【2019年04月の雑感⑤】
▲オランダのチューリップ畑の写真です。知人からの贈り物です。壮観ですね。流石ビジネスでチューリップを育てている国です。近隣のチューリップはもう花が咲いて晩期になっています。花が美しいだけに晩期の姿は寂しいですね。
ミステリー、サスペンス、スリラー、ホラーの違いは?
■4月15日(月)からの1週間は好天の日が続いています。気温も上昇してストーブが要らなくなりました。夜はまだ寒いので相変わらず湯たんぽの世話になっていますが湯の量を減らしています。
●やっと春らしい気候になったのは嬉しいのですが、花粉症が悪化しています。おそらくヒノキ科の花粉でしょう。私の場合は5月中旬まで続きます。毎朝パブロンを飲んで凌いでいます。鼻水と目のかゆみが不快感を増しています。早く終わって欲しいですね。
■テレビを相変わらず見続けています。映画&ドラマは番組録画とレンタル(DVD&BD)で1週間はあっという間です。レンタルでアメリカのテレビドラマの「ホームランドシ―ズン7」を見終りました。その時同時に借りたのが映画「GET・OUT」という作品です。ホームランド7のおまけに収録されていた「エクソシストシーズン1の第1話」も見ました。
●この2作品が意外と面白かったのです。「GET・OUT」の方は設定に違和感を持ちながら見ていたのですが、終半は「おおっ、そういうことか」と違和感解消に納得するとともに恐怖感も覚える作品でした。「エクソシスト」の方は恐怖感をあおるホラー作品であることは分かります。映画版の続編だというのでどのような展開になるのかという興味は惹き起こされました。
●そこで思いついたのが表題のテーマです。小説ではミステリー、サスペンスという分類はよく聞きます。映画やTVドラマではミステリー、サスペンス、ホラー、スリラーという分類が思い浮かびます。しかし分類の意味するところは具体的には知りませんでした。
●そこでネット検索をしてそれぞれの違いを確認しようというのが今回の私の好奇心です。(笑)生きていく上で意味のある問いではないことは承知の上です。2つの作品を鑑賞しつつ思いついた戯言です。以下、このテーマについて考えておられた先人の知恵を学びつつまとめてみたいと思います。
●ネットで「ミステリー」「サスペンス」「スリラー」「ホラー」の違いは?と入れて検索すればいくつかのホームページが紹介されます。みなさん分かりやすく解説をされているので2~3つほど読めば理解が深まるでしょう。その中からひとつ紹介をしますと『違い、Net』さんの記事が理解しやすいと思いますのでURLを掲げておきます。興味のある方はクリックしてご覧ください。(クリックできないようです。すみません。URLで検索願います)
●https://違い.net/reading/
●全文を読むのが面倒な方のために以下、中核となる説明を抜粋しました。コピペではなく自分の理解のためノートに書き出して転載しました。書くというのは自分の理解を深めるためには有効な手段です。漢字も覚えられますしね。
■以下転載記事です。
★ミステリー:「神秘・不思議・謎(怪奇)」の要素を含んだもの全般。
⇒一般的には謎解きの醍醐味を楽しむもの。「推理小説」もこのジャンルです。
→主眼は『謎』
★サスペンス:ストーリー展開により、読者や観客に常に緊張感や不安感を与え続けるような作品。
⇒論理的な推理よりも主人公の置かれた危機的状況下での心理描写に重点が置かれています。
→主眼は『緊張感』
★スリラー :自分自身の身が脅かされているような恐怖感に近い緊張感や不安感を抱かせるような作品。
⇒脅威となるのは身近なもの。ゾッとするような緊張感です。
→主眼は『緊張感』ただしサスペンスに比べより「スリルを味わわせること」がねらい。
★ホラー :読者・観客を怖がらせることに心血を注いでいる作品。
⇒脅威となるのは幽霊や怪物といったこれまでの経験や知識では太刀打ちできないものが多く、未知に対する恐怖が味わえます。
(ただし身近なものが脅威となる場合もあります)
→主眼は『恐怖』。一般的には恐怖小説(映画)や怪奇小説(映画)と呼ばれるようなジャンルの恐怖を扱います。
■主題がミステリーは「謎」、ホラーが「恐怖」、スリラーとサスペンスは「緊張
感」ですね。緊張感は同じでもスリラーは恐怖に重きを置いており、サスペンス
「謎に」重きを置いていると言えるでしょう。
●これで私は随分と理解が深まりました。今回見た「GET・OUT」はスリラー。
「エクソシスト」はホラーというジャンルですね。名作映画「エイリアン」は
ホラーでしょう。米TVドラマ「ストレイン」もホラーですね。(これは好みで
はないゾンビものですが意外と惹きこまれ、シーズン4までの長編を見ました)
●「GET・OUT」はもう一度見てみたいので来月BDを購入するつもりです。
もう一度見るとより理解が深まるでしょう。監督の解説入りで見てみたいです
ね。恐怖感を味わうとともに伏線の張り方、アメリカの黒人差別問題の扱い方な
ど、製作者の意図もより理解できると思わせられる作品です。
●「エクソシスト」はまだ見ていませんのでレンタルです。映画版の名作も古く
て記憶が薄れています。テレビドラマ版を見てから映画版をもう一度観るかも
しれません。「オーメンシリーズ」や「シャイニング」などもホラー映画なん
でしょうね。みんな好きな作品です。なぜかこういうジャンルは好きなようです。
(笑)同好の方一緒に楽しみましょう。
■今回のテーマで学んだことは、1つ1つの意味を理解しやすくするために「定
義づける」ということです。私は仕事で研修テキストを作っていた時に「定
義」では難しいと思い「言葉の意味」としていました。そのうえで「目的」
「手段・方法」「実例」「注意点」などに分けて1つのテーマを解説したもので
す。思い出しました。(笑)
●本文でもジャンルごとに実際の作品を挙げるとさらに分かりやすいでしょう
ね。(実例です)、例外としてその他のジャンル分けである「アクション」「コ
メディ」「ラブストーリー」などとの組み合わせも示せればより理解がしやす
いでしょう。
●さらに作品のねらい(目的)は何か、それをどのような構成(伏線、ストー
リー展開、解決など)でもって組み立てているかを考えれば良い頭の体操にな
りそうですね。ま、そこまでしなくても暇つぶしに楽しめれば良いのが娯楽作
品ですけどね。<完>
- 登録日時
- 2019/04/19(金) 10:10