【2018年12月の雑感⑥】
▲さざんかの花。私の住む団地の11年ぶりの大規模修繕工事があらかた終わりました。私の住む棟は屋上の水漏れがあったため最初に実施されました。8月から10月の工事でしたが、最後の棟は始まったばかりで来年2月ごろまでかかりそうです。外観が美しくなった棟の周辺には冬の花、さざんかが満開を迎えています。
今年最後の病気備忘録
■私の「販売のストーリー化理論」の続きはもう少し整理してから掲載します。年明けになるでしょう。そこで今年最後のブログは25日(火)の私の癌診察と抗がん剤の投薬についてご報告しておきます。
●今回も血液検査と尿検査の結果からの診察です。たんぱく尿は前回と変わらず+3.0とのこと。まだ抗がん剤の後遺症があるようなので抗がん剤の1つアバスチンの投与は控えましょうということになりました。
●病院は28日(金)までで再開は1月4日(金)ですから休みが続くようです。私の次回の診察・投薬は1月8日(火)です。休みが多いので先生も無理して投与薬を増やさず副作用の危険性を避けられたのでしょう。
●それに1月1日が火曜日で抗がん剤の投薬日も休みなので、1月8日(火)に繰り越した方が多くて、混んでいるそうです。私の診察もとうとう午後1時になりました。9時半から始まって10時半、正午、とだんだん後ろになっていたのが午後にずれ込みました。
●これだと抗がん剤の投与の終了が午後5時半から6時になりそうです。病院の外来は終了時間だと思うのですが。主治医の先生も神戸医療センターに来られて来春で満3年になります。この間に相当数の患者の手術を行われて頼りにされている方が増えているのだと思います。
●抗がん剤治療における癌と副作用の事例は共通する部分もあるのでしょうが、結構個人別に差があって対応が大変だと推察します。私の場合も自分のことには関心がありますが、他の患者さんのことには興味がありません。
●先生はそういうわけにはいきません。個人別に適切な処置を施さないと患者さんを病気から守れませんからね。私なんかもいろんな症状を訴えますが、先生は検査のデータ重点主義です。「眠れない日がある」「大便が多い日があり翌日には便秘をする。それが続く日もある。」「急に口角が切れ出した。」など訴えますが、薬で対応できるものだけ反応されます。心の不安などはいちいち反応はされません。どうしょうもないから当然でしょう。
●そういうことで当日はここ2回と同じ抗がん剤イリノテカン中心の投薬になりました。副作用の一つである白血球の減少についてはなにも仰らないので質問すると、「4,500に上昇しています。安全値です。」とのこと、問題のない点はフィードバックを忘れられるのでしょう。この辺りは患者である私が訪ねる必要がありますね。
●CT検査をいつするかの話題になり、12月27日から1月7日までの間に予約してくださいとのことでした。早速予約をして27日(木)の抜針日についでにやりました。造影剤を入れての検査ですので少し時間がかかりましたが無事終えました。結果は次回の診察日でしょう。
●早く造影剤を体外に出すため水分を多めに摂る必要があるので一気に250㎖ほどのお茶を飲みました。抗がん剤を入れた25日(火)の夜は案の定、前回と同じくステロイドのせいか一睡もできませんでした。布団の中で10時間も考え事をしていました。長い夜でしたね。
●翌日はさすがに6時間ぐらい眠れました。ところがCT検査をした木曜の夜は眠れるのは眠れたのですが、夜中に6回も小尿に目覚めました。寒くなってきたせいもあるのでしょうが、私にとっては異常です。入院中の苦難の日々を思い出しましたね。(自由に動けるのは本当にありがたい)
●昨夜も(28日)4階の小尿です。これは寒波襲来のせいでしょう。寒くて、寒くてたまりません。今夜はもう少し暖かくしないと熟睡できそうにもありません。皆さんも気を付けてください。
●血圧も少し高めです。薬の影響が治まる明日日曜日(30日)には通常に戻るでしょう。いずれにせよ正月は通常の食事ができて、だるさも起こらず、痺れだけで過ごせそうです。それだけでも幸せだと思います。(笑)ここまでが今回の病気備忘録です。紙幅がありそうなので今年最後の雑感を書きます。
■神戸も27日夜から厳しい寒波がやってきています。体を冷やすことは健康にとって良くないことですね。風邪もひきやすくなります。インフルエンザも要注意です。暖かくして仕事に、レジャーに、帰省に、買い物に臨んでください。
●今年は珍しく12月27日(木)に年賀状を仕上げて投函しました。先週の3連休に下の息子の手助けで無事160枚ばかりを制作・印刷しました。数人の方に追伸を付け加え出すことができました。
●最盛期からは70枚ほど減りましたが、相手が迷惑でもご返事いただいた方には必ず継続して出します。先方からご返事が無い場合は「断のご希望」と判断して翌年から出していません。
●年賀状の目的はご縁のあった方との消息の確認です。私の場合この年になると未来への発展や展望はありません。(笑)私から喪中はがきを出すまでの「ハガキ1枚の交流」と思っています。
●私からの本欄での新年のご挨拶は年明けにいたします。骨子は年賀状と同じですが、新年の空気の中で書くと少しは変わる部分もあるでしょう。
●私は過日今年から12月を1月のつもりで始めると書きました。その気持ちで暮らしています。身辺もだいぶ片付きました。あとはブックオフに本を売ればさらに過ごしやすくなるでしょう。(笑)
●あと半年でがん闘病満4年になります。転移による抗がん剤治療を始めた時、背広やネクタイを捨てました。その時はセンチメンタルになって化学療法室の看護師さんとの会話で涙を流しました。(終わった人になったなと思いました。)それでもいくつかの服は保存していました。それも今回はほぼ捨てることが出来ました。服たちへ感謝の言葉を心の中でつぶやきながらのお別れでした。
●同時にカバンも捨てました。もう宿泊で遠征することもありません。よくぞ頑張ってくれたと相棒に感謝しつつ燃えるゴミに出しました。ただキャスター付きのカバンはまだ入院時に役立ってくれますので置いています。おそらく最後の時まで付き添ってくれるでしょう。感謝。
●大掃除とは未来にとって不必要なものを捨てることです。どこかにしまい込んだのでは掃除とは言えません。「未練を断ち切って」明日に役立つものへと舵を切ることですね。
●そういう訳で私の最初の12月の評価点は80点です。副作用のネフローゼが回復したこと。断捨離がかなり進んだこと。ブログもかなり精力的に書けたこと。年賀状を12月28日までに出せたことなどがプラスです。マイナスは断捨離がまだ完全とは言えないこと。癌の進行がまだ不明なこと。運動が再開できなかった事。遠出が出来ないことなどがマイナス点です。
■年末年始の録画テレビの番組チェックが終わりました。12月31日(月)から1月5日(土)まで。番組表を見ながら録画チューナーが1つしかないブルーレイ機なので取捨選択が必要です。夜は午後9時までしか見ませんので録画は必須です。
●選択のジャンルは①孤独のグルメ(井の頭五郎のファンです) ②クラシック音楽(ニューイヤーコンサートが毎年の愉しみです) ➂主に時代劇ドラマ、
(西郷どん総集編と家康・江戸を建てる、の2本。いずれもNHK)
相棒スペシャルは別格です。 ④BSプレミアムシネマ(ミッションインポッシブル:ローグネーション、ハドソン川の奇跡はBDを購入しました。良い映画です。)が主なところです。その他はほぼパスです。紅白歌合戦は観ません。(笑)
●あとは本を読みます。「花の忠臣蔵」「宮本武蔵正伝」「西郷の首」「「翔ぶが如く」と西郷隆盛」「ハーバードの心理学講義」、入院前まで読んでいた「星夜航行(上)がまだ半分で止まっていますので再開をと考えています。」つまみ読みばかりで集中力に欠けています。2か月はかかるでしょう。(笑)
●今朝の朝日新聞に書評家の方々の「今年のベスト3」が掲載されていました。前にも書きましたが、私が読むような本は1冊も見当たりません。(笑)また書評家同士の重複もありません。これだけ多様化していると不思議な気もします。
●皆さんそれぞれの分野で研鑽されているのでしょうね。素晴らしいことですが、私にとっては何の参考にもなりませんでした。(笑)自分の好きなことをするのが快適です。では皆様笑顔で良いお年をお迎えください。<完>
- 登録日時
- 2018/12/30(日) 09:19