【2018年5月の雑感②】病気備忘録
▲自宅前のサツキの花。ツツジの後に満開でしたが5月の終わりと共に枯れつつあります。花言葉は「節約」「節制」「幸福」などありました。私には「節制」がふさわしいですね。
5月を終えての雑感
■5月15日(火)に27回目の抗がん剤投与を終えて、いつもどおりの副作用を経て先週はまずまずの体調でした。診察は変化なし、現状維持でした。先生に「最近目が見えにくくなったんですが」と訴えると「眼科を紹介しましょう」と仰っていただいて17日(木)に受診しました。
●眼科ではテレビを見る3mぐらいの距離ははっきり見えますが、70㎝のパソコンが見えにくいんですと言うと、検査していただき近視用のメガネが必要ですと言われました。処方箋を頂いたので近くのJINSで購入しようと思います。
●同時に白内障と緑内障の検査を受けました。白内障の方は有りますが緊急の対策は必要ではないとのこと。しかし緑内障の方は再検査が必要と言われ、明日29日(火)に28回目の抗がん剤投与と同じ日に時間の隙間を縫って検査することになりました。
●緑内障は怖いので異常がないことを祈るばかりです。歳を重ねると老化が進むのは避けられません。最近は思い出したように目の運動をしています。上、下左右、に10秒ずつ動かし最後に右と左に回転させるだけです。天風会で習った時はよくやっていたのですが忘れていました。
●抗がん剤投与後に声が掠れるのが気になります。衣笠祥雄さんも最後は窮屈な声を出されていましたからね。あとは頭髪以外の体毛が抜けてしまっているのが気になります。体は女性の様につるっとした肌になり、毛が殆どありません。それは別に困らないのですが、眉毛と鼻毛も生えてきません。眉毛はともかく鼻毛はくしゃみを誘い鼻の粘膜を痛め、出血が微量ながらも続きます。
●胸に入れたポートに周りに付着した血栓が半年を超えても消えません。毎日イグザレルトという血液をサラサラにする薬を飲んでいるので血が止まりにくいのですね。困ったものです。血栓防止にはなっているようですが。
●明日は28回目の抗がん剤投薬日です。ポートと天風会の目の体操のことを書いていて思い出したのですが、ポートに針を刺す時の痛みについてです。これはぼっとしているとかなり痛いのです。1回声を出すぐらいの痛みを感じたことがありました。そこで次から針を刺す前に、天風会で習った「クンバハカ体勢」をとることにしました。それは肛門をぎゅっと絞めるのです。以来痛みは和らぎました。
●現役時代、人の前で話をするとき緊張した時によく行ったものです。これを行うと臍下丹田に力が入り、必ず落ち着けます。社内の昇格試験の面接試験の時も効果を発揮しました。
●抗がん剤治療は元気な人ほど良く効くという記事を見ました。副作用の全身倦怠感のある時もぐったりしないで、適度に運動することが必要だとありました。私はしんどい時は横になると思い込んでいましたが、今度試してみようと思います。
●日常生活でもできるだけ寝るとき以外は横にならず座りましょうとあります。筋肉の衰えを防止するためです。これもできるだけ実践しようと思います。そして好奇心を活かしていろいろ愉しみなさいとも。
■5月も今週で終わります。6月に入ると梅雨がやってきます。今年の夏は暑いとの予報です。こころして臨みたいと思っています。
●昨日で大相撲夏場所が終わりました。競馬の日本ダービーも終わりました。プロ野球も巨人が阪神にスイープされました。来週から交流戦です。スポーツ観戦が趣味の一つである私には一息入れるところです。そこで評論を。
●まず大相撲ですが横綱鶴竜力三郎の復活は嬉しいですね。昨年は引退勧告寸前まで行っていた横綱が見事にカムバックです。あっぱれ。さらに関脇栃ノ心の大関昇進は見事です。見ていて安心できる力強い取り組み内容です。
ぜひ怪我をせぬように頑張って横綱を目指してもらいたいですね。これもあっぱれ。素晴らしい!
●さてそこで田子の浦部屋勢の復活への期待です。横綱稀勢の里、大関高安の両雄は復活できるかが私の関心事です。稀勢の里は怪我が治っていないなら万全を期すべきです。その間、幕内上位の力士の相撲を研究すべきです。土俵に上がり続けている力士は日々強くなっています。これらの力士に対応できないなら潔く引退してもらいたい。ですが鶴竜を見習って最後まであきらめず精進すべきでしょう。そして白鵬や鶴竜の門をたたき、稽古を付けてもらうことです。幕内下位の若手を捕まえての稽古では地力は身に付きません。
●大関高安もなぜ最近怪我が増えたのかの原因を掴むべきです。体重過多か、栄養の偏りか、私には分かりませんがそこのところを捕まえないと再発の可能性は否めません。おんぼろ大関にはならないでもらいたいですね。頑張れ高安!
●あとは稀勢の里と優勝争いをした元大関照の富士の幕下陥落です。栃ノ心だって怪我で幕下まで落ちてそこから復活してきたんです。諦めずに怪我を直して再び大関を目指してもらいたいですね。頑張れ26歳 照の富士!
●次は7月の名古屋場所です。この間巡業は無いようですから各力士は積極的に動き、出げいこに励んでもらいたいですね。
■競馬は平成最後の日本ダービーが終わりました。勝ったの「ワグネリアン号」で、騎手の福永祐一さんが19回目の挑戦で初勝利でした。馬名がクラシック音楽の作曲家ワーグナーのコアなファンを総称するものなのでデビュー以来狙っていたのですが、土壇場で枠順が最悪という情報に流され馬券は外しました。残念(笑)
●これで春の天皇賞で久々に当たった3連単の配当の万馬券の半分近くを先週のオークスとでJRAにお返ししました。(苦笑)ギャンブルですからそんなもんです。次週からしばらく馬券購入はお休みです。それにしても競馬記者というのは結果責任が問われない不思議な職業ですね。(笑)
●平成という年号が来年5月から変わるので日本ダービーは30年で一区切りです。最後のワグネリアンが人々の記憶に残るには今後の活躍が必要です。頑張って成長してもらいたいですね。親父さんのディープインパクトに少しでも近づくように。ちなみに平成最初のダービー馬は「ウィナーズサークル号」です。ほとんどの人は記憶にないでしょう。2年前の8月に30歳で往生しました。(馬では長生きの方です)
■プロ野球は私がファンのジャイアンツは今年も3位か4位でしょう。野球の基本である投手力が整備されていません。阪神タイガースの方が投手力は整備されつつあります。来週から交流戦が始まりますが、投手力の弱いチームはパリーグの強力打線に打ち負けてしまいます。
●それにしても巨人の首脳陣は無策ですね。野球は投手力次第だというのが分かっておられるはずですが。信頼できる投手が菅野と山口だけでは苦しいでしょう。早く田口を2軍に落としてでも再生させ、二軍で好調な新外国人投手ヤングマンとマギーかゲレーロを入れ変えるとか、このままでは昨年の同時期の13連敗の悪夢が再現されるかも。
●ま、それでも懲りずに野球はテレビ観戦しますがね。
■日大のアメフト事件は善悪が分かりやすい事件だけにテレビのコメンテーターはほとんど検察官の様に悪の追求をしています。何をそんなに激怒するのでしょうか。違和感を持っています。私は当事者の発言のみ重視しますね。本質は愚行です。そして追い詰めるだけ追い詰める指導者の価値観が不動である限りいつかは破綻するものです。
●それにしても表に出てこられない理事長に、かつてアマチュア相撲の横綱だった田中英寿氏が就任されているのには驚きました。私とあまり歳は違わない先輩ですが、当時相撲好きの私はテレビでアマチュア相撲も観戦しており、田中氏は強いなという記憶がありました。
●理事長もスポーツマンならもっと良い環境を作っていただかねばと思います。
それとも田中氏も同じ価値観の持ち主だったかもしれませんが。
●雑感をつらつら書いてきました。読者の何のお役にも立たない内容ですが、ご容赦ください。書いている私のリハビリだと思ってください。<完>
- 登録日時
- 2018/05/28(月) 15:17