解決のために相手の懐に飛び込みました」。それ以外ではできるだけ避けて通るようにしましたね。
●たしかに事実や相手そのものを変えることはできませんが、自分の相手に対する『認識』を変えることはできます。また「過去と他人は変えることはできないが、未来と自分は変えることができる」という箴言がありますね。
●仕事におけるコミュニケーションの目的は、相手を動かすことです。そして自分の意図する成果が得られるように導かねばなりません。そのためには自分が変化するということも忘れてはならないでしょう。勿論、自分の信念を曲げないという場合も必要でしょうが。課題と相手と状況次第です。
●この項を書いていて思い出したことがあります。テレビによく出ている吉本新喜劇の役者、小藪千豊さんを初めて見た時、若いころ(20代前半)に苦手だった同僚と顔がよく似ていたため、「嫌な感じ」を持ったことがあります。
●しばらくは何度見ても面白くはなく、嫌な奴だという偏見を持っていました。ところが長く見続けていて、彼のコメントなどを聞いているうちに抵抗感がなくなりました。さすが座長に選ばれるだけのことがあると思えるようにもなりました。意図的にそうしたわけではないのですが、私の小藪さんに対する「認識」が変わったからでしょう。
●この項目は心理学的の教えでは「従属要素の変更」と言うそうです。まだまだこれから多くの人と関わっていかねばならない人は、ぜひこの方法を確かめてみてください。どこかでピンとくれば自分のものになります。手段・方法を多く持つことは生きていく上での武器になります。ぜひお試しください。
●第7回:影響言語とアンカリングは次回に書きます。お急ぎの方は酒井さんの無料動画セミナーをご覧ください。<完>
- 登録日時
- 2014/07/15(火) 15:49