【2018年9月の雑感①】病気備忘録
▲コスモスの花。何度も取り上げていますが、知人からの贈り物でもうコスモスの季節かと気づきました。そういえば彼岸花の季節でもありますね。少し元気に歩けるようになれば、近くのコスモスの丘に行ってみようと思います。彼岸花も咲いているでしょう。
癌が大きくなり新たな戦いに入っています。
■安倍総理3選にとりあえず安心しています。今の石破さんでは無理です。党内の支持をもっと集めないと将来も総理になるのは無理でしょう。さて安倍総理ですが森友・加計問題を強引に火消ししようとした傲慢なイメージ、(今度こそバカ奥様に邪魔をさせないように)、の払拭、大幅な金融緩和の出口戦略(これは相当難しい)の実行、日朝関係の対話へのこぎつけ、ご自身の健康問題などが課題でしょう。
●プロ野球は残念な結果でした。巨人はもう4年も優勝していないのですよ。
それなのにオーナーは高橋監督の続投を示唆しています。これで私の病気も悪化するでしょう。アーメン。(笑)最近はテレビ中継も観ていません。
●大相撲から横綱稀勢の里が何とか引退の危機をまぬかれたようです。よかった毎日ハラハラして観ていました。しかし復活には程遠いですね。相撲に進歩が見られません。1年半の間何を研究していたのでしょうか。元の相撲を取るのが精一杯です。右手の使い方に進歩の跡が見られません。このままでは数場所以内に引退することになるでしょうね。頑張ってもらいたいものです。
■さて本題の病気備忘録に入りましょう。本欄への投稿が1か月以上空いたのは、抗がん剤を変えて新たな副作用に悩まされたからです。8月18日(火)に診察と投薬に行きました。CT検査の結果も気になるところです。
●癌は全体に少し大きくなっていました。右肺が6月に比べて9mのが、10.68m
4mのが、7.3m、左肺は6.7mのが、15mと過去最大になっていました。そこでアバスチンと言う薬をサイラムザと言う薬に変更することを勧められました。神戸医療センターでは新しい薬に変更する場合は入院しなければなりません。
●8月28日(火)から5日間入院していました。(5回目です)薬剤の先生からは今度の薬は副作用がきつくなりますよと宣告されていました。覚悟していたのですが、今回は何事もなく元気でした。起床後は食堂でテレビ体操をするほどです。主治医の先生も首をひねっておられました。
●今度の薬は私の体に合うのかもしれないとちょっと安心しました。ところが前の薬では抜針後の金曜日が、一番体がだるくて堪えます。今回は魔の金曜日は無くて退院後の日曜日から次の投薬日の前日までさまざまな副作用に悩まされました。
●①血圧が上昇、特に下が90以上 ②足のしびれが増した。転倒の危険性がよくある。➂食事は口内がひりひりして熱いもの、刺激のあるものが食べられない(家内の作る大好きなカレーが食べられない、ペペロンチーノ、中華系のおかず、などがアウトです。とても悲しい。)
●④朝6時に起きられないことが2回もあった。これはその次の投薬後も起こっている。なぜかは次回先生に確認する。⑤日曜から次の月曜日まで体がだるくて横になることが多かった。⑥足の親指の爪が赤黒くなった。(先生は大丈夫のこと)⑦白い痰が多くなった。⑧排便が出にくくなった。⑨投薬直後にいくつかの湿疹が出た。(先生からは経過観察するようにとのこと)
●口内炎による味覚障害は平均すると3年間は治らないとのことです。残念です。これではQWLは維持できません。カレー、ペペロンチーノ、中華系のおかず等々が食べられません。食事に制限が付くことは耐え難いですね。これで新しい食材を探す必要ができました。新たな課題です。
●この治療ではアバスチンからサイラムザに薬が変更されました。サイラムザの方が新薬らしく価格も3倍します。アバスチンなら約15万円、サイラムザは3倍の約45万円でした。これを月に2回投薬するのです。高額医療限度額の制度がありますから、低所得者の私は月額18,000円です。いくら治療をしてもこれ以上負担することはありません。
●福祉制度の恩恵を受けながらの治療ですので助かります。先生はまだこの上に癌だけを攻撃するイリノテカンと言う強い薬(副作用が強い=下痢、嘔吐、脱毛など)を勧められます。わたしは現状でも副作用が強いので先延ばしをお願いしています。先生は少量の投薬からでも始めましょうと言われています。そこまでしないと癌の成長を止められないのか、病院は売上アップも狙っているのではないかと疑心暗鬼になって言うと家内から怒られています。
●このまま薬を投薬すると足腰が立たなくなる、転倒して大けがをする、満足な食事が摂れなくなる、という3大危機が訪れるかもしれないと思うのです。
●次の投薬日は9月11日(火)でした。薬は私の体調を考慮してサイラムザを中心とした前回と同様のものです。イリノテカンは入れません。今回も前回と同じような副作用が出ました。加えて新しく①血圧の上昇です。上が140から145下は90から100です。以前は80から120ぐらいで安定していました。
●②白い痰に加えてよく咳が出るようになりました。➂微量ですが鼻血が出る。
④口内炎と味覚障害がひどくなりなりました。⑤痺れがひどくなり、朝起きても腰が立たない。しばらくしないと起き上がれないのです。⑥朝2回ほど寝過ごしました。その時、顔がむくんでいました。⑦9月20日(木)ごろから下半身に大量の湿疹が出る。今もかゆいですね。
●これを先生に報告して次の投薬を決めます。私は新しい薬には敏感なので、しばらく同じ薬を続けて様子を見たいと思います。11月のCT検査で結果を見てから今後の方針を決めるよう先生にお願いするつもりです。歩けなくなること、
食べることが美味しくなくなることの2つはぜひ回避したいですね。
●表題に「がんとの新たなる戦い」と書きましたが、実際には戦うのではなくこちらが「辛抱」することだと思っています。苦痛は私の今までの生きざまの悪い面の贖罪だと思い反省と謝罪をしながら過ごしています。この期間は「冥土への修行」だと思えばそれで納得です。
●ここまで随分とパソコンの打ち間違いを繰り返しました。やっと本稿を書き終えました。誤字脱字があるかもしれませんがご容赦ください。
●また明日から投薬です。しばらく投稿できないかもしれませんがご容赦ください。ではまた。ごきげんよう。<完>
- 登録日時
- 2018/09/24(月) 16:04