【2019年04月の雑感⑥】病気備忘録
▲知人から今年最後の桜の花のたより、奈良県吉野山の千本櫻の写真と動画を送っていただきました。京都、大阪造幣局、吉野の千本桜と元気な知人は3大櫻を楽しまれたようです。やはり現地現場で味わうのが格別でしょう。私は近隣の桜で満喫しましたが腰痛の原因にもなり残念です。健康が一番ですね。
写真は吉野の上千本からの1枚。
病気備忘録と腰痛になりました他
■4月22日(月)に約1か月ぶりに抗がん剤の投薬に行ってきました。前回が3月19日(火)、そして4月8日(月)の最初の診察・投薬は休止になりました。1か月の休止は副作用が軽微で動きやすかったですね。そのおかげで花見やコンサート、馬券購入などに出かけることが多く、よく歩きました。
●4月20日(土)はPACの定期演奏会の日でした。元町のウインズ神戸経由で西宮北口の兵庫芸術文化センターへ出かけたのですが、どうも体が重たく下半身はだるく「しんどい」という状態でした。
●劇場に着いて来シーズンの席を遠目で確かめて、「やっぱりだいぶ斜めやな」とがっかりしつつ傍にも行きませんでした。今回のプログラムはパリに縁のある作曲家と作品でした。
●ストラビンスキー:バレエ音楽「プルチネッラ」組曲
イベール:フルート協奏曲
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ドビッシー:交響詩「海」の4曲 指揮はパスカル・ロフェ フルート奏者は工藤重典さんです。
●なじみの薄い曲であまり期待はしていませんでした。案の定最初のストラビンスキーの曲は早々に眠ってしまいました。久しぶりに眠りましたね。疲れていたのもあるんでしょう。終了の拍手で目覚めましたがその間約30分。その後はさすがに目覚めました。
●ですが体調がすぐれないせいか音楽に惹きこまれるということはありませんでしたね。重い体を引きずって帰宅しました。その夜から腰痛が始まり、翌朝には痛みが増していました。今までの経験では「これはいかん」と思い風呂で温めた後湿布をして寝ました。
●翌朝も痛みは取れません。日曜日なので医者は開いていないので軽い体操をしながら安静にしていました。翌日には神戸医療センターの診察と抗がん剤投与の予定です。それに目が見難くなっていたので眼科の診察を予約していました。当日腰痛はすこしましになっていました。
■22日(月)は少し早めに自宅を出て午前9時前に眼科の受付に行きました。予約票を提出して化学療法室で採血と採尿がある旨を伝えて時間を頂きました。早速化学療法室に行ったのですが、採血、採尿の準備がなされていません。どうやら先生が指示を忘れていたようです。
●看護師さんに直接連絡していただき先生の指示を得たのですが思わぬ段取りミスで遅れました。慌てた先生は前回診察時に検査結果が間に合わなかったのを忘れ腫瘍マーカーの採血の指示をされてしまいました。私が看護師に3本も採らずに2本でいいんじゃないかと指摘しましたが看護師さんは「私には分かりません」といだけで確認を取ろうともしません。「駄目だこりゃ」と思いつつま、いいかと採決に応じました。
●後で診察の時に私が腫瘍マーカーの数字はどうですかと尋ねると、変わりありませんとのこと。その時初めて先生は「今回は検査しなくても良かったのですが」と言い訳をされていました。(笑)私のこころのなかではこれは「やばいぞ」という疑念が湧いています。
●小さなミスの積み重ねがやがて大きなミスを招くという『ハインリッヒの法則』というのがあるのを知っているからです。以下のURLを参照されれば詳しいことが分かります。(いつもの省略行動をご容赦願います)
https://biz.trans-suite.jp/11263
●神戸医療センターもこの春で大幅な人事異動が行われたようです。組織の新陳代謝のためには必要なことでしょうが、私を担当された看護師さんは「そうなんですよ、あちこちで小さな問題が起きているです」と病院側の代弁の言い訳をされる始末です。真面目なんでしょうが患者の迷惑に対する謝罪が先でしょうに。カチンときた私は「それは病院側の都合であって私の知ったことじゃない」と余計な一言を言ってしまいました。
●どうか私の身に不運なことが起きないように祈るばかりです。今回も若手の私の新しい主治医先生が2つの診察室を掛け持ちで診療されていました。担当の外科部長は今回も不在です。「大丈夫かいな」というのが感想です。
●診察の結果、今回は白血球も5,000に回復していましたが尿たんぱくは+3で改善していないので「アバスチン」という抗がん剤を抜いて投薬することになりました。
約1か月ぶりの投薬です。新任の先生による初めての投薬となりました。ですが、案の定、バタバタされている先生の指示は化学療法室に行っても、今までなら20分ぐらいで薬が到着して投薬が始まったのですが、今回は1時間たっても薬が届きません。
●火曜日は投薬の患者さんが多いので私は月曜日にしてくれませんかと依頼されて変わったのに、今のところすべてが後手、後手で不安と不満が増しています。嫌な予感がするんですね。看護師さんの顔ぶれも変わってしまい、この2年間の安心感が消えてしまいました。さてこの先どうなりますことやら。
●抗がん剤の投薬剤はその後も遅れ遅れになり薬を1つ減らしたのに3時間半もかかってしまいました。とても疲れました。また担当の看護師さんが真面目なのか投薬中私の席の前をちょろちょろするので余計に疲れます。しかも失礼ながら巨漢の方なのも圧迫感を覚えたせいかもしれません。
■抗がん剤の投薬前に眼科に診察を受けました。事前検査と称して私の症状確認より視力検査をされました。早く先生の診察を請けたかったのですが、何のために視力検査をするのかわかりませんでした。
●ようやく先生の診察の時間がきました。目の前に先生は女医さんでこれがまたとても美人じゃないですか。こんなきれいな先生はこの病院で初めてです。いや癌の手術でお世話になった研修医のT先生と双璧を為す美人です。(笑)
●症状を述べて診察していただきましたが先生は「視野検査をしましょう」これは「緑内障があるか否かを調べるものです、1年前にもしていますが久しぶりに検査しましょう」とのことです。私は昨年診察を受けてパソコン専用のメガネを処方してもらいそれと今までの通常のメガネとの併用による不具合か白内障ではないですか」と尋ねているのに先生は緑内障と視野検査にこだわっておられます。「白内障もありますがそれは緑内障の検査が終わってから手術も含めて相談しましょう」と押し切られました。美人先生に弱い私は「そうですね、先生にお任せします」と言ってしまいました。(笑)
●連休に入りますので5月7日(火)に検査、13日(月)に診察ということになりました。5月の抗がん剤投薬の第一回目の日です。その前に5月2日(木)にCT検査を行うことも決まりました。新任の主治医の先生になって初めてのCT検査です。これはレントゲン技師の方による所見がベースになるので癌の寸法と数が分かります。他への転移も調べてくれます。これが大事な診察になるでしょう。そしてこの後の治療方針も決まります。
■目の方は少々不満を抱えながらも次回、次々回と診察が続くのでそこに期待します。緑内障は怖いので検査は必要だと思っています。おそらく白内障は手術ということになるでしょう。
●抗がん剤を投薬したので当日は眠れなくなります。ステロイドのせいですが、今回は睡眠薬を飲んで横になりました。案の定ぐっすりとは眠れませんでしたが。午後10時から午前1時の尿便までうつらうつらできました。その後午前3時まで鼻水がひどいのでパブロンを飲みました。すると午前5時半まで眠ることが出来ました。午前7時半まで横になりながらうつらうつらとして起きました。随分と楽です。今日23日(火)に本文をここまで書けたのは僅かでも眠れたせいでしょう。
●これからまたいくつかの小さな副作用が出てくると思います。この1週間はおとなしくしておこうと思います。ですが買い物散歩と週末のウインズ通いは止められそうにもありません。競馬は春の天皇賞ですから。実は先週も当たり2,000円の儲けとなりました。これで大阪杯、皐月賞、マイラーズカップと3連勝です。元金3,000円を差し引くと4,500円の貯金です。しばらく楽しめそうです。
■病院から帰ると腰痛が少しましになっていました。今日専門のクリニックに行く予定でしたが止めました。理学療法が面倒で効果が薄い気がするからです。温めと湿布に腰バンドの着用、腰痛体操で凌ごうかと思います。上手く行けば良いのですが。だいぶ長くなりましたので今日はここまで明日に推敲の上アップします。(4月23日記)
■4月24日(水)今朝起きると腰痛が悪化していて満足に起き上がれず困りました。左腰なのですが寝相のせいでしょうか?今日の買い物散歩は中止ですね。午後には神戸医療センターへ抜針に行かねばなりません。徒歩15分なので何とかなるでしょう。今も椅子に腰かけ本文の推敲を行いました。最後の数行を書いてアップします。様子を見て近所のクリニックに出かけるかもしれません。
●昨夜はぐっすり眠れました。予想通りです。「春眠暁を覚えず」ですか午後10時に寝て夜中に2回ほどトイレに行きましたが午前8時まで眠っていました。後は体のかゆみ対応と久しぶりのしゃっくり対策が必要です。
■将棋名人戦の第2局が終わりました。豊島将之2冠が佐藤天彦名人に2連勝しました。平成生まれの名人誕生成るかと注目の一戦です。佐藤名人はここからがしぶといのでこれは面白くなってきました。次回は令和時代の初めに第3局が行われます。2週間後ですね。愉しみです。
●巨人の山口投手が絶好調ですね。昨日は関西地方ではヤクルトvs巨人戦の放送がありません。残念ながら快投を観ることが出来ませんでした。仕方なく地元のサンテレビでDēNAvs阪神戦を見ました。巨人には勝てない阪神が横浜ではボコボコに打ちます。不思議ですね。相性ですか。
●ラミレス監督は巨人には勝たねばと左の好投手の今永や濱口を温存しています。それで6連敗をしていますがどうなんでしょうね。阪神に左の好投手をぶつければかなりの確率で抑えられるのに。ま、それでも責任を取って戦うのは監督でしょうから。頑張ってもらいたいものです。
■今月はすでにブログは6本アップしました。最後に今月の評価が必要なので月末に7本目をアップして終わります。あまり気張ると腰痛や目の疲れにつながりそうです。来月は少し控えめで過ごします。芦沢央さんの小説のタイトルのように「悪いものが来ませんように」と願いつつ毎日が日曜日のため10連休など関係のない日々を穏やかに過ごしたいと思います。<完>
- 登録日時
- 2019/04/24(水) 11:19