【2018年12月の雑感➂】 病気備忘録
▲紅葉ももう終わりだとの便りをいただきました。私の自宅周辺も枯れ木になりつつあります。これから本格的な冬になりますね。今週末は冬至、クリスマス寒波も予想されています。ヒートテックの長袖下着を購入して着用を始めました。温かい。(笑)
副作用のネフローゼが治りました
■私の病気備忘録では初めての朗報です。12月11日(火)に神戸医療センターへ診察と抗がん剤投与のために行ってきました。血液検査の結果、ネフローゼ症候群による腎臓障害は治っていますよと主治医の先生から告げられました。
●初めての朗報です。ですが本来の目的のがん細胞の縮小、もしくは寛解ではありません。あくまで薬剤の副作用による腎臓障害が完治したということです。でもこれで辛かった食事制限からは解放されます。(笑)
●退院後1か月の自宅療養でも、我慢して食塩制限に取り組んできましたから努力が実を結んだということで嬉しいですね。早速家内に言って夕食は家族と同じ味付けにしてもらいました。やはり美味しいのですがやや塩っぽく感じます。舌が薄味に馴染んでしまったからでしょう。
●まだまだ油断は禁物ですから朝1g、昼2.0g、夜3.0g(今までは実際には2.0g以下だったように思います→家内の努力)の6gを基準に、せいぜい7gぐらいに留めようと思っています
●塩分を摂り過ぎたと思ったならカリウムの含んだ食材で緩和する方法があります。腎臓障害がある時はカリウムを摂り過ぎると過剰摂取になるのでいけないとネットで見ました。参考にしようと思います。少し増やせば大丈夫でしょう。
■腎臓障害が完治したのでこれからの抗がん剤投与について先生と治療方針を話し合いました。血液検査、尿検査の結果を診ると「まだたんぱくが少し降りているのでアバスチンという薬はもう少し差し控えましょう」と言われました。
●今回副作用の要因となったサイラムザに代わる前、過去10か月ほど単独で投与していた薬です。今後はアバスチンとイリノテカンの組み合わせで治療するのですが、昨年7月にこの組み合わせでマックスの量(標準治療)を投与した時に、激しい下痢と急激な白血球の減少に襲われました
●以降2か月ほど投与を休止し、昨秋からアバスチンのみの投与で癌の現状維持に努めてきました。今年も8月に先生の勧めでサイラムザに変更したわけですが結果は悪かったわけです。
●残された方法は昨年7月に試みたアバスチン+イリノテカンの標準治療に再チャレンジすることです。この方法には4種類の薬が他にもあるそうですが、私の遺伝子検査の結果、他の3種類の薬は副作用がきついことが分かっているので使えないそうです
●選択肢は1つしかありません。この方法でじっくり取り組んでいくしかないという結論です。そこでアバスチンは尿たんぱくの数値がもう少し改善するまで投与を待ちましょうということになりました。さらにイリノテカンも3段階ある最低の量から始めましょうということでした。
●主治医の先生も8月にサイラムザに薬の変更を提案されたときより凄く慎重になっておられました。今回の副作用は先生にとっても想定外のことだったのでしょう。
●それに白血球の量が3,200まで下がっていたので(標準は4,000から7,000)
何らかの病気に感染しないよう要注意です。白血球の減少は自覚症状がないので気を付けてくださいと念押しされました。
●よって当日はイリノテカンのみレベル1で投与して終わりました。前回と同じなので副作用の程度は想定できます。おそらくあまりしんどくはならないと思います。但し便の回数は多くなるでしょう。案の定、下痢はしませんが便の頻度は高くここ数日苦労しました。あとは白血球の減少ですね。
●次回12月25日(火)が診察・投与日なのでそれまではしばし体調は楽になるでしょう。そこでしばらく休んでいた「断捨離」の再開を始めました。いずれにせよ身辺整理をしておかないと予断は許されませんから。
●このことはまた明日にでも書きましょう。断捨離は何度もしてきたのでだんだん捨てられないと思う物が残っています。これをどう判断、そして決断するかが課題です。何とかしなければ。<次回へ続く>
- 登録日時
- 2018/12/17(月) 10:17