【2019年08月の雑感①】
▲カサブランカはユリの種類のひとつで、大きく美しい花を咲かせます。カサブランカは、1970年代オランダで品種改良がなされ生まれました。当時の人々は、カサブランカの美しさに心奪われ、カサブランカは一時期、世界的にブームとなりました。今でも、カサブランカはプレゼントフラワーや花嫁のブーケとして、大変人気のあるお花で、街の花屋さんでは、春から夏にかけて美しいカサブランカが販売されます。花言葉は壮大な美しさ他・・・以上ネットから。
カサブランカの白い花を観ると山崎ハコさんの「白い花」という歌を思い浮かべます。歌詞は他の小さな白い花を擬人化にして創られています。私が愛聴するのは北原ミレイさんが唄われたものです。素晴らしい!
他には北島三郎さんの「花と狼」です。いずれも私の青春のひとコマです。
スマイル爺さんで生きたいのですが…
■毎日毎日暑いですね。読者の皆様には暑中お見舞い申し上げます。私は変わらず暑さと抗がん剤の副作用と格闘しています。この夏の過ごし方によって秋から冬にかけて体調に影響が出てきます。
●昨年も暑い夏をどうにか過ごしましたが、秋には新しい抗がん剤「サイザムラ」の副作用でネフローゼに罹り3週間も入院しました。今年は何とか悪いことが起こらぬように乗り切りたいと思っています。
●7月の22日(月)に入院して23日(水)に右目の白内障の手術を行いました。手術は無事に終わり世の中が明るくなったようによく見えるようになりました。近くも老眼鏡は無しに見ることが出来ます。先生は手術前に保証はしてくれませんでしたが、眼鏡無しで新聞や本が読めるのは私の希望通りです。
●左目は少し遠いところに焦点を当て、右目は近くに焦点を当てたレンズにしてくれました。おかげで50年ほど続いた眼鏡生活が終わり、生まれた時と同じ眼鏡無しで人生の終焉を迎えられそうです。嬉しいですね。
●術式は「水晶体超音波乳化吸引術」でした。費用は前回も書きましたが両目で入院費用とも合わせて約9万円でした。年金生活者には決して楽な費用ではありませんが、得られるメリットは素晴らしいものです。同一月内に両目の手術を行えば約半分で済むはずです。
●今は術後のメンテナンスで毎日、4回、2~3種類の目薬を点薬することが日課になっています。8月の23日(金)まで頑張ります。
■今週は抗がん剤を飲んでいますので副作用で食欲が落ちています。8月4日(日)、5日(月)は特にひどくて果物デザートやおかゆで済ませました。同時に下痢も発症して苦しかったですね。頓服を飲んで治まりましたが今度は便秘にならないかと気がかりです。
●そんな苦しい日々(ちょっと贅沢かもしれませんが)のうえ、わが巨人軍が危惧した通り6連敗で首位の座は風前の灯火です。楽しくないですね。原監督の補強も丸選手以外は全滅です。そのうえ故障者続出で勝てる要素がなくなりつつあります。
●やはりペナントレースを制するのは至難の技です。ここで現有戦力を何とか活用して踏ん張るのしかないでしょう。私には力の及ばないことなので一喜一憂しないで静観するしかありません。これで体調を崩すなんて馬鹿げていますからね。(笑)
●そんな中、女子プロゴルフの渋野日向子選手が全英オープンという海外のメジャー大会で42年ぶりに優勝してくれました。一般紙が一面で取り上げるほどのフィーバーで私も嬉しくなりました。彼女は黄金世代と言われる8人ほどの選手の中の一人で、国内でも少し遅れて優勝しました。
●私は原英莉花というスレンダー美人に注目していました。渋野さんは5月のワールドレディスサロンパスカップ優勝の時に表彰式でニコニコしてひょうきんな子だなという印象を持ちました。続けて7月にも資生堂アネッサレディスオープンに優勝しています。いずれも優勝賞金が2,000万以上の大会ばかりです。高額賞金狙いの子かとも思った記憶があります。
●そして今回の優勝です。優勝賞金は7,400万だそうで、韓国の申ジエやアン・ソンジュと同じ高額賞金試合で力を発揮するタイプかと思いました。ところが今回のクローズアップでお金に対する本音はわかりませんが、それ以上にゴルフが強くていつもニコニコ笑顔の素敵なプロゴルファーであることが見えました。
●岡本綾子プロが全英女子オープン優勝前に「シブコ(愛称)はモノが違う、ゴルフを舐めていない」という賛辞をされていたのを記事で読みました。そして優勝後には「これからは環境が一変するので自分をコントロールして頑張って欲しい」とコメントされていました。
●私には岡本綾子さんのコメントの裏にある思いがよくわかります。愛弟子だった森田理香子選手が2013年に賞金女王になりました。しかし彼女はその翌年、新しく契約したトレーナーの男性と恋愛関係になりその後ずるずると成績を落としていきました。
●恋に溺れたのでしょう。とうとう2018年でトーナ―メントから撤退してしまい事実上の引退状態です。(再起を目指しているそうですが上昇気配はありません)岡本さんにとっては忸怩たる思いだったのではないでしょうか。それだけに渋野選手への思いが強く出ています。
●多くのゴルフファンが渋野選手のさらなる飛躍を願っていると思います。まだ20歳の渋野選手にはゴルフ道を究めてもらい、彼女が尊敬する宮里藍さんのようになってもらいたいですね。脇道にそれずに。
●ちばてつや氏のゴルフコミック、「あした天気になーれ」を思い出しました。すでに手元にはありませんので内容も忘れましたが、主人公の女版として実際にゴルフ界の女王になってもらいたいですね。
●私には見届けることはできませんが、彼女のおかげで久々に嬉しいという思いができました。そしてスマイルの効用に改めて気づかされました。多くの人にも好影響を与えたと思います。今日(8日)のBSシネマ「パッチ・アダムス」も笑いの効用が主題の米映画です。録画中ですから後日見るのが愉しみです。
■渋野選手のスマイルシンデレラから影響を受け、スマイル爺さんになって生きていこうと思っていたところ、昨日とんでもない大失態を犯してしまいました。久しぶりに凍り付く思いでした。その出来事とは・・・
●家内が買い物に行ったので昼ごはんは自分でざるそばを造りました。少し食欲が戻ったのか美味しくいただいたあと物足りなさを感じました。そこで冷蔵庫から卵を取り出し茹で卵を造ることにしました。
●私は茹で卵を造るのに冷水から約12分茹でることにしています。ガスコンロにかけてテレビを観に隣の部屋に戻りました。テレビの横には置時計があるのでそれを見ながら横になりました。
●そしてウトウトと眠ってしまったようです 。気が付いたら家内が帰ってきていて、台所から「また鍋を傷めたね」と言うので「うん」と思い見に行ってびっくりしました。少し黒くなった鍋の中に卵が一つコロンとあるじゃないですか。しかし水気はまったくありません。
●「しまった」と思い同時に気づいたのが『ガスの元栓が開いたまま、コンロの栓も開いたまま、火は消えていましたが』・・・思わずガス漏れかと思ったのですがその気配はありません。何かセーフティ機能が動作したのか火は消えて、ガスも止まっています。
●家内は必死に私を問い詰めます。小言の速射砲です。常日頃から「ガスを使う時は傍から離れないでね」と言われていたのにこの有様です。二の句が継げない私は茫然となりました。内心「良かった、大事に至らなくて」と思いながらもゾッとしました。
●火事になっていればと思えば恐怖心が湧いてきました。ガスを付けてから発見まで1時間近くは経過していました。おそらくセーフティ機能が働いてくれたのでしょうね。まだついていました。それでも私の大失態です。
●今後は一人でガスコンロを使用するのを禁止されました。しばらくはおとなしくしていないとダメでしょう。ですが怠惰な日々を送っていた私に喝が入ったのは事実です。渋野選手のスマイルにあやかるよりも彼女の好物のお菓子、「タラタラしてんじゃねーよ」を頂かなければならないでしょうね。(笑)
笑っている場合じゃないんですが。気を付けましょう。<完>
- 登録日時
- 2019/08/09(金) 10:43