【2019年03月の雑感②】
▲道端に咲く水仙の花。何度か取り上げていますが、いつも家内が花瓶に入れて玄関に起きます。今年はその気配がないので散歩道に咲く可愛い水仙たちを撮ってきました。花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」自分の美しさに惚れたのですね。他には「もう一度愛して」「私のもとに帰って」、これは賛成できません。(笑)覆水盆に返らずですね。
大相撲春場所に熱くなる
■久しぶりにスポーツネタです。私の春暦(3月から5月)では夏スポーツの開幕期です。興味の対象は「プロ野球」「プロゴルフ」「競馬」「大相撲」の4つです。大相撲以外はこれからが本番を迎えます。愉しみですねえ。
●特に大相撲は春には春場所と夏場所(5月場所)の2つがあります。冬と夏には1場所だけです。秋(9月~11月)にも2場所あります。春場所が始まり連日夕方はテレビ桟敷に陣取っています。今日で前半戦5日目を迎えています。
●今場所の注目は何といっても関脇貴景勝関の大関とりが成るかということでしょうね。今日まで3勝1敗で順調な滑り出しです。ですがこれからの対戦相手を見ると決して予断は許されません。
●横綱稀勢の里関が引退し荒磯親方になってはつらつと親方の仕事をされていると一安心です。土俵に上がっておられるときはハラハラドキドキで精神衛生上よくない稀勢の里関でした。今は穏やかに観戦できます。(笑)ご本人も肩の荷を降ろされてほっとされているのではないでしょうか。テレビで通路に映る姿にはそんな雰囲気が感じられます。
●そういえば親方、ソフトバンクのCMに出演されていますね。なかなかコミカルで違和感がありません。結構楽しい人柄で役者なのかもしれませんね。(笑)
●さて相撲です。初日からのんびり観戦していましたが、日が進むにつれ貴景勝関の相撲観戦に力が入るようになりました。3日目に御嶽海関に負けたことでちょっと心配になりましたね。稀勢の里のようにファンではないのですが、地元兵庫の芦屋市出身ですからシンパシーは感じます。
●特に貴景勝のような相撲一途の力士と違って、私が「ずる賢い奴」と評価する御嶽海には勝ってほしかったですね。本当はどんな人物かは知りませんが、ネット情報などによりますと、御嶽海は稽古場では力を発揮せず(当然量も少ない)本場所で力を発揮して勝つという力士のようです。
●つまり稽古場では「三味線を弾く」(適当なことを言って相手を惑わすの意味)ことが多く、自分の手の内は容易に見せないで本番で力を発揮する策士のようです。今場所も先場所痛めた太ももの痛みが完治していないので不安だと言っていたようです。
●ですが場所が始まると怪我の不安を払しょくするような動きで活躍し、初日から横綱鶴竜にも勝って3勝1敗です。負けた大関高安戦も上手い相撲で有利に展開していました。高安を応援していたので力が入りました。
●おそらく怪我はかなり良くなっているのでしょう。そうでないと今の相撲は取れません。本領発揮というところでしょうか。彼はもともと相撲が上手で、学生時代から横綱にもなっている逸材です。そのうえ策士ですから(頭を使っている)抜け目のない力士なのでしょう。
●それに比べると相撲道一直線の貴景勝の努力ぶりは好感が持てます。彼も稽古場では容易にまわしを取られて負けることが多いのですが、それも自慢の押し相撲に磨きをかける手段なのでしょう。ま、容易に手の内を見せないつもりかもしれませんが。
●そんな貴景勝関の昨日の北勝富士戦、久しぶりに2人の攻防に体がよじれ、頭の中がかっと熱くなりました。おそらく血圧が上がったのでしょう。久しぶりの感触です。これがないと大相撲観戦は楽しくありません。
●無事貴景勝関が勝って連敗を回避しました。良かったですね。「いつも初日のつもりで取っています」という貴関のコメントも良いですね。負けた翌日も引きずらないで気持ちを切り替える。その手段が「いつも初日の気持ちで相撲を取る」という具体策を持っているところが優秀です。
●気持ちを切り替える、とか負けを引きずらないとか言いますがすべて精神論です。それはそれで大事ですが、具体的にどのようにするかまで考えているところがこの力士の良い所です。
●これでは今後も貴景勝関を贔屓にしないわけにはいかないでしょう。稀勢の里関のようにはいきませんが、郷土力士ということもあってしばらくは注目し、応援していきたいと思った昨日でした。番付表をみても今後の対戦相手は難敵ぞろいです。かれらを突破して10勝以上をあげるには相当な実力と運が必要です。
●相撲道に励む突貫小僧というニックネームが似合いそうな貴景勝関の大関とりへの道のりは相当厳しいでしょうが、なんとか成就してもらいたいものです。そのためには前半で4勝1敗、中盤で4勝1敗、終盤で3勝2敗の11勝4敗を目標にしてもらいたいですね。最悪10勝5敗で終えないと昇進は難しいでしょうね。頑張ってもらいたいものです。
■プロ野球はまだオープン戦の時期ですから本番はどうなるか分かりません。投手の仕上がりは気になりますが、打者はあてにはなりません。投手は仕上げていかないと本番でも力が出ないでしょう。ですが打者は相手投手の仕上がり具合でなかなか打てないものです。打てたとしたら打たれるように投げているかもしれません。
●情報取集の時期でもありますから、要注意打者の打てる球種、コース、スピードの把握が行われます。オープン戦は投手陣の状態把握には役立つでしょうが、打者はあてにはできません。スポーツ記者の好不調記事などあてにせず、故障したとか、二軍で調整などの事実記事のみ注目すれば良いでしょう。
■ゴルフはこれからですね。女子は比嘉真美子選手が開幕戦に優勝し、婚約者勢関の応援に大阪に飛んでいったそうです。(笑)勢関は怪我の影響で成績がいまひとつです。格差が開くのは良くないので「頑張れ勢関」とエールを送ります。
■競馬は来週からG1レースの再開と本格化です。月末にはドバイでアーモンドアイ号とレイデオロ号が海外G1レースに挑みます。国内では錚々たるメンバーがそろうG1「大阪杯」が行われ、来月からはいよいよクラシック戦線の開幕です。桜花賞、皐月賞と愉しみなレースが目白押しです。
●私が好きな4つのジャンルが本番を迎え楽しみが尽きません。楽しいと思うこころは「愉しい」と表現して、心が前向きになると書きます。自分で能動的に動くのは競馬の予想ぐらいしかありませんが、ワクワクドキドキの心持ちは大切にしたいと思っています。<完>
- 登録日時
- 2019/03/14(木) 11:46