【2019年10月の雑感➂】病気備忘録
▲ウメバチソウの花。茎先に白い5弁花を上向きに1輪つける。花弁には緑色の脈が目立つ。花の中央に雄しべが5本ある。
雄しべは1日に1本だけ立ち上がって花粉を出す。雄しべの隣に細かく分裂した仮雄しべがある。仮雄しべは花粉を出さない。
また、真ん中に白い帽子のような形の雌しべがある。(以上ネットから)
花言葉は「いじらしさ」です。少しネガティヴですかね。
ショック!下血しました。診察結果は経過観察へ
■今日は10月18日(金)。2~3日前から便に出血が見られました。白内障の手術後、目がよく見えるようになったので便の状態をはっきり目視できます。キムチを食べたせいかもとか、堅い便で肛門が切れたのかと楽観するようにしていましたが、今朝は便器が血で真っ赤になりました。
●さすがにショックです。およよという驚きと不安が広がっています。元々は直腸がんなので再発は心配です。2年ほど前に内視鏡検査はしていますがそれ以来検査はしていません。そろそろしなければと思っていた矢先です。
●4年前にも手術後半年で下血しました。その時も内視鏡検査をしましたが、「虚血性大腸炎」という診断でした。今回もがんの再発でなければ良いのですが。来週21日の月曜日に定期診察なのでその時に先生に相談しようと思います。
●今は抗がん剤「ロンサーフ」を飲んでいる時ですから。明日の朝で終わります。
直腸でのがんの再発だとどうなるのか、不安ですが対処するしかないでしょう。いよいよ終わりか、などと思いながら本文を書いています。あわててもしかたがないので21日(月)に定期診察を受けてきます。その結果は後日。
■10月21日(月)に神戸医療センターに行ってきました。下血の件は土、日、月と止まっていましたのでそれも含めて先生に報告しました。「お腹は痛みますか」との問いですが「痛みません」と答えると、首をかしげながら「もうちょっと様子を見ましょうか」とのことでした。
●私もできれば内視鏡検査はしたくないので「他の方法で確かめる術はないですか」と尋ねましたが「ありません」。前回の検査はいつしたのか確認してもらいましたが、2018年3月とのこと。「2年に1回はした方が良いからそれくらいでやりましょうか」とのことでした。2020年3月ごろまで経過観察をしながら決めましょうということになりました。
●「便が堅いので力んで出す時に肛門が裂けたような感覚があるんです。」と伝えると便を柔らかくする薬を処方してくれました。内心また薬かと思いましたが、「様子を見て下痢をするようだと休止してください」と言われました。私は言われるまでもなく自分で調整つもりです。本心はあまり薬を飲みたくないんですね。(笑)
●それより肺のCT検査をしましょうということになりました。11月6日(水)の午後に検査する予約をしました。次回の診察は3週間後の11月11日(月)です。血液検査の腫瘍マーカーの数値は変化なしなのでCTでの定期検査ということになりました。
●血液検査ではまたまた白血球が2,500程度に減少していました。好中球は大丈夫なのでそんなに心配はいらないでしょうとのこと。ここ1週間ほどはまだ少ない状態でしょうから風邪などひかぬように注意するように言われましたが、心得ています。手洗い、うがいは励行しています。マスクはサボっていますが。
●これから3週間、抗がん剤は休止ですから気が楽です。体がだるくなったり痒くなることもないので安心です。この間に気候も良いので身辺整理を再開したいと思います。また本を整理して捨てます。(ブックオフへ売るのですが、捨てるのと同じ価格なので…)
■10月19日(土)に兵庫芸術文化センターへ10月定期演奏会に行ってきました。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲とプロコフィエフの交響曲第5番というプログラムでした。バイオリニストの韓国系ドイツ人のクララ=ジュミ・カンさんが告知チラシの写真より随分と美人で舞台映えのする方でした。
●チャイコフスキーのバイオリン協奏曲は4大バイオリン協奏曲の一つで有名な作品です。第一楽章の第一主題がこの曲のさびです。このパートをオーケストラが演奏すると一段と映えて聴かせてくれます。独奏のバイオリンも繰り返し繊細な音で主題を奏でてくれます。とても気持ちの良い曲です。(約35分)
●プロコフィエフの交響曲の方はあまり演奏されません。私も生で聴くのは初めてでした。20世紀の音楽ですが意外と親しみやすくリズミカルなものでした。
特にまた聴きたいとは思いませんでしたね。
■スポーツ観戦も私の予想通り、ラグビーも野球の巨人も圧倒的に負けてしまい観る意欲が失せています。ラグビーはよく健闘した結果ですから賞賛されるでしょう。日本シリーズの方はソフトバンクが強すぎて勝負になりません。今年の巨人の戦力では私の予想の2勝4敗も危ういでしょう。投手力の格差は勝負になりません。野球は投手力が7割の勝負ですから。
●ドラフト会議も巨人は惨敗です。少しがっかりしています。将来のことはわかりませんが、原さん籤運が悪すぎです。次回から遠慮された方が良いのではないでしょうか。奥川君欲しかったですね。
●明日から始まるMLBのワールドシリーズに注目しています。アストロズ(ア・リーグ)vsナショナルズ(ナ・リーグ)の世界一決定戦です。両チームとも投手力が抜群なので見ごたえがあると思います。どちらも応援しているわけではないので気楽にメジャーの一流選手のプレーを愉しみます。
●競馬が一番の楽しみになってきました。先週の菊花賞は当たりましたが3連複狙いが馬券購入直前にビビッて枠連にしました。結果は当たってちょい勝ちの配当でした。我ながら勝負弱いなと改めて感じましたね。3連複なら3倍の配当でした。(笑)
●競馬のギャンブル部分を除くと武豊騎手の秋の天皇賞5勝目は大偉業ですし、勝ったワールドプレミア号の優勝は見事です。父が今年亡くなったディープインパクトですから親孝行ですね。馬は口がきけませんからどう思っているのかわかりませんが。
●人間であるオーナーの大塚亮一さんのエピソードに心が動かされました。会計監査法人の代表で馬主の大塚さんは15歳のころ、オグリキャップ号の有馬記念優勝に感激し騎手の武豊さんにあこがれて競馬学校に入学しようと受験しましたが失敗しました。
●そこで、ならば馬主になって武豊騎手にお願いしてクラシックレースで優勝するぞと決心しました。『人生の目的』を税理士で法人を立ち上げ成功し、馬主になる、そして武豊騎手でクラシックレース優勝すると設定したのです。それを29年後にやってのけました。素晴らしい!じゃないですか。
●大塚さんは愛馬を管理する友道調教師に「何としても武騎手に乗ってもらってほしいと懇願しました。」武さんは人気騎手ですから他の馬にも騎乗依頼されます。武さんはワールドプレミア号にデビュー(新馬戦)から騎乗していますがこの馬のことはあまり高く評価していませんでした。気性が幼く、入れ込みやすいからです。
●前走のトライアル神戸新聞杯後のインタビューでもまだまだ課題が多いと嘆いていました。ところが大塚さんは友道調教師に「断られるまでお願いして欲しい」と懇願されました。武さんも他に乗る有力馬はいませんでしたから継続騎乗しました。
●レースは流石に京都3,000ⅿのレースには強い武騎手、馬の調子も上がってきていたのでしょうが見事な騎乗ぶりでワールドプレミア号を優勝に導きました。大塚オーナーの執念が実りました。良かったですね。
●関東所属の評論家や競馬記者の中には「レースの走破タイム、上り3ハロンのタイムがたいしたことが無いとか、そもそもメンバーのレベルが低かった」などケチをつける人がいます。そうかもしれませんが、自分が予想馬券的中しなかったくせにとんでもない評論です。
●ですからワールドプレミア号にはこれから4歳、5歳にかけて成長してキタサンブラックのように数々のGⅠレースに優勝してもらいたいと思います。大塚オーナーには次は武豊騎手で日本ダービーの優勝をめざしてもらいたいですね。馬の購入、維持には金がかかりますから本業でもご発展されることを期待しています。
<完>
- 登録日時
- 2019/10/22(火) 17:18