▲引き続きクロッカスの花。知人が送ってくれる写真も花が増えてきました。前篇とは違う色のクロッカスです。花言葉のひとつが「歓喜」でした。「歓喜躍動」春にふさわしい4文字熟語です。サラリーマン時代に勤めていた会社の社長が毎年、年の初めに色紙に書いて発表されていました。一番印象に残っています。
【2015年3月のトピックス➂】
旬のモノを食べると人の健康に良い影響を与える<後篇>
■昨日は夕食時に「いかなごのくぎ煮」を肴に日本酒をいただきました。美味しくてメインのおかずがいらないくらいです。しばらくは毎日賞味できそうです。こういうのも幸せのひとつですね。(笑)
●後編は「旬の魚介」です。講師は元漁師で通産官僚の上田勝彦氏です。高見沢某という女性の栄養士の方がご一緒でしたが、上田氏のキャラが立っていて注目はそちらに向かいました。人を惹きつけるプレゼン能力は抜群です。(たまにこの番組に出てこられるので見ていない方は注目しておいてください)
●まずベスト6の第6位から。『カツオ』です。鉄分たっぷりの魚でマグロの2倍の鉄分が含まれています。鉄分は①貧血 ②頭痛 ➂肩こりに効果があります。ですが鉄分は体に中で形を変えられないと吸収しにくいそうです。
●そこで料理法は大根の千切りに塩を入れて混ぜる、そこにレモン汁(ビタミンC)をかけてカツオとまぜるカツオの「つかまんぜ料理」がおすすめだそうです。カツオを手でちぎっていたのが印象的でした。味がしみ込みやすいからだそうです。
●第5位は『ホタテ』。ひとり2個で十分だそうです。タウリンがたっぷりで、メリットは肝臓の働きを高めます。つまり肝臓にある酵素の働きを高めるのでアルコールの解毒にも役立ちます。酒を飲むときは「ホタテ」を肴にしましょう。
記憶力を高めるとか高血圧対策にも効果があるそうです。料理法は熱にも強いので海苔と合わせた「磯辺焼き」が紹介されていました。旨そうでしたね。
●第4位はコラーゲンたっぷりの『メバル』(春告魚と書きます)。この魚、春は産卵前で栄養たっぷりだそうです。コラーゲンが豊富なので①肌荒れ対策、②動脈硬化の防止に役立ちます。ビタミンCと鉄分と一緒に取ると良いので、菜の花と一緒に食べる煮つけが最適の料理法だそうです。「メバルの塩煮」が紹介されていました。
●第3位は『シラス』。イワシの子供ですね。①骨粗しょう症、②心臓病対策に良いそうです。最強のシラス料理としてシラスのパンケーキが紹介されていました。はちみつと合わせるとさらに効果的だそうです。
●第2位は『ホタルイカ』。ビタミンAとEがたっぷりで活性酸素の働きを抑えるので、その効用は①老化防止、②ストレス解消。
ホタルイカの内臓に栄養分が含まれるので、まるまる食べる炒め物が良いそうです。
●ビタミンCが多いジャガイモと一緒に炒めると美味しく、さらに栄養分が増します。炒めるときは塩、酒、しょうゆを加え、最後にネギを加えると一層おいしくなるそうです。これはやってみたいですね。
●そして第1位が『鯛』です。春の鯛は「桜鯛」といって一層おいしいようです。冬の疲れを取ってくれる「BCAA」をたっぷり含んだ魚です。疲労物質を脳に入れるのを防ぐので①疲労回復に効果があります。また運動する人には分岐アミノ酸という要素が効果的ですのでスポーツをする人には欠かせない魚だそうです。また②ダイエット対策にも効果があるらしい。
●料理法は鯛の角揚げ+アスパラガスの和え物が紹介されていました。
「BCAA」は水に溶けやすいので油で揚げるのが最適だそうです。
選ぶ時のポイントは目のふちのアイシャドウが濃いものが新鮮ですって。尾っぽのあたりがふっくらしているのが旨いそうです。
■私は今回の番組では魚の方に興味を持ちました。歳を重ねて肉料理より魚料理の方に関心が向いているからでしょう。上田氏のプレゼンを観ていると一層なるほど感が高まります。以前にも魚料理は、煮る(水)、焼く(火)、蒸す(空気)、揚げる(油)、と生で食べる方法があるとおっしゃっていました。
●旬の魚を5つの調理方法でいただけば美味しく,愉しめますね。上田氏は「旬のモノを食べると人間の体は健康になるようになっているんだ」と断定的におっしゃっていましたが、これだけの事例を示されると「なるほどそうかな」と思ってしまいます。(笑)
●いかなごのくぎ煮も美味しいのは体験できていますが、旬のモノだからなんとなく体にもいいんだなと思ってしまいます。玉筋魚(いかなご)はどのような効用があるのかは調べてみないとわかりませんが。
●最後に水揚げされた魚は生き物です。それらを殺して食しているのも事実です。人間は感謝の気持ちを持っていただかないといけないのではないでしょうか。
私たちは生きている自分であると同時に、生かされている存在であるという認識が必要ですね。<後編完>
■ようやくトピックス②と➂を書きました。少しエンジンがかかってきたようです。2月に外国の小説「アレックスという女」文春文庫を読んで後味の悪い思いをして、3月は横山秀夫氏の小説「64」文芸春秋社=単行本を読んで三分の2まで重くて辟易しました。最後の100ページぐらいで一気に読みましたが、えらく時間がかかってしまいました。
●私には警察小説は大沢在昌、誉田哲也、今野敏氏の方が読みやすく面白いです。横山さんの小説は重く感じます。近々NHKドラマで映像化されるようですが、そちらの方が面白いかもしれません。
●読書がおっくうになりDVDを観る時間の方が増えています。また本を捨てる時が近づいているようです。
- 登録日時
- 2015/03/20(金) 09:45