【2020年3月の雑感①】
▲あと2週間もすれば桜の花が咲くでしょう。知人から一足早く桜の便りをいただきました。今年も近隣の「菜の花と桜」が見られそうです。愉しみですね。
吉田繁治氏の無料メルマガ紹介【コロナショック】
■今月に入り依然筆は停滞しています。白血球が減少して抗がん剤は休薬中です。(3月16日に定期診察の予定)副作用はなく体調は変わりないのですがコロナウイルスの影響かやる気が失せています。息子のサポート送迎以外はテレビを観るか本を読むことで過ごしています。そんな中で同世代ながら元気なコンサルタント吉田繁治氏から興味深いメルマガが届きました。無料版なので紹介します。以下序文のみコピー、興味を持たれた方は本文を同氏のホームページにアクセスしてご覧ください。
●3月13日(金曜日)、午前11:30分。米国・欧州・日本の株価が、急
落しています。NY市場では、3月9日(月曜日)に続き、2度目のサー
キットブレーカーが発動されました。7%以上下がると、市場を落ち
つけるため15分、閉鎖されるものです。
【2008年9月のリーマン危機のとき】
NYダウは、1万4000ドル(07年12月)から、リーマンが破産した08年
9月15日を挟んで、09年3月の6500ドルまで、54%下げました。
54%に下げるのに、07年12月から09年3月まで、15か月かかっていま
す。月間の平均下落率は-5.1%(複利)という穏やかなものでした。
11年前の金融は、ゆっくりしていたのです。
同じ時期の日経平均は、1万8000円から09年1月の7000円まで、61%と、
ダウより大きく下げています(月間下落率は7.5%の複利)。日本の
輸出経済への影響が大きかったからです。金融危機と不況になった米
国への輸出が、18兆円(07年)から9兆円(10年)へと半分に減った
からです(2018年の対米輸出は16兆円)。今回のような、コロナショ
ックからの内需の減少ではなく、外需の急減が、日本株下落の主因だ
ったのです。
【リーマン危機のあとの日経平均】
7000円~1万円台の日経平均が上がり始めたのは、2年後の、異次元緩
和を標榜する安倍政権になった、2012年12月からでした。
2019年の日経平均は、1万円にたいしては、2.3倍の2万3000円から、
2.4倍の2万4000円の間を波動していました。暴落したのは、新型コロ
ナの中国での蔓延と、クルーズ船での20%感染が認識され始めた20年
2月13日からでした。
【ボラティリティが51%の相場】
今日の日経平均は1万7431円(3月13日:終値)です。1日で1128円
(6.08%)下げました。17431÷24000≒0.726。1か月で27.4%下げ、
時価総額では投資家と金融機関があると思っていた金融資産からすで
に約150兆円が失われています。
(注)13日に引けた後の20時には、CFD(差金取引の日経平均)が1万
8212円へと、終値から1044円(6%)上げています。乱高下が激しい。
このところの年間ボラティリティは51%です。1年で51%の価格変動
がある水準です。まさに、ジェットコースター相場です。投資家が、
破産の恐怖に駆られているからです。
これ以上下がって行くと、信用収縮の金融危機、政府の財政危機が、
同時に惹起される水準です。緊急号は、ほとんどの人に関係するテー
マの性格から、有料版・無料版共通とします。
●吉田氏の【ビジネス知識源】のホームページは以下のURLをクリックしてご覧ください。
http://www.cool-knowledge.com/
無料版メールマガジンのバックナンバーをクリックすれば冒頭に本記事が掲出されます。
■こうして他人の褌でも記事をアップすると自分でも書いてみようという気になります。(笑)明日の診察で白血球が増えて抗がん剤の投薬ができるようになればまた書き始めます。
●私には金融資産はありませんので吉田さんの記事は他人事ですが、政府が運用する年金の原資の株投資は大きな影響を受けるから心配ですね。おそらく筆者の吉田さんも有料メルマガで財を成しておられるので影響を受けられたのでしょう。最近の記事には熱が感じられます。
●コロナウイルスはとうとうWHOも「パンデミック」だと言い始めました。世界的な流行になりましたね。免疫力のある人は罹っても重症にはならないようですが私のような病気持ちの高齢者にとっては危険です。気を付けて過ごしたいと思っています。
●昨日競馬のテレビ中継を見ていました。千葉の中山競馬場はメインレースの時間に猛吹雪になっていました。長いこと競馬を見ていますが初めての経験です。メインの中山牝馬ステークスで本命の「コントラチェック号」が最下位の16着に負けてしまい大波乱となりました。
●今朝息子に聴いたのですが、関係者の談話では馬が吹雪の中を走っていて「雪を食べに行った」ので競争に集中しなかったということでした。馬券を買っていない私は思わず「ほほえましく」思いました。一攫千金をねらう人間たちに関係なく、馬は自然現象に思いのまま反応しているのが「良いね」です。
●コロナウイルスといい、コントラチェック号も人間の思惑を超えたところから私たちに影響を与えています。それを乗り越えていくのも人間の運命でしょう。いかなる時も押し寄せる困難や思いがけないことを切り開いていくのが生きるという現実の姿です。<完>
- 登録日時
- 2020/03/15(日) 11:36