【2020年09月の雑感➂】
▲ダリアの花。夏から秋にかけて華麗な花を咲かせます。花言葉も「華麗」「優雅」など。ネガティブな花言葉もあるようですが無視です。キク科の花で菊の花に似ているところもありますね。これも花屋さんで撮影したものです。
相撲と野球観戦にのめり込んでいます
■日に日に涼しさが増してきています。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますがまさに季節は正確に流れているようです。個人的には猛暑と極寒が生きる上での強敵ですが、どうやら今年の夏も乗り切ったようです。良かった、良かった。ひと安心です。
●9月も後半に入り過ごしやすい日々ですが、私はこの数週間、大相撲とプロ野球観戦にのめり込んでいます。相撲は今日で12日目。今日を入れてあと4日間で優勝が決まります。今日現在、2敗に4力士、3敗に3力士の大混戦です。
(昨日で2敗、3敗とも3力士ずつになりました。)
●前回のブログに書きました幕内の新鋭、翔猿と若貴景がともに2敗で頑張っています。私の眼も確かだなと自画自賛しています。大関貴景勝と関脇正代が2敗で優勝争いの先頭を走っているのは実力通りでしょう。あとは立ち上がりに3敗しました大関朝乃山が3敗ですからこの3人に今日の翔猿と若貴景の勝者が絡んで残り3日間の争いになるでしょう。(昨日翔猿が勝ちました)
●個人的には地元の貴景勝に大関初優勝をしてもらいたいのですが、ちょっと太り過ぎではないかと思われる身体が気になります。冷静な予想では関脇正代が優勝するのではないかと思います。13勝で優勝すれば大関昇進でしょう。熊本県出身力士の初優勝もいいんじゃないですか。
●両横綱不在の今場所でしたが、別に物足りなくはありません。間違いなく角界も世代交代の時でしょう。白鵬のような乱暴な相撲もなくとても気持ちよく見ることが出来ています。ただ栃の心の貴景勝戦の立ち合いの変化だけ気に入りません。これも勝負手ですから異存はありませんが、春日野親方の教えとは違う相撲でしたね。
●がっかりは御嶽海です。テレビで武隈親方(元豪栄道)が「御嶽海は稽古をあまりしませんからね」と解説でおっしゃっていました。御嶽海の稽古嫌いはすでに有名ですが、面白い漢ですね。何か存念があっての行為でしょうが、その心を聴いてみたいですね。このままだと貴景勝、朝乃山、に続いて正代にも大関昇進の先を越されそうです。
●出羽の海親方(元小城の花)の指導はどうなんでしょうか?部屋には関取は御嶽海一人なのも厳しい環境です。今はコロナで出げいこ禁止ですから幕下以下の若手が相手では稽古にもならないでしょう。人間の行動は個人の資質・能力以外に環境の影響を受けますからね。(社会心理学者クルト・レヴィンの場の理論)
●さて残り3日間、テレビ桟敷で熱くなりそうです。私の場合は取り組み内容によって体が動くんですね。自然と下っ腹に力が入ります。運動不足の私には良い運動です。力士たちのガチンコ相撲を応援しています。ただ怪我人が多いのが気がかりです。(昨日で照の富士が阿武咲に負けて怪我をしました。今日から休場です)力士の皆さんもうひと踏ん張り、千秋楽まで熱戦を期待しています。
■もう一つの楽しみがプロ野球です。セリーグのペナント争いはわが巨人軍の独走状態ですが、それでも1試合1試合が愉しみの対象です。毎回負けてもいいやという試合はなくて、いつも勝ち試合を見たいのです。(笑)ですがこのまま独走すると10月20日ごろに優勝が決まってしまいそうです。それでは面白くないのでもう少しゆっくり、10月末ぐらいに決めてもらいたいですね。
●巨人も決して万全の状態ではなく、投手陣はエースの菅野以外は投げてみないと分からないままです。打線も打率上位10傑に巨人の選手が一人もいないという状況です。投手力では阪神の方が上で、打線はDNAが上です。それでも勝つのは巨人。そろそろ専門家と称する評論家たちが後追いの分析を始めました。
●おおむね原監督の監督力の差というのが答えの一番のようです。リーダーの経験と能力の差だそうです。試合ごとの指揮力だけでなく、戦う前の準備力が重要です。コーチ陣の組閣力、戦う相手の分析を担うスコアラーへの動機づけ、そして戦力としての選手のやりくりなどが主な要因ではないでしょうか。
●相撲も野球も選手の故障、疲労を管理する能力が重要だと思います。怪我は不可抗力の場合が多いのですが、疲労は事前に管理することが可能です。重要な戦力が怪我をしたり故障しないようにするのは現場監督の責任です。
●そういう観点からすると確かに原監督は少しイレギュラーな今シーズンを上手くコントロールされているようです。ですが日本シリーズでパリーグの覇者を破って日本一になるにはまだまだ不安要素が一杯です。特に先発投手陣をもう一段レベルを上げないと日本一は難しいでしょうね。
●打線は坂本、丸が復調してきたので岡本と合わせ、吉川、松原、中島、大城、に亀井やウィーラー、若林など固まってきています。今シーズンはもうこれで戦かうしかないでしょう。
●来年はFA市場に大野(中日)、山田(ヤクルト)、小川(ヤクルト)が出てきます。誰か一人でも取れれば十分でしょう。外人はソト(DNA)が狙い目です。
菅野が大リーグに行くかもしれませんので補強が重要です。
●ドラフトは早大の左腕、早川投手を取って欲しいのですが、打者の近大佐藤選手を1位指名するようです。原監督は籤運が無いのでスカウト陣に2番手、3番手で指名する逸材を探してほしいですね。私は早川も佐藤も難しいように思います。
●来年も生きられるかどうかもわからないのですが、こうして相撲や野球について考えることを愉しんでいます。「愉しむとは心を前向きにすることだ」と言い聞かせ、認知症防止も兼ねて頭を使っています。相撲は今日を入れてあと3日で終わります。野球はまだまだ大丈夫です。日本シリーズ優勝まで愉しめます。
■菅政権に代わってひとつ気になることがあります。竹中平蔵氏がまたぞろ重宝され出したようです。菅さんは小泉政権の時に竹中さんの下で働いていたことがあるそうです。早速総理と会談をした竹中氏がテレビで自論の改革案を述べ始めています。彼の主張は改革なくして成長なしですが、一方で弱者の淘汰、強者の優遇です。
●具体的にどのような政策を菅総理に提案し、実行しようとするのか要注意です。みなさんも注目しておいてください。安倍総理の後半は私たちの生活に関係ないことで問題を起こしていました。(モリ・カケや桜を見る会など)菅総理はそのようなレベルのことで問題は起こさないでしょう。しかし国のかじ取りに関わることや、私たちの生活に関わることでいろんなことをやるでしょう。コロナ対策ではもうチョンボはしないでしょうから。(笑)<完>
- 登録日時
- 2020/09/25(金) 14:02