【2020年6月の雑感④】
▲雨の須磨離宮公園の薔薇園から。噴水と薔薇は良い組み合わせですね。庭園が立派に見えます。今回の薔薇は「マダム・ピエール・オジェ」です。赤いバラは惹きつける力が強いですね。雨に濡れた花も趣があります。
敗軍の将兵を語らず
■6月15日(月)今日は新聞休刊日なのでいつもより早く、長くネットサーフィンを楽しみました。特に注目すべき記事もなく、普段はつまらないからスルーする記事を読んでしまいました。(笑)
●今日読んだのは次の3本です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d4fc79cdcc474df762c7521bd89ea868a0a3dae
平松邦夫元大阪市長 「大阪のツートップ」について投稿
・https://news.yahoo.co.jp/articles/55996d5b3679c810bfaef5b699ec5b092f3f4f20
「麒麟がくる」は史上最も主役の存在感が薄い大河 それでもナゼ人気なの
か?
・https://news.yahoo.co.jp/byline/toryu/20200614-00183295/
渡部建氏が食の師と仰いだ人物を侮辱! 「芸能界のグルメ王」とは何だったのか?
●その中から平松邦夫氏に関する記事をメインに取り上げます。読む前から平松さん、またまたライオンの檻に肉を投げ入れるようなことをしたのではと予想しました。私の予想は平松さんが何を主張とするのかという内容より、彼の主張に対するネットユーザーの反応コメントが否定的なもののオンパレードになるだろうということです。
●予想は的中。実際の事例は記事のURLをクリックし、内容をお読みいただくと共に下の欄にある投稿者のコメントを参照してください。予想通りで思わず苦笑いです。「言論の自由だけど平松さん余計なことは言わない方が良いですよ」というのが私の率直な感想です。
●私は兵庫県民なので大阪の市政、府政について関心があるわけでないので意見はありません。ただ現在は松井市長、吉村知事が奮闘されているので上手くやって欲しいなとは思います。ところが現政権に不満があるのか、暇を持て余しておられるのか平松前市長は苦言を述べられています。それに対するネット市民・府民の反応は概ね「お前が言うな」「政治は結果やで」など平松氏に対する批判的なコメントでしょう。
●私の頭に浮かんだのは「敗軍の将兵を語らず」という戒めです。早速ネット検索をすると次のようなホームページが見つかりました。数々の名言が解説されています。これは良いページを見つけたというのが私の収穫です。何もなければ「敗軍の将・・・」という言葉も浮かんできません。平松氏のお陰でした。(笑)
記事のURLは以下の通りです。
・https://iec.co.jp/media/corner/kojijyukugo/
タイトルは「故事百選」です。興味のある方はご覧ください。
■次の「麒麟がくる」の記事は昨夜スペシャル大河で「伊達政宗」を見たせいでしょうか。同じ池端俊策氏の脚本ですが、政宗と光秀の描き方には大いに違いがあるようです。私にはおなじくネットユーザーのコメントが参考になりました。多彩な視点、見解の納得度など見事ですね。
●私には堺正章や門脇麦の子弟コンビの存在や光秀が桶狭間の近辺をうろちょろするのが不満でした。それより光秀の若き時代の家庭人としての側面を描いた方がと思います。やがて仕事が順調になり表舞台に立ち、仕事人間になって行くことでその責任の重さ、競争の厳しさから家庭を顧みなくなる、妻煕子の苦悩も含めて描いてほしかったですね。
●ちなみに長谷川博己さんの光秀ははまり役だと思います。真面目で思慮深く、自分の正義にこだわる人物像にはピッタリだと思います。後半はいよいよ光秀の活躍時代が描かれるはずです。信長に麒麟を見出し、その夢の実現の期待に応えるために働き続けたのに、それが裏切られた(自分の存在価値が失われた)と思ったからこそ本能寺の変を起こしたのではないでしょうか?(あくまで私の個人的な見解です)
■最後の芸人渡部建についての記事は、今回のスキャンダルについて知りたいからではありません。唾棄すべき出来事ですから(詳しくは読んでいないのですが)興味はありません。ただ彼はグルメ評論家としてどのような仕事をしていたのかに興味は感じたから確認の意味で読んでみました。
●グルメジャーナリストの東龍さんの署名記事は以下のURLでご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/toryu/20200614-00183295/
渡部建氏が食の師と仰いだ人物を侮辱! 「芸能界のグルメ王」とは何だったのか?
●東氏が渡部を批判されているユーチューブ動画を見ましたが、一般の視聴者には渡部氏が誰のことを非難しているかは明確に分かりません。本動画を見る限りまともな仕事をしているのだなという感想です。
●食の師と仰いだ方が渡部氏は週刊誌の記事を取り上げ非難したに過ぎない、短いコメントでした。東氏の憤りは渡部氏がかつて師と仰いだ方を証拠もなしに揶揄したということでしょうが、これも真実は分かりません。私にとっては採るに足らない内容です。
●それよりも渡部氏が視聴者のために役立つことを発信している仕事ぶりは評価します。ただ今回の不貞スキャンダルは視聴者を失うことになるのは想像に難くないですね。マスコミは袋叩きにしようとしていますね。
●食欲も性欲も人間の基本的三大欲求のうちの2つですが、いずれも獣と人間では求めるものが違うはずです。
●本能に突き動かされながら感情と理性をコントロールして生きるのが人間です。生きる意味を見出す目的を持って復活に臨んでもらいたいですね。強敵は自身の傲慢さでしょう。さらに言えばマスコミでしょうか。
■今日16日(火)に本稿を推敲しています。今朝は息子を三宮まで送って行きましたが通勤客が増加しています。帰りにお茶をして近所のSCへ寄りました。朝から大勢の買い物客です。バスも満員でした。このままコロナウイルスが消えて行ってくれれば良いのですが、一つ間違えると大変なことになりそうです。
●ただみなさんマスクだけはしっかり着用されています。これはすごい普及ですね。我が家にもアベノマスクが届きましたがテーブルの上に放置されています。このまま活躍しなくても良い状態を望みます。
●先週末に副作用で食欲が減退しました。2日間の休薬でましになったのですが、昨夕方から再開しています。食欲不振にならないで飲めればいいんですが。今週の私の関心事は快適な食事です。<完>
- 登録日時
- 2020/06/16(火) 12:13