【2021年01月の雑感⑤】
▲サイネリアの花。花屋さんの店頭で撮影。花言葉は「いつも快活」「愉快」「喜び」などです。正式名はシネラリアだそうですが、縁起が良くない(死ね)とサイネリアというそうですが、サイも災につながるのでお見舞いには不向きだとのこと。花言葉の方を信じましょうよ。
油断しないで意識を集中させる
■高齢者にとっての強敵は転倒です。私も抗がん剤の副作用で末梢神経障害になって4年近くなります。緩和ケアの先生に言われたように神経の障害は治らないというのを実感しています。当初はよく転倒したものですが最近はこけなくなりました。
●それでも階段を下りる時は足を踏み外しそうになることがあります。自宅前の階段、スーパーマーケットの出入り口、コンビニの入口手前など危険地帯はいくつかあります。私はそういう場所に出くわすと「危険注意」のセンサーを働かすようにしています。
●『有意注意』という言葉があります。その意味は目的を持って真剣に神経や意識を対象に向けることとあります。無意注意という言葉もあってこれは突然大きな音がしたときなどにその方向に意識が向くという事です。大事なのは有意注意であることはお分かりいただけると思います。
●仕事をしている時はみなさん自然と有意注意をされていると思います。仕事中に有意注意を怠ると「ボーっとして生きてるんじゃないよ」とテレビのキャラクターが言っているように叱られます。
●有意注意していると階段を下りる時に足元をしっかり見ます。手はできるだけ手すりを頼りにします。ゴミ捨ての時は両手が塞がっていますのでより慎重に降ります。スリッパはきちんとはけているだろうかもチェックポイントです。
●靴は雨の日でも滑らない底の物を履きます。階段は降り終るまで有意注意を切らすことなく一歩一歩ゆっくり降ります。後ろや横からぶつかられないように神経を張り巡らします。そうです階段は油断なく降りることで転倒の危険を避けています。
●小学生時代の友人から転倒除けのおまもりのテントウムシのアクセサリーを送ろうかと申し出がありましたが遠慮しています。なぜなら手数をかけるのが嫌なのと、御守りを持って安心とばかりに有意注意を怠ってはいけないからです。私にとってはできるかぎり自分のことは自分でするというのが信条だからです。
●読者の皆様には『有意注意』という言葉が参考になればと思い書きました。コロナ禍でも「無意注意」ではなく「有意注意」で生きましょう。感染蔓延はひとりひとりが有意注意すればかなり防げると思います。無意注意になるのは「油断」だと思います。何事も「油断は禁物」が私の人生訓でもあります。共感いただける方は小さな油断に注意して「有意注意」で生きてください。
■昨日で大相撲初場所が終わりました。今日からは夕方が寂しくなります。(笑)
初場所はコロナ禍もあって休場者が多く盛り上がりが懸念されましたが、出場した力士たちの奮闘で見ごたえのある一番が多い場所でした。
●何といっても優勝した大栄翔関の奮闘は見事でした。気持ちの良い押し相撲でまっしぐらに賜杯を獲得しました。あっぱれでしょう。同じ押し相撲の大関貴景勝が途中で挫折したのと大違いの大殊勲です。これで彼もまた大関候補に名乗りを上げたことになるでしょう。おめでとうございます。
●大関候補と言えば照の富士関も見事でした。11勝4敗これで先場所と合わせて24勝です。来場所10勝すれば大関への復活昇進は間違いないですね。安定感のある強さは大関にふさわしいです。あとは怪我をしないこと(膝に爆弾を抱えている)です。安治川親方(元安美錦)のアドバイスを活かし同部屋の宝富士関などと稽古を重ね万全の相撲を確立し、横綱を目指してもらいたいですね。
●今場所は三役力士全員が勝ち越しました。素晴らしい!それだけ上位陣の力量が伯仲してきており好取組が多くなった要因です。来場所の番付では例外で張り出し三役を作らないと好成績力士のモチベーションが上がりません。協会も対応してもらいたいですね。
●春場所は無事開催されれば両横綱も出てくるでしょうし、貴景勝もカド番です。両大関も11勝4敗と恰好を付けましたので来場所こそ平幕から賜杯を取り戻してもらいたいものです。ガチンコ勝負になってから無気力相撲も無くなり相撲がより一層面白くなりました。怪我だけは注意して稽古に励んでもらいたいですね。3月が待ち遠しい。(笑)
■一昨日、昨日と久々の雨で家に籠っていました。午前中に本文の7割がた書いたところで買い物散歩に出かけました。雨上がりで天気も良く、帽子をかぶらずに太陽を浴びながら少し遠回りして行ってきました。
●気温も少し暖かく、桜の樹々の蕾も少し膨らんできています。日差しにも春の匂いがしました。久々に野良猫街道を通りましたが、猫は一匹もいません。どこへ行ったのでしょうね。捕獲され処分されたのでしょうか?
●近くを走る新幹線の通過音を聞きながら晩期を迎えたさざんかの花に目をやり、数年前を懐かしんで歩きました。スーパーマーケットはチラシが入っていたせいか満員でした。密に巻き込まれぬよう早めに買い物をして帰りました。今年は百数十年ぶりに節分が2月2日だという大仰な訴求を見て、「それがどうした」と思いました。
■NHK大河ドラマ「麒麟がくる」がいよいよ大詰め。昨夜を含めて残り3回となりました。私は最近良いと思った大河ドラマは残り3回を録画しています。前回は「西郷どん」でした。今回も最後は良くなってきました。みんな寄ってたかって明智光秀に織田信長を始末しろと迫っているように思えます。理想主義で真面目な光秀はそんな空気に、勘違いをしたのでしょうかね。麒麟は自分だと
いや、そうでないかもしれませんが・・・、作者はどういう落としどころを見せてくれるのでしょうか、愉しみです。<完>
- 登録日時
- 2021/01/25(月) 14:51