【2018年11月の雑感②】病気備忘録
▲桔梗の花。紫色の花の花言葉は「気品」です。
自宅の周辺はあっという間に紅葉に染まり枯れ葉が増えています。暖冬と言われていますが私には寒さが身に沁みます。まだまだ体は弱っているのかもしれません。元気になって冬を乗り切りたいですね。
副作用のネフローゼで入院していました<その2>
■食事療法を行うとは聞いていたのですが、その実際に触れた時私のショックは忘れられないものとなりました。3食共に『腎臓食』といわれるものでした。腎臓の疾患で苦労されている方が以下の文章を読めば不愉快な思いをされることでしょうが、どうか私の個人的な感想としてご容赦ください。
●最初に出された病院食ははなから「腎臓食」となっていました。朝食はパンに牛乳、温野菜、昼食&夕食は塩分制限のおかずと「低たんぱく米」によるご飯です。特にご飯が驚くほど不味くて食べられません。今まで食べたことのないご飯でした。
●おかずは、主食はまだしも、添えられている2品の野菜に全く味がありません。「何だこれは」「こんなもの食えない」と看護師さんにぼやきながら少し口にしました。ほとんど食べ残しです。先生から食べないとカロリー不足で治りませんから辛抱して食べられるだけ食べてくださいと言われました。
●回を重ねるごとに食事の時間が嫌になりました。嫌食状態です。時間が来てもお腹はすかないし、食欲もありません。ですが食べないことには回復しないというのは頭でわかっていますので、無理やり口にしました。食べられたのはごはん30%、おかず60%という状態が続きました。
●特に「低たんぱく米」は退院するまでに一度も完食することができませんでした。チャレンジはしたんですがね。(まいりました、未熟者です。)
●そのうちある親切な看護師さんが、「鶴崎さん、補助食品としてこんなのがありますよ」と言って、「アイスクリーム、プリン、ムースなどのリスト」を見せてくれました。「大歓迎!ぜひ頼みます」と依頼しました。
●翌日から腎臓食に朝はムース、昼は森永のプリン、夜は明治のアイスクリームが付きました。これらを楽しみに毎回の食事をできるだけ食べるようにしました。美味しかったですね。それでも完食率はごはん50%、おかず70%ぐらいでした。
●「何とかもう少し食べないと」と思い、自己暗示をかけることにしました。「食べないと治らない、食べろ自分のためだ」と暗示をかけて食しましたがあまり効果がありません。プリンやアイスの方が効果的です。(笑)
●ある日のこと、ベッドで考え事をしている時に子供たちの小さなころを思い浮かべました。あちこちへ連れて行った想い出、嬉しそうな顔、話しかけてくる言葉などを懐かしく思い出していました。その時、「そうだ、今ご飯を食べないと息子たちに良からぬことが起こる、それを防ぐには食べなきゃ」と思うことをひらめきました。
●自分のためになら頑張れない、もういいやと思ってしまうけど、わが子のためなら頑張れると思ったのです。そこで「子供たちに不幸が起きないよう俺は食べるんだ」と暗示をかけるようにしました。
●すると食事の量が増えるではありませんか。完食率はごはん70%から80%へ、おかず90%から完食へと進みました。無論、体調が回復していったことも重なったのでしょうが、私自身が意欲的になったのは事実です。
●『自分のためより、誰かのために努力する』ほうが私には合っていたのでしょう。腎臓食というかつて経験したことが無い不味い食事(失礼)をやや克服できました。今も自宅で食事療法を行っていますが、食塩の少ないおかずにも慣れ、ちょっと塩っけがあると舌が敏感に感じるようになりました。
●食パンがこんなにも塩っけがあるのかと感じたり、野菜もドレッシングをかけないで素材そのものの味をあじわうこともできるようになりました。かつてあまり好物でなかったじゃがいも、ニンジン、さつまいも、カボチャがとっても美味しいのです。
■先生から1日の食塩の摂取率は6%と言われています。日本人の平均が12%らしいので半分です。家内も食事を作るのに苦労しています。他にも「たんぱく」や「カリウム」の摂取に要注意とネットにでていましたが、先生は特に食塩に要注意と仰っています。
●朝1g、昼2g、夜3gを食塩の摂取量のめどに食事をしています。おおまかですから心配もありますが、あまり神経質にならないようにしています。腎臓障害が慢性にならにように注意すれば一過性なので治りますと言われています。
●抗がん剤の副作用なので日にち薬の面もあるとのこと。今月一杯は腎臓食で過ごし様子を見ようということになっています。
●昨日、11月13日(火)に退院後1週間の診察に行ってきました。血液検査、尿検査の結果を踏まえ、腎臓の数値が著しく良化していないので食事療法であと2週間過ごすということになりました。
●11月27日(火)に検査して腎臓の数値が改善されていれば「抗がん剤の投与を再開」するということになりました。今度は「アバスチン+イリノテカン」です。先生は他にも何か1つ減らしてみて再開しようかともおっしゃっていました。
●この組み合わせでは昨年7月に白血球が減るという副作用があったのです。私は自分のことなので暗唱で言えるほど経過を覚えています。先生は沢山の患者を診ておられるのでデータを見ないと覚えておられないかもしれません。
●私は繰り返し質問したり、懸念を述べることで先生に思い起こしてもらおうと思って発信しています。例えれば先生は富士山で患者は麓の個々の家です。個々の家からは富士山はよく見えますが、富士山からは個々の家の状態は見えません。先生は診察という短い時間でデータを見ながら個々の患者について思い起こされ対応されるのだと思います。
●おかげで先生と私の間では治療のコンセンサスができつつあります。またどのような副作用が起こるかもわかりませんが、これも私の運命と思い挑戦していきます。それにしても癌との戦いというより抗がん剤の副作用との戦いという状態です。
●今回の出来事は「人間万事塞翁が馬」と思い,未来の健康のためには良い方向に向かうのだと思うことにしています。ともあれ1日も早くネフローゼ症候群(腎臓障害)が完治することに向かって努力する日々です。<完>
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- 登録日時
- 2018/11/16(金) 15:18