【2020年10月の雑感④】
▲マリーゴールドの花。秋の神戸市の地下鉄駅前にはこの花がたくさん植えられています。力強い黄色が秋空の下で輝いて見えます。花言葉は「健康」です。
アメリカンマリーゴールドというのもあって花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」とありました。私にはピッタリです。
ワクワクドキドキのスポーツ観戦
■昨日10月26日(月)は定期診察でした。結果は白血球(好中球)の数値が規定値内でした。いつもなら数値が規定値より低くて抗がん剤「ロンサーフ」はパスするところだったのですが、久々に2週間の休薬で再開となりました。
●これが普通のサイクルなんですが、この数か月ずっと骨髄抑制の副作用で、もう2週間休薬が続いていました。当然癌の方は喜びますから少しずつ増殖していたのでしょう。
●主治医の先生に「なぜ今回は白血球(好中球)が正常値になったのでしょうか?」と質問しましたが、苦笑しながら「私にもわからないんですよ」との返答でした。「そうですか」と言いながらも内心「事例は無いんかな」と思った次第です。(笑)
●そこで今回は抗がん剤の再開をすることになりました。昨晩から飲み始めています。またしばらくすると食欲不振の症状がでるでしょうが、何とか乗り切って2週間を過ごしたいと思います。先生は頼りないのでネットで検索しました。すると期待する答えは得られませんでしたが、県立静岡がんセンターのホームページに行き当たり、PDFで骨髄抑制と感染症に関する資料が得られました。
●「なぜ正常値になるのか」の疑問には答えてくれませんが、骨髄抑制のしくみや感染症対策は学べます。あまり癌については勉強しないことに決めているのですが、情報は豊富にネット上にあるのが分かりました。また暇な時にじっくり読んでみます。それより気にしないことの方が大事かとも思っています。
●今回の数値が休薬後2週間なので最低値であって、今後は白血球(好中球)が増えていくのだと思うのですが、その質問にも先生は「そうだと思います」ですから頼りないなと思ってしまいます。ま、まだ経験が浅い先生ですから私のような状態の患者よりも、癌が判明して手術をしなければいけない人や、自分が手術をした人の術後治療の方に関心が行くのは想像できます。
●私はまだ元気です。近所のおばさまたちからも掃除の時に「顔色はいいね」と言われます。毎朝自分で顔をチェックしていますが、頬が少し落ちたような気がしますが、目には力が宿っています。爺になりましたけど死相は出ていません。(笑)しばらくは大丈夫でしょう。経済的な負担が続きますのでもういいかなと思っているんですけど、なかなか思うようにはならないものです。(笑)
■ワクワクドキドキのスポーツ観戦
ここのところ野球、競馬で「わくわくドキドキ」が続いています。今月は何度も書きましたが、まずMLBの動向から。
●レイズ対ドジャースのワールドシリーズは熱戦続きです。昨日でドジャースが3勝2敗としています。明日ドジャースが勝てば優勝、レイズが盛り返すと第7戦へもつれ込みます。レイズを応援していますがテレビを観る限りドジャースの方が若干強力のようです。レイズの筒香選手はようやく代打で出ていますが三振ばかりで残念です。明日は楽しみにしています。願わくは7戦まで縺れてもらいたいですね。
●日本のプロ野球は巨人がもたついている間にパ・リーグのソフトバンクが優勝しそうです。今日のロッテ戦に勝てば決まり、明日明後日も2位のロッテ戦ですから今月中に決まるでしょう。ここに来てのロッテの失速は残念です。コロナ禍の影響でしょう。ですが、決まってもパ・リーグはクライマックスがあるのでまだまだわかりません。
●セ・リーグの巨人は私の希望通り優勝は遅れましたが今月中には決まるでしょう。今週はDeNA(横浜)とヤクルト(東京ドーム)の6連戦ですから関東での優勝になるでしょうな。ただ投打ともに下降線なのが気がかりです。投手力はこんなものでしょうが、打線はもうちょっと頑張ってもらわないと日本シリーズに向けて不安です。
●優勝までもう数試合。ワクワクドキドキしながら愉しみたいと思います。今年は去年ほどの高揚感はありませんが。(笑)
●昨日はドラフト会議がありました。巨人は近大の佐藤選手に入札しましたが抽選で負けてしまいました。阪神タイガースに当たりましたが地元の選手なので良いでしょう。気の早い関西マスコミはこれで来シーズンは阪神が優勝を狙えると書いています。めでたいですね。(笑)これで新聞は売れるでしょうから。
●ドラフトの結果は翌年では評価が決まりません。早くて2,3年後、時間がかかれば5年ぐらい先に結果が出ます。昨年の広島の森下投手のような例はまれです。みんなロッテに行った佐々木投手、ヤクルトの奥川投手ねらいでしたが、広島の森下単独指名は大成功でした。これは素人の私でも想定できたことですが。原監督は奥川推しですが巨人ナインは森下推しでした。残念。
●佐藤選手は強打者ですが将来性はともかく、来年阪神の優勝の牽引者にはなれないでしょう。ホームランバッターですが打率は低いし、三振も多いそうなので1年は辛抱ですね。開花すれば大山選手と並んで強力打線になるでしょうけど。
●来年は楽天が引き当てた早大の早川投手が1年目から活躍しそうです。左腕で150キロを超える速球に変化球もあるのでプロでも活躍できるでしょう。早稲田の小宮山監督の教えを守って飛躍して欲しい投手です。
●あとはやってみないと分かりませんし、即戦力か将来性かの見極めもあるでしょうから、みんなプロ野球で成功するように頑張ってもらいたいですね。おそらく一部の選手しか1軍で活躍できないでしょうから。これからの努力次第です。丈夫な体力と頑張り続ける才能があるかどうかも決め手になりますからね。
●先々週と先週の日曜日は何といっても競馬がメインでした。無敗の牝馬三冠と牡馬三冠がかかったレース(秋華賞と菊花賞)があったからです。競馬はロマン派のわたしには両馬が目標達成するかが一大関心事でした。
●馬券も買いましたからワクワクドキドキでしたが、それよりも目標達成するか否かに緊張しました。久しぶりの胸の高鳴りです。結果は牝馬のデアリングタクト号が楽勝で、牡馬のコントレイル号は辛勝でした。専門家と言われる人たちは逆の予想でしたが、競馬は玄人と称する人の思い通りにはなりません。
●私は特にコントレイル号にシンパシーを感じていたので何としても無敗の三冠馬になって欲しいと思っていました。ダービーの時は事前に自宅前の空に飛行機雲が出ていたので、安心していましたが今回は澄み切った秋空で雲一つありません。どうかなと一抹の不安はありました。実際にはレースをテレビで見ていて久々にゴール前で力が入りました。
●しかし良かった。ディープインパクト最後の傑作と言われるコントレイル号は歴史に名を残すことができます。まだ3歳ですから来年一杯は現役です。さらに成長して親父を超えるGⅠレース8勝の偉業を成し遂げてもらいたいですね。早くもフランスの凱旋門賞への挑戦が期待されていますが馬場状態の問題もあり慎重に事を運んでもらいたいですね。
●それに今回の菊花賞で淀の3,000ⅿに苦戦しました。血統的にステイヤー(長距離)ではないので春の天皇賞(3,200ⅿ)は止めるでしょう。そうすべきです。それより馬主さんが次走はジャパンカップなどと言っておられますが、これも反対です。
●馬の使い分けは馬主の権限ですが、どうかコントレイル号には休養をあたえてやってもらいたい。私は暮れの有馬記念もパスして来春のGⅠ大阪杯から始動してもらいたいと思っています。淀の3,000ⅿは想像以上に馬の負担になるんですね。長年の競馬ファンとしては関係者の賢明な判断をお願いしたいですね。
矢作調教師のコメントに「コントレイルは日本の宝」というのがありました。まさにそのとおりです。ディープの後継種牡馬としての仕事も待っていますからね。
●来週はアーモンドアイ号のGⅠ8勝の大記録のかかった秋の天皇賞が行われます。まだまだ私の「ワクワクドキドキ」は続きそうです。心がときめくのは健康にも良さそうですから、大いに愉しみたいと思います。<完>
●予想下手の分析上手と私が思っている同世代柏木集保氏のコラムが連載されています。興味のある方は先週と今週分を読んでみてください。
https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=47618
https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=47570
注:スマホでは途中から有料表示になるようです。PCなら
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- 登録日時
- 2020/10/27(火) 14:05