【2020年6月の雑感⑤】
▲雨の須磨離宮公園の薔薇園から。今月は薔薇の花の紹介を続けています。あと2回、美しいバラの花を観賞ください。今回は音楽家「ヨハンシュトラウス」と「パガニーニ」の名前が付いた薔薇の花です。
たかがプロ野球されどプロ野球
■今月の抗がん剤の服用はとても体に堪えました。6月8日から5日間飲んで、2日間休薬で6月20日(土)の朝まで5日間、朝晩飲みましたが前後半いずれも3日目ぐらいから倦怠感、食欲不振にみまわれました。体が思うように動かないし、いよいよおしまいかなという気になりました。ホント。
●今日、6月24日(水)でようやく下っ腹にも力が漲り本文も書き始めています。もうすぐ朝の買い物散歩にも出かけます。そういう意欲が湧いてきているんですね。これだとまだ大丈夫でしょう。(笑)
●6月22日(月)は定期診察の日でした。ところが神戸医療センターにかかって丸5年になりますが、初めて診察日を忘れてしまいました。昼前に病院から電話があり「どうしたんですか」とのこと。なじみの看護師さんからでしたので「ごめん、ごめん忘れていた」で済ませました。電話で様子を聴いてくれたので伝えて、次回の診察の予約をしてもらいました。
●書斎のカレンダーには印が入っていますが、よく見るダイニングルームのカレンダーには記入していませんでした。抗がん剤の副作用による苦痛からすっかり病院のことは忘れていました。心のどこかに「どうせ行っても2時間待ちの10分診察でたいした内容もないのに」という気があったからでしょう。
●前回のCT検査の結果による診断さえ分かればしばらくは意味がないという勝手な判断がありました。私自身がマンネリ化しているのでしょう。こういう時は気を付けないといけませんね。次回7月6日(月)はしっかりと診てもらいます。
■6月19日(金)にプロ野球が無観客で開幕しました。プロ野球も不要不急のものですからコロナ禍のもとでは自粛が当然です。そのコロナ禍も第1波が終息に向かっています。まだまだ予断は許されませんがひとまず一安心ですね。
最近では「コロナ対策は壮大な失敗」という記事が出ています。後日紹介します。
●6月19日の開幕戦はテレビの前で久々に緊張しました。巨人vs阪神戦がお目当てです。試合は僅差の好試合でしたが辛うじて巨人が勝ちました。ご機嫌で初日を終えました。2日目からは土日だったので競馬観戦を優先してチラチラ野球を観ていました。結果は巨人が3連勝してしまいました。
●今年の巨人は投手力に不安があるため私の予想は3位でした。野球は投手力が7割勝敗を決するというのが私の経験則です。西武ライオンズのような例外もありますが、最後に勝ち残るのは投手力のあるチームです。
●今年の巨人軍では3連戦を2勝1敗で御の字、6戦で3勝3敗のペースだろうと踏んでいました。阪神に望外の3連勝をしたので次の広島戦は昨日現在1勝1敗です。今日がヤマ場です。今日勝てば好調といえます。負ければ普通の状態でしょう。(笑)
●各チームのファンにとっては「待ってました!」とたまらないひと時を過ごしておられることでしょう。たかが野球ですが「されど野球」ですね。こんなに面白いゲームはめったにありません。1試合1試合に「一喜一憂」して愉しむのがプロ野球です。
●今シーズンは120試合になりましたが、最後まで無事開催されるよう祈るばかりです。そして1日も早く球場で観戦できる日が来ることを願っています。今年はうまくいけば巨人vsヤクルト戦が近所のほっともっと神戸スタジアムで開催される予定です。おそらく抽選でしょうが何とか私に最後の楽しみが来ますように祈っています。(笑)
●さて開幕戦で巨人に3連敗した阪神タイガースですがどうやら不調の出足のようです。まだ始まったばかりですが関西のスポーツマスコミは元気がありません。ネットサーフィンをしていてもネガティブな記事ばかりです。テレビでも芸人さんを中心に気勢が上がっていません。今週の土曜日朝のMBSの「せやねん」を心配します。(笑)
●まだまだ始まったばかりです。これから先はどのようになるかはわかりません。ファンは目先の勝利に一喜一憂するのが特権です。ネットの記事の後に投稿されているファンの声は自由奔放でいいんです。早くも監督・ベンチの采配批判、補強した外人選手への評価、個々の期待する選手への批判に満ちていますが自由です。
●私が懸念するのはプロ野球専門評論家と称する人たちのコメントです。OBをはじめ元プロ野球選手が解説や批評を発信しています。しかしこの人たちも素人のファンとあまり変わらない視点で論じているのが嫌気ですね。
●たとえば元監督の岡田彰布さんの解説記事を読みましたが、こういう内容なら熱心な阪神ファンの代弁にしかすぎません。つまり文句を言って憂さ晴らしをするに過ぎないと思います。この内容なら私でもできます。ちなみに読んでみてください。記者が岡田さんから聞いてまとめたものでしょうから岡田さんの本意ではないかもしれません。
https://www.daily.co.jp/tigers/2020/06/22/0013444071.shtml
●阪神は次のヤクルト戦の初戦に勝ちましたが昨日はまたまた負けてしまいました。打線の不振に自慢の投手力の不整備が要因でしょう。打線は糸井とマルテ以外は全滅。投手では先発は、西、青柳のみ、中継ぎは能見さんのみ、セットアッパーのスアレスはOKだがクロ―ザー藤川にはまだ一抹の不安あり。戦力が不十分です。中期的な対策が必要ですね。横浜には相性はいいんですが、これから広島、中日と苦手との対戦が待っています。
●首脳陣批判だけでは解決しません。個々の選手の長所を見極め、それを強化して発揮させる動機づけが必要でしょう。捕手を3人使うのも長いペナントレースを考えてのことでしょう。「梅野に固定せよ」などというスポーツ評論家、マスコミ、一部のファンの声などに惑わされる必要はありません。監督の考えがあってのことでしょうから気にする必要なし。ねらいに対して結果で判断していけば良いのです。
●『ねらいを明確にして実行する。結果を分析して今後を判断する』これが仕事をする上でのセオリーです。プロ野球も同じでしょう。ねらいを確認しないで結果だけから判断すると監督(首脳陣)の腕は上がらないでしょう。
●対策は短期的な対応と中期を考えた対応に分けて行い、勝負に勝つという目標に集中していけば良いのです。(これはやっておられると思いますが)阪神タイガースが好調にならなければ関西は盛り上がりません。景気にも影響してきますから矢野監督以下、選手の皆さんに頑張っていただきたいと願います。
●本文の推敲が終わってアップしようとしていたら、巨人が楽天からウイーラー内野手獲得のニュースが飛び込んできました。若手の池田駿投手との交換トレードのようです。シーズンは始まったばかりです。こういう手段は短期的なテコ入れでしょう。私は先発投手の補強が必要だと考えているのであまり評価しませんが。
■本当に体調が回復してきました。今月の苦しさは何だったんでしょうね。こうやって弱って行きやがて冥土へ行くのかとよく考えました。プラス思考になんかなれませんでした。凡人の私には頭でわかっていても実践できないんですね。ま、あるがままで良いんだと言い訳していますがね。(笑)<完>
- 登録日時
- 2020/06/25(木) 14:46