【2020年12月の雑感②】
▲ポインセチアの花。花屋さんの店頭で撮影しました。クリスマスシーズンで色鮮やかな花々が目につきます。赤い色のポインセチアの花言葉は「私のこころは燃えている」だそうです。自分も燃えていた日々が懐かしいですね。
気になることはブログに書いて忘れよう
■12月6日(日)神戸医療センターの新型コロナウイルス感染クラスターのニュースが続いています。今朝の新聞では32人の感染になったとの報道です。12月2日(水)付けでは14人でしたから18人増です。重症者数は発表されていませんから分かりませんが、すでに感染した人が次々と判明しているのでしょうね。入院患者と看護師さんがほとんどです。
●同病院のホームページを見るとすでに11月16日に同病院の入院病棟の看護師さんが感染したのが始まりのようです。看護師さんの持ち込みだと困ったものです。ご本人が一番つらいでしょう。どうか入院患者さんに重症者が出ないことを祈るばかりです。
●私の次回の通院は12月14日(月)です。できるだけ防護を完全にして行くつもりです。ですが心配ですね。ただ最近は感染者の拡大は報道されていません。
今日は12月10日(木)です。
■今年も喪中ハガキ届きが終りました。例年通り年賀状交換をしている方々のご両親の訃報が寄せられるのが殆どです。そんな中、同世代の知人の逝去が伝えられました。40年前の山中湖ホテルでの他流試合研修(組織開発体験講座)で同じチームだった広島のTさんです。当時のメンバーでTさんが最後になりました。
●研修後数人の方と数年間は年賀状交換をしていましたが自然消滅のカタチで一人減り、二人減り…でした。Tさんとは私が癌に罹ったのをきっかけに年賀状以外に毎年新年にお手紙で見舞いと励ましをいただくようになりました。3年間は続いていましたが今年はいただけませんでした。
●気にはなっていたのですが、脳梗塞で不自由な体になっておられたので無理されてもと思いそのままにしていました。ところが今回奥様からのハガキで9月に亡くなられたとの知らせをいただきとても驚き、残念な気持ちになっています。もう顔も忘れた間柄ですが、哀しみが湧いてきています。ご冥福を祈るばかりです。
■昨日買い物散歩の途中で団地の役員会でご一緒だった先輩に出会いました。ここのところよくお会いします。いつも闘病する私を励ましていただき、「顔色がええやないの」とか「がんばりや」と言って頂きます。
●実はこの方とは一昨年まで神戸医療センターの化学療法室で抗がん剤治療をするときに、奥様も癌で来られていました。いつも付き添いで来院されておりそこでも言葉を交わしたものです。私が1年半ほど前から化学療法室での治療ができなくなり、飲み薬での治療に変わった頃から病院では会わなくなりました。
●買い物散歩の途中では偶にお会いしましたが奥様もご一緒に買い物をされていました。しばらくお会いしなかったのにこの数か月はご主人とよく出会います。しかしいつもおひとりでしたので奥様は大丈夫かなと気になっていました。ですが立ち話はなくすれ違いざまに「こんにちは」で済ますことが多かったのです。
●この2か月ほどは立ち止まって激励されていたので昨日は「ところで奥様はその後どうですか」と尋ねてみました。そうすると「実は今年の3月に亡くなったんや」ということです。驚きましたが何か予感はありました。
●ご主人の話では、飲み薬になっていたが医者から化学療法を再開しましょうと勧められたそうです。苦しいんで奥様は躊躇されていたんですが強く勧められやったところ、どれくらいの回数かは尋ねませんでしたが、今年の2月末に体調不良で救急車で搬送されたとのこと。
●入院して1週間ほど3月になり昏睡状態になってそのまま苦しまずには逝かれたそうです。要因は血栓が脳と心臓に飛んだようです。ご主人にすれば癌で死んだというより血栓でやられるなんてと悔やんでおられました。「抗がん剤治療は怖い」「癌で死ぬより他の病気を併発して死ぬから抗がん剤治療はな」と嘆いておられました。
●私は飲み薬の抗がん剤の治療になってから服用中の2週間は不快感の方が多いのですが、休薬中の2週間は普通の体調なので気にしないで生きています。昨日も後半の3日目ですが1日便が出なかったので酸化マグネシイムを飲んだところ夕食後から便が多くなり、最後は下痢になりました。
●溜まっていたのが出たようです。お腹は少し軽くなりましたが肛門が痛くて困ります。この2か月ほどは抗がん剤の服用中に便秘と下痢を繰り返しています。これが不快感になっています。食欲はあるので食べられますが排泄がスムーズではないんですね。
●体は痩せていないし、顔色も良いので普通には見られます。ですが私は秘かに格闘しています。(笑)家内も「大丈夫やね」と安心しています。ですが私はいつ異変が起こるかもしれないと気にしています。そんな折に2つの訃報に接して気持ちが沈みました。
●ですが人それぞれなので廻りで亡くなられる方が出ても、自分はなるようになるとも思っています。あまりクヨクヨ考えないために本欄のブログで書くことで忘れるようにしています。私の体調に関心のある方しか意味のない文章ですが、どうかご容赦ください。
■プロ野球はストーブリーグですが阪神が今年韓国で活躍中の打者と投手を獲得したというニュースが流れました。スポーツ紙では大々的に取り上げています。良い補強じゃないでしょうか。ライバルチームながら活躍してくれることを祈ります。
●巨人はDNAの梶谷外野手をFAで獲得という朗報が出ていました。亀井選手が衰えてきたので良い補強でしょう。ただ人的補償が発生するので注目です。エースの菅野投手が大リーグに行きそうなので同じDNAからFA宣言の井納投手が取れれば半分は賄えるでしょうが、さてどうなるやら。ヤクルトも頑張っていますからね。
●パーラに変わる外人の強打者が必要でしょうがこれは難しいかもしれませんね。それにしても巨人OBの広岡達朗氏が「原監督はど素人、元木コーチは芸能人」と週刊ポスト紙でののしっておられますが、ソフトバンクもムーア、バンデンハーク、モイネロ、ディスパイネ、グラシアル、スチュアートと外人補強を積極的に行ってきました。
●すべて育成でチーム作りなんかしていません。広岡さんの評論はもっともな部分もありますが、ど素人や芸能人とののしるのはいかがなものかとあきれています。80歳を越えた老人なのですから、品のある唸るような評論をお願いしたいですね。(笑)
■大相撲関連では横綱鶴竜関が日本人に帰化したというニュースが流れました。これで引退しても協会に残り親方になれます。ですが初場所で引退するような相撲ではなくもう少し頑張ってもらいたいですね。白鵬関の方は貴景勝関の壁になると意気込んでいますから大丈夫でしょう。
●野球も相撲ももう少しの間楽しませてください。私ももう少し楽しめるよう生き抜くことに頑張ります。寒さが身に染みてきましたが、何とかこの冬も乗り切りたいと決意を新たにしています。「冬来たらば春遠からじ」と念仏のように唱えながら。<完>
- 登録日時
- 2020/12/10(木) 16:16