▲クレオメの花:6月から10月に咲きます。花言葉は「秘密のひととき」「あなたの容姿に酔う」「小さな愛」です。
【2014年09月のトピックス①】
アドラー心理学:短所を長所に置き換える練習
■「漫画でわかるアドラー心理学」を先月から今月にかけて読みました。本の紹介は本欄の「9月の今月読んだ本」を参照してください。今日はその中から「勇気を発揮する4つのポイント」の1つである『短所を長所に置き換える事例』を紹介します。
●本書を読まれればそこに答えは書かれていますが、忙しいビジネスパーソンに短期に学びを得ていただくために、問題形式にしました。これは特別な知識がなくても自分の常識にしたがって考えれば分かることだと思います。ぜひチャレンジしてみてください。
●問題:以下の人間の短所を表現する言葉を長所に置き換えてください。
①短気→
②暗い→
③優柔不断→
④忍耐力がない→
⑤集中力がない→
⑥威張っている→
⑦頑固→
⑧元気がない→
⑨ノーと言えない→
⑩口下手→
⑪自立心に欠ける→
⑫生意気→
⑬おしゃべり→
●この中には読者個々にとって別に短所ではないと思われる表現があるかもしれません。その場合は、「なぜそう思うのかを記しておいて」それでもアドラー先生の質問に応えるべく無理矢理でも置き換えてみてください。
●その理由は自己概念を拡大するチャンスになるかもしれないからです。私たち個々の常識は、過去の経験などから出来上がった価値観などで自己概念が形成されています。それと違うものに出くわしたときに、拒否や無視をすると自己概念は拡大しません。
●現状の自分から飛躍するためには、自己概念に凝り固まらない柔軟性が必要です。それに理論を学ぶということは実践に使えるようになるためです。本を読んで理屈が分かったと思っていても、実際の場面で使えるようになるには具体的なことにチャレンジしないと身につかないからです。
●違和感を持たれた言葉も、長所に置き換えることで新たな見方ができるかもしれません。あるいはここに書かれていない短所を思いつかれるかもしれません。問いに対して答えるだけよりも自分で問題を考えるまでのことを思いつかれるのが柔軟性です。
●この問題の解答は次週にアップします。早く答えを知りたい方は本書を購入されるか、本屋さんで立ち読みしてください。(座り読みできる本屋さんもありますね)
ですがその前に自分の頭で考えるという行為を愉しんでください。
●余裕のある方は長所に置き換えたものを相手に伝える話し言葉にして表現してみてください。考えたことを人に伝えるにはどうすれば良いのかまで考えるのも思考の拡大で実践に役立ちます。
間違いは気にしないで、勇気を持って取り組んでください。私もチャレンジしています。<続く>
- 登録日時
- 2014/09/03(水) 12:04