▲カサブランカの花。「ユリの女王」といわれます。花言葉は「高貴」「純粋」「威厳」そして『祝福』などです。今回は『祝福』が最適ですね。
【2016年8月の雑感➂】
スポーツが熱い夏ですね<その2>
■今日は8月19(金)。相変わらず暑いですね。昨日に続き朝からオリンピック関連の情報が飛び込んできます。リオデジャネイロとは12時間の時差があるので朝目が覚めると昨日の結果を観るのが習慣になっています。
●午前6時スマホで確認した後散歩に出かけます。途中、携帯しているラジオからもニュースが飛び込んできます。今朝は何といっても女子レスリング53kg級の吉田沙保里選手の決勝での敗戦と涙のインタビューがトップニュースです。
●多くの方がテレビでインタビューをご覧になると思いますが、泣きじゃくりながら「ごめんなさい」と謝る吉田選手を攻める人はいないでしょう。彼女の悔し泣きにはもらい泣きしてしまいます。
●感情豊かでやさしい吉田選手には一抹の不安を持っていましたが、現実となると残念です。おそらくプレッシャーは相当なものであったと推測されます。そのうえ相手が悪かった。24歳の米国の挑戦者は55kg級の世界選手権金メダリストであり、相当吉田選手を研究していたようです。
●吉田選手の高速タックルを防ぐ構え、頭と両手の使い方をテレビの解説者が伝えてくれていました。昨日は日本選手の大逆転勝利に選手もわれわれも歓喜していましたが、敗者の悔しさを思いやることはありませんでした。
●今朝の吉田選手の敗戦の悔しさ、涙は私たち観客の心のバランスをとるにはちょうどよかったのかもしれません。敗者の心の痛みに思いを馳せることも必要です。また勝負に負けての悔し泣きは選手たちを強くするきっかけになります。
●吉田選手の敗戦は伊調選手を除く他の後輩たちに引き継がれていくでしょう。それが東京オリンピックへとつながる気がします。
●そんな悔しい事態に光を差してくれたのが63Kg級の川合梨紗子選手の金メダル奪取です。彼女は事前の予想では銀メダルでしたが、決勝戦では相手を圧倒する強さで金メダルに輝きました。凄い!お見事、あっぱれ、おめでとうございます。新しい力の台頭ですね。
■朝のテレビダイジェストで興味深かったのは女子バトミントンダブルスの決勝です。
準決勝の韓国戦も観ていたのですが、卓球と同じで体に悪い。LIVEで観るとハラハラドキドキします。(笑)
●高橋礼華、松友美佐紀のペアは決勝戦でデンマークの大柄な選手のペアと対戦しました。第1セットを落とし、第2セットで取り返してイーブンのまま第3セットです。
●一進一退の大熱戦です。19対16と追い込まれ、あと2点で敗戦というところから5連続ポイントで逆転勝ちでした。勝つことが分かってみるVTRですからハラハラドキドキはありませんが、選手は大変だったと思います。
●高橋選手の豪快なスマッシュと松友選手の冷静な対応力のコンビが絶妙でした。最後の5ポイント連取は何かゾーンに入っていたのではないでしょうか?
ともあれ日本人初のこの競技での金メダル奪取は見事です。おめでとうございます。
●女子個人戦の奥原希望選手が準決勝でインドの選手に負けてしまいました。残念ですが、3位決定戦の相手の中国選手の棄権により銅メダルが確定しました。勝ってメダルと行きたかったでしょうが、これも運です。おめでとうございます。
●バトミントンは普段テレビ中継がありませんから観る機会がないのですが、以前実業団の練習を拝見する機会がありました。傍で観るラリーのスピードは半端じゃありません。あの時の凄さを思い出しながら練習に練習、試合の積み重ねで技術を身につけて本番で優勝する高松ペアに感服です。
■オリンピックももう終盤です。日本人選手のメダルラッシュも終わりでしょうか?思いがけない朗報が飛び込んでくることを願いながらもらった感動を自分のこれからの行動の勇気にしましょう。<完>
- 登録日時
- 2016/08/19(金) 15:38