【2020年6月の雑感①】
▲雨の須磨離宮公園の薔薇園。最初の花は「ドフトボルケ」真っ赤なバラは眼を惹きます。ですがほとんど品種名と薔薇の花が上手く写真に納まるようには植えられていません。ボードを撮影してから当該の薔薇の花を撮るという2重手間が必要でした。薔薇園の全景の一部と共にご覧ください。
競馬の続きと薔薇園の花々
■競馬の日本ダービーが終わってはや1週間。歳月川の流れは速いですね。ダービー馬コントレイル号は昨日(6日)の午後7時のNHKニュースで静養地のオーナー所有の大山の牧場に帰ったと知らせていました。激しい競馬の後は足元が心配です。この1週間ネットで動向を確認していました。無事に休養地に入れたのは嬉しい限りです。
●ダービー3着馬のヴェルトライゼンデ号の骨折が判明しました。全治3か月以上とのこと。おそらく復帰には順調でも半年はかかるでしょう。残念です。コントレイル号も念のためレントゲン検査などを行いましたが異常なしと確認されました。
一安心です。この後はゆっくり静養して秋に備えてもらいたいですね。
●調教師の矢作師はオーナーとの相談の結果、秋は9月に神戸新聞杯(今年は中京競馬場)、10月の菊花賞(京都競馬場)で無敗の3冠馬を目指すとのこと。気になったのは、その後馬の状態にもよるがジャパンカップ(東京競馬場)をめざすことになるだろうという調教師の談話が出ていたことです。
●東京は止めてもらいたい。「淀の3,000ⅿはきつい」という経験則を考慮してもらいたいですな。馬の負担は想像以上ですから。親父のディープインパクト号でさえ菊花賞の後、有馬記念に出走して2着に負けています。私は眼に見えない疲れがあったと思っています。
●人間が欲をかくと良い結果にはつながりません。多くの菊花賞馬が翌年の春の天皇賞(淀の3,200ⅿ)に出走できずにいたという事例を考慮してもらいたいものです。
●今年は3冠馬になれればそれで目標達成です。オーナーと矢作調教師には中・長期的な視野でこの馬行く末を考えていただきたいと思います。今日の安田記念でGⅠ8勝馬となったアーモンドアイ号はGⅠ10勝ぐらいするでしょうから、それを超えるか並んでいただきたいですね。(修正することになりました)
●また悲願の海外GⅠの制覇も期待されます。フランスの凱旋門賞は日本人の悲願ですが、コントレイル号には最適のレースとは言えません。それよりドバイターフやオーストラリアのGⅠを狙えば良いと思います。まだ人間なら高校生ぐらいの年齢です。これから大人になって行くコントレイル号の状態を見極めてレース選択をしてほしいですね。
●そして何よりも父ディープインパクト号の後継種牡馬として今後10年、20年と活躍してもらわねばならない逸材なのですから。(ここまで6月7日に記述)
■6月7日(日)午前中にはアーモンドアイ号の8冠達成を想定して本文を書いていました。結果は残念ながら安田記念はグランアレグリア号に敗れて2着となりました。「競馬に絶対はない」をまた見せつけられました。この馬の単勝は1.2倍でしたが、政府からもらう10万円をつぎ込んでも短時間で12万円になると思っていました。そういう方もおられたのではないかと想像します。
●日刊ゲンダイに連載中の塩崎利雄氏の競馬ウィクリー小説では、主人公が10万円をアーモンドアイとグランアレグリアの馬連1点勝負に賭けると出ていました。こちらの方は当たりで配当が650円ですから65万円に化けたことになります。来週の話の内容が愉しみです。(笑)
●想像の世界では当たろうが当たるまいが害はないのですが、実際につぎ込んだ人は大損です。競馬はこういうことがあるから無茶をしてはいけないのです。私のような博才のない人間は競馬で儲けようなどと考えないで愉しむというのが最も適しているんですがね。
●競馬は今月末の阪神競馬場でのGⅠレース「宝塚記念」で上半期の日程を終えます。私にとってはネット競馬はやるつもりがありませんから場外馬券場が再開されない限り馬券は買いません。それでも純粋にレースを愉しみ、血統が織りなす親子のドラマに一喜一憂するのも良いもんです。秋に向けて幾つもの楽しみができました。もう少し生きたいと思っています。
■5月31日に訪れた須磨離宮公園内の薔薇園。雨が降っていた上に朝一番だったせいか人影もまばらで独り占めの鑑賞状態でした。薔薇は手入れが大変なため薔薇園でないと本格的に鑑賞することはできません。昨年初めて訪れた時はこれが最後と思っていましたが、幸いにも命を長らえ今年も観ることができました。
●昨年の10月の秋薔薇は限られた品種で少し寂しい状態でした。やはり薔薇は5月から6月が鑑賞時ですね。色の鮮やかさ、赤、ピンク、白、黄色、ラベンダー色、グレイ、ライトグリーン、などなど、形も品種によってさまざま、香りは味わえませんでしたが。我を忘れて写真を撮りました。(笑)
●少しずつ本欄で写真を紹介していきます。ご笑覧ください。近隣では紫陽花の花は愉しむことはできますがあとは観るべきものがありません。サツキの花も晩期になり枯れてきました。散歩道を変えて野に咲く花々でも探してみましょう。きっと良い出会いがあるでしょう。
■昨日6月8日(月)は癌の定期診察でした。5月29日(金)にCT検査をしたもので診ていただきます。体調は変わりないのですが腹部が出っ張ってきています。通じも時々便秘があります。
●病院は相変わらず2時間待ちでした。今回の主治医の先生は予約時間から1時間以上待つのが当たり前のようです。家内に言わせると「先生も忙しんだから、大きな病院は2時間ぐらい待つものよ」と仰せです。
●CT検査の結果は「現状維持」でした。血液検査でも白血球は4,900まで戻っていました。他も大きな問題はないとのことでした。それで終わりそうだったので癌のサイズの測定やほかの臓器に異常はないかなど質問をしました。「大丈夫。少し肝脂肪が多いようですが」とのことでした。「特に対策は必要なし、今まで通りの生活をしてください」で終わりました。
●白血球(好中球)の数も十分ですので抗がん剤「ロンサーフ」を再開しましょうという事になりました。1回当たり2,500円の薬を2錠、3,400円の薬を1錠、計8,400円の薬を1日2回、10日間、168,000円も飲みます。これで効果がないと困ったものです。ですがやがて効かなくなるかもしれないのです。
●薬価のことや効果はあまり考えず、ただ機械的に飲むようにしています。白血球が減るという骨髄抑制の副作用は毎回必ず起こるのですが、食欲不振はだいぶましになってきました。間食の食べ過ぎにだけ注意をして今月もしっかり食事をしたいと思います。<完>
- 登録日時
- 2020/06/09(火) 14:55