【2017年4月の雑感①】病気診察備忘録
▲菜の花と桜のコラボ風景。別途アップする桜の鑑賞散歩のときに撮影しました。おそらく短期間にしか見られない風景でしょう。この日(4月12日)に散策したご褒美でした。
4回目の抗がん剤投与開始
■4月4日(火):神戸医療センターにて抗がん剤の通院治療4回目が始まりました。3月30日(木)にようやく近所の歯科クリニックで1回目の治療が始まり歯痛は少しましになりました。でもまだ歯茎に違和感があります。
●主治医に報告するため副作用の数項目をまとめて行きました。
①しゃっくりは3月22日(水)から25日(土)4日間出ましたが軽いため漢方薬は飲みませんでした。
②鼻血が3月22日(水)から4月4日(火)まで毎朝6時から8時までありました。<今回はこれが副作用で一番苦痛でした>
私は花粉症のためこの時期は鼻水が止まらないので薬(パブロン鼻炎薬)を服用しますが夜は飲まないので明け方に目が覚めます。
➂しびれは3月21日(火)から3月28日(火)まで8日間指先に発症。冷たい水は厳禁。風にあたっても痺れます。手袋やお湯が手放せません。
④体のだるさは3月24日(金)から27日(月)4日間がひどい。今回は歯の痛さが重なって何もする気が起きない。でも朝のストレッチとラジオ体操、午前中のスーパーへの買い物は頑張って行った。
⑤脱毛は今回も多い。髭も伸びない。特に3月27日(月)から4月3日(月)までの8日間は顕著であった。
⑥ずっと声が掠れるようになった。しゃべっていて自分の声が以前とは違うのがはっきりわかります。元に戻るのだろうかと不安がよぎりますが、なるようになると諦めています。
⑦今回の最大の難関は『歯痛』でした。3月20日(月)から痛み出し、3月30日(木)に1回目の治療をしてもらうまでの11日間は試練でした。抗がん剤の副作用よりこのことで体力気力を消耗してしまいました。ですが、食事は無理やり右の歯で噛んで通常通りに食べる努力をしました。
⑧口内炎は出来ませんでしたが唇の周辺が痺れて違和感がありました。冷たいものは飲みませんが、歯磨きをするときに水を使うので痺れました。最近はお湯を使うようにしています。またコーヒーやお茶、味噌汁は少しぬるくしないと従来のおいしさが味わえません。困ったもんです。
●4月4日の主治医の診察と見解。
①血液検査の結果、概ね大丈夫だが「腫瘍マーカー」の数値が上がっているとのこと。よってがんの状態がどうなっているかCT検査(造影剤使用)をしたい。
4月14日(金)に検査をして次回の(5回目)抗がん剤投与日の4月18日(火)に今後の治療の判断をしたいとのことでした。
抗がん剤の効果が出ていればそのまま5回目の投与を開始するが、良くなっていなければ薬を変えたいとのことです。その場合は1週後の4月24日(月)に入院し、25日から27日までの3日間治療を行うらしい。
これは外科医にとっての治療マニュアルがあって、1つ目の抗がん剤で効果が無ければ次はこれ、それでもだめなら次は…というように4ステップぐらいあるそうです。やってみないと効果が判別しないそうで、原因不明のまま対策を行うのです。要は『仮説』に基づき実験しないと効果が判明しないということですね。
(先のブログに書きました仕事研究にも限界があって、いくら検査しても原因が分からない時は仮説を立ててやってみるしかないということです。)
●昨日4月13日(木)にようやく2回目の歯の治療をしてもらいました。まだまだ完治には至りませんが痛みはなくなってきました。体調も抗がん剤が抜けて今週初めから元気になってきました。ようやくブログを書く気力、体力が出てきました。
今日は午後からCT検査に出かけます。午後3時まで絶食です。お茶と白湯で過ごさねばなりませんが、体調が良好なのが救いです。ですがヒノキ科の花粉の飛散が最盛期のようで薬を飲んでも鼻水が止まりません。歯痛が収まれば鼻炎、なんとも次から次へと試練がやってきます。
●しかし3月20日(月)の歯痛に始まった抗がん剤の副作用はことのほか厳しく、4月10日(月)までの3週間は辛い日々でした。ようやくトンネルを抜けた気がします。まだまだ試練は続くのでしょうが、「力の誦句」を唱えて頑張ります。体重が55キロに減ったまま増えないのが気がかりですが…。<次回へ続く>
- 登録日時
- 2017/04/16(日) 09:37