【2020年9月の雑感②】
▲風車菊の花、これも花屋さんで撮影。キク(菊)という名前は、「窮まる(きわまる)」が語源で、一年の最後に咲くことに由来しているそうです。
風車菊(フウシャギク)という名前は、花弁がスプーンのようになっていて風車のように見えることに由来します。
花言葉は沢山ありますが、「上機嫌」と「生命力」を選びました。
秋の訪れ
■昨日9月14日は定期診察でした。今回も2時間近く待って10分の診察でした。椅子に長く座っていると尾骶骨が痛くなり困っています。診察の結果、また白血球(好中球)が大きく減っており、抗がん剤の投薬は休止になりました。骨髄抑制の副作用ですね。折角投薬量を減らしましたが従来と変わりないサイクルで効果は無かったようです。
●2週間後の診察で投薬の再開が決まります。あとは久しぶりにCT検査をすることになりました。18日(金)に行います。約4か月ぶりですから癌の変化はあるでしょう。腫瘍マーカーの数値が徐々に上がっているので少し大きくなっているかもしれません。体調は変わりないし涼しくなってきたので体も動きやすくなりました。あまり進行していないことを願っています。
■9月10日の日に兵庫芸術文化センターのPAC特別演奏会の申込み受付がありました。10月の公演です。チャイコフスキー特集で交響曲4番とバイオリン協奏曲です。コロナの影響で2,000ある席が半分の使用です。そのうえ会員限定と言え、今までの定期演奏会のように3日間公演ではなく1日限りです。ネット予約をしましたがなかなかゲットできません。午前10時の開始から15分経ったところであきらめました。
●今までほぼ3日間満員で6,000人が来場していたのに、1,000人しか当たらないわけです。厳しい状況に挑戦する闘志も萎えました。(笑)ま、CDか録画した映像で愉しむことにします。半年ほど劇場に行って居ないと潮時かなという思いに至りました。同時に今まで保存していた2011年からの毎月のパンフを整理して捨てることにしました。
●丸9年分、定期演奏会と特別演奏会を合わせると100冊を少し超えています。思い切って捨てました。手元には年鑑版の物を1冊ずつ置いているのでどのような演奏会に行ったかの記録は残ります。しかしそれを見たからと言って何ら役に立ちません。いつか暇な時に(いつも暇ですが-笑)見返すかもしれませんが。それより少しスペースができ快適です。
■今朝(15日)、朝食後にテレビをつけるとBS3で「世界ふれあい街歩き」をやっていました。今回は南イタリアのバーリの街でした。だいぶ前の撮影でしょうか、コロナ対策はありません。ついつい惹きこまれて全部見ました。この番組はたまに見るのですが、思うのは世界のそれぞれの街で私の日常と変わりない生活が営まれていることを知って感慨にふけることです。
●バーリの街など初めて知りました。この番組でよく出くわす新市街と旧市街の紹介です。いずこも旧市街に趣がありその街の歴史が感じられます。印象に残ったのは住民の方の「新市街で聴こえる音は車の騒音だが、旧市街では人々の話す声が狭い街並みに共鳴して音楽のように聴こえる」という言葉でした。私の住む団地でも年寄りが増えて静かですが、夕方や休みの日に聴こえる子供たちの元気な声に、ここもまだまだ未来があるなと思っています。
●夜になると秋の虫の声が聴こえます。セミから虫たちへ耳を澄ませば自然の音楽が気分を穏やかにしてくれます。眠る前にはほぼ毎日ちあきなおみさんの「カモメの街」「紅とんぼ」「歳月河」の3曲を聴いて眠ります。
■夕方から大相撲9月場所をテレビ桟敷で楽しんでいます。今場所は両横綱が休場で淋しいですが、これも近未来の姿ですから割り切って楽しみましょう。幕内下位から上位まで楽しみな力士が増えて好取組の連続です。炎鵬の影が薄くなり残念ですが、地元(淡路島出身)の小兵照強が頑張っています。琴勝峰や若隆景、翔猿、豊昇龍など有望力士の活躍、関脇三銃士など興味深いですね。
●心配なのは大関朝乃山です。初日から2連敗してしまいました。苦手遠藤に勢いのある隆の勝ですからやむを得ないかもしれません。クヨクヨしないで今日の照の富士戦から復活してもらいたいですね。照の富士も連敗中ですが。
●もう一人の大関貴景勝は先場所とは見違える立ち上がりです。膝の具合が良くなればこれくらいは取れる力士です。しかし昨年阪急西宮ガーデンズで小学生の女の子から結婚を申し込まれ、「大人になったらまた会いましょう」と約束していましたが、元大関北天祐のお嬢さんと結婚してしまい、あの約束は反故ですか。(笑)とにかく相撲は頑張ってもらいたいですね。
■プロ野球も今シーズンの試合数が半分を超えました。わが巨人軍はやや独走態勢に入っています。夜はナイターで連日愉しんでいます。巨人が勝つと多くのファンと同じように気持ちよく眠れます。(笑)
●私は熱烈なファンですのでいくら2位との差を広げていても毎試合勝つ方が嬉しいのです。今年は良い思いをさせてもらっていますが、決して強力なチーム状態ではありません。特に投手陣はエースの菅野投手〈開幕10連勝中〉以外、先発陣は投げてみないと分かりません。若手の戸郷投手ぐらいが比較的安心ですが、後は不安半分で見ています。
●幸いリリーフ陣が安定しているのが救いです。ですから結構疲れるんですね。大勝ちはめったにありませんから。偶にテレビ中継が無い時がありますが、その夜はスマホで途中経過を見だけですから体力は消耗しません。(笑)
●今日から東京ドームで阪神戦です。今回阪神は3連勝を狙って、高橋、青柳,西という好投手をぶつけてきます。巨人は菅野、サンチェス、田口でしょう。今日一つ勝てばいいのですが、高橋も好投手なので予断を許しません。先制点を取って逃げ込みを図りたいですね。
●今年は11月までプロ野球を楽しめそうなので体調が悪化しないことを願っています。秋は気持ちの良い季節です。体をリラックスさせ、日常の小さな愉しみを大切にしたいと思っています。競馬も今月末から有力馬が登場してきます。馬券購入の準備練習もしています。先週の予想練習は的中しました。しかしあせらず月末から参戦です。所詮馬券購入はギャンブルですから。
■テレビでは連日自民党総裁選の予想をしていました。菅義偉さんの圧勝で本命が勝ちました。2位が岸田文雄さんで3位が石破茂さんでした。この総裁選で石破さんがなぜ党内の議員から不人気なのかが取りざたされました。
●演説では真っ当なことを論理的にお話しされていましたが、安倍政権下で共に汗を流さず何ら成果を上げてこられなかったのは失敗でしたね。政治家は結果が全てです。何を言ったかではなく何をなしえたかで評価されます。党内で支持を得るには批判だけでは無理でしょう。今後の進退が問われることになりましたね。
●つらつらと今の関心ごとを書いてきました。2週間抗がん剤の投薬が伸びましたので体調不良には陥らないでしょう。涼しくなったのでまた別の記事を書いてアップします。そろそろ本も読みたいですね。少し意欲が湧いてきています。<完>
- 登録日時
- 2020/09/15(火) 15:00