▲秋の彼岸花。この花を見ると30年以上前のことを思い出します。当時勤めていた会社で行った天風会合宿訓練会の2泊3日を終えて、会場の多門寺というお寺からの帰り道にこの花の「輝くような赤の美しさ」に見とれた記憶がよみがえります。
【2014年09月のトピックス④】
誤った重ね言葉を知っていますか?
■9月6日付の朝日新聞別刷り「beランキング」からの話題です。『気にせず使っている重ね言葉は?』というキャッチコピーでいくつかの普通に使っている(誤った)重ね言葉のランキングが紹介されていました。
●調査対象は朝日新聞デジタルの会員の方々です。新聞記事は上記の紙面をクリックすれば読めるようにしておきました。ですがその前に以下の重ね言葉がなぜ誤っているのか、その理由をお考えください。頭の体操になると思います。
●言葉はランキング順位どおりに挙げておきます。
①決着がつく:
②違和感を感じる:
③従来より:
④お体をご自愛ください:
⑤第一日目:
⑥遺産を残す:
⑦後遺症が残る:
⑧過半数を超える:
⑨留守を守る:
⑩後で後悔する:
⑪すべてを一任する:
⑫連日暑い日が続く:
⑬古来から伝わる:
⑭募金を集める:
⑮炎天下のもとで:
⑯かねてからの懸案事項:
⑰犯罪をおかす:
⑱最後の切り札を出す:
⑲嫌悪感を感じる:
⑳元旦の朝に:
●これらの言葉を私のパソコンのワードで打っていると、9つの言葉に用法が間違っていますよという警告が出ました。
●新聞記事では「重ね言葉=誤り」ではないという記述があります。できれば避けたいという表現のようです。また話し言葉では違和感がない場合が多いが、文字に書くと重複がわかるということです。
●会話では目的が相手に意味を伝えることですから、繰り返して言うなどは日常的に行われます。ですが、文章にするということは誤りがそのまま残ります。できれば知っていて無駄な重ね言葉を使わないようにした方が良いでしょう。
●私の場合は今まで、②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑫⑬⑭⑰⑱⑲の15個も違和感なく使っていました。記事を読んで「なるほど、そういうことか」と納得しました。文章を書く場合には注意したいと思います。早速メールで④の「お体をご自愛ください」は修正して使うようにしています。
●正解となる理由は新聞記事を参照下さい。(上記紙面をクリックすれば見ることができます。)ですが11位から20位の答えは掲載されていませんのでご自分で考えて、ネットなどで確認してください。<完>
- 登録日時
- 2014/09/22(月) 09:35