【2018年8月の雑感➂】
▲再び朝顔の花。夏は近隣の散歩では美しい花が見あたりません。同じ花で恐縮ですがご容赦ください。朝晩がとても涼しくなりましたね。快眠で今朝(19日)は寝過ごして朝の体操、散歩を休止しました。久しぶりです。ですがとても気持ちよかったですね。明日からは通常に戻します。習慣は続けることですから。
奇跡の2歳児とボランティアおじさん
■新聞テレビによると、8月13日から行方不明になっていた山口県の2歳の坊やが15日早朝に無事救出されたというニュースが飛び込んできました。66時間ぶりだそうです。大方の人が生きてはいないと思っていただけに驚きでした。
(あくまで私の推測ですが)でも良かったですね。久々の朗報です。
●なぜ2歳になる直前の坊やが66時間もの間生き延びたのかはわかりません。坊やは病院に入院中です。お母さんの元に帰れたのだから66時間のことは忘れていくのではないでしょうか。どのように聞き取り調査をするのでしょうか?
興味深いですね。私の好奇心は2歳になるかどうかの子供がどのようにして生き延びたかにあります。
●推測するに、この子の運と強靭な潜在する生命力が一人ぼっちになって発現されたのではないでしょうか。おそらく最初は泣いていたのでしょう。ですが、誰も助けに現れないし、泣き疲れて眠ってしまったのではないでしょうか。
●目が覚めても彼は発見された沢にいたのではないか、もう歩くことをやめてそこに居座ったのでしょう。木陰で涼しいし、傍に水が流れていたので遊び場所としては悪くは無かったのでしょう。
●坊やは発見されたときに水に足を付けていたようです。果たして流れる水を飲んだのかは本人に聞かないと分かりませんが、本能的に顔をつけて飲んだのでしょう。手では掬えませんでしょうからね。水を飲まないでは生きられないと思います。
●それでも食事は無し。どうして体力の衰弱を防いだのでしょうか。動き回らず水に足を付けて遊んでいたのでしょうね。木陰で、水でもって足を冷やし体温調節をしたのだと思わざるを得ません。
●果たしてそれだけで66時間もの間耐えられたのでしょうか?これから坊やが退院して調査が行われればその結果を知りたいですね。現時点では専門家の発言が新聞テレビでは見られません。きっと想定外のできごとなのでしょうね。
結果が楽しみです。
■現在は坊やを一発で発見したボランティアおじさんがヒーローとしてマスコミに取り上げられています。ですがこの方の生きざまは素晴らしいですね。ボランティアの鑑です。マスコミの報道を見ていてこの人は悟りを開いた生き仏ではないかと思います。
●何よりも立派だと思うのは「実践する人」だからです。生きる理屈も自分なりに確立されていて堂々と発信されています。言揚げするよりも困っている人のところに駆けつけて、支援させていただく、迷惑はかけないという実践道が素晴らしい。自分には真似は出来ません。よって尊敬するのみです。
●今回の坊や発見もご自分の体験から感ずる勘と坊やからの発信に応える霊感のようなものが働いたのでしょう。多くの捜査員は私と同じように「もう亡くなっているのではないか、海にさらわれたのではないか」とでも思っていたのではないでしょうか。探す気迫が違ったのでしょう。捜査員の努力には敬意をはらいますが、プロとしては残念な結果でした。
●ボランティアおじさんも87歳です。最低でも100歳まで生きたいと仰っていました。あの元気と精進する生活態度なら可能でしょう。頑張っていただきたいですね。私の様に病気になってしまえばやりたくてもできません。怪我や病気には要注意を!
■ネットサーフィンをしていますとこの事件に関して、「怪しい、どこかにかくまっていたのではないか」「20分で探せるなんておかしい」というような発言が見られました。こちらも私には驚きです。
●「おじちゃんぼくここ」という見出しの新聞記事に胸が熱くなった私にはそんな見方もあるのかという冷静な思考と共に、残念な人が居るものだという思いがしています。人は対岸の火事のような出来事には何を考え発信しても良いのですが、「でもね」と両面から考え発信されることを望みます。
●不愉快なニュースが多い中、心温まるできごとに心を熱くし、自分の生き方
を少し変えてみようと思ったできごとでした。ボランティアおじさんの自立する生活、行動には特に共感しました。
●坊やのサバイバルには好奇心が満たされていませんので、今後のマスコミ報道に期待します。<完>
- 登録日時
- 2018/08/19(日) 10:13