【2021年03月の雑感➂】
▲九州の知人から今朝届いた桜の花です。私の近隣ではまだ咲き始めか蕾のところが多いですね。もう少しで満開になるでしょう。1年に1度の桜の宴です。しばしの間じっくり愉しみましょう。
続・緩和ケア病院訪問記
■3月22日(月)、神戸医療センターから紹介されていた緩和ケア病院の神戸協同病院に行ってきました。神戸市新長田にあります。駅から徒歩7分とありましたから地図を参考に出かけました。地下鉄新長田駅から東南の方向です。最初に駅の東側に向かって歩きましたが、新しいマンションや商業施設が出来ていて見違えました。新長田に行くのは6年ぶりぐらいでしょうか。
●現役時代はよく通ったところですが、震災後の復興が随分と進んでいます。26年前の震災の時は真っ黒な焼け野原になっていたのを今でも思い出されます。神戸市の思惑通りには復興していないそうですが、都心の住宅地としては良い場所だと思いますね。
●近代的なビルが立ち並ぶ中、歩いていくと旧い建物の潰れた寿司屋さんがそのままになっているのも見かけられました。途中で家内が昔、医療事務で行った事があるんだけど道が違うような気がすると言い出します。
●私は地図を見ているので大丈夫だと言い切りました。やがて目印の銀行が目に入りそこを南に曲がると商店街に入ります。そこでやっと家内も記憶が甦ったのか「ここここ」と言いました。しかし自分が駅から歩いた道の記憶は蘇らず「どうやって来たんやろ」などと言っています。
●病院は結構大きく、東神戸病院とあまり変わりません。入口で手の消毒と検温が義務付けられていました。この病院も昨年コロナのクラスターが発生した実績がありますので厳しい警戒をされているのでしょう。
●受付のロビーは広く、外来も多いのでしょう。この日の訪問は午後3時の指定でしたので外来の患者さんは終わっていたようです。看護師さんが多いなというのが目につきました。受付を済ませて院長先生の面談と看護師さんの説明を受けました。
●この病院での面談は前回の東神戸病院と違っていたって事務的で普通の対応でした。先生の問診も先生が知りたい事、疑問に思うことをされただけです。看護師さんも病院の内容の紹介を、パンフを使って普通にされていました。
●東神戸病院の先生や看護師長さんの面談におけるコミュニケーション上手とは差がありましたね。でもこれが普通だと分かっていますので特に不愉快だという事はありません。近々に入院という事ではありませんので淡々とお話を伺ってきました。
●条件は神戸協同病院の方が良さそうです。自宅から比較的近いのと全病室が個室で差額の部屋代は要りません。コロナが無ければ入院生活も緩い管理下で行われていたようです。ただ病室は19部屋ですので緊急入院は難しいでしょうとのこと。神戸医療センターで待機入院をしていただくことになるでしょうとのことでした。
●入院の登録をして帰りました。私の第一希望は神戸協同病院で決定です。病院内はコロナ対策で見学は出来ませんでしたが写真で紹介して頂きました。いつになるかはわかりませんが、これで2つの病院に登録したので神戸医療センターも安心されるでしょう。これ以上治療する薬がない患者ですから早晩、見放されるのだと思います。
●この病院でも胸に埋めた点滴用のポートの確認と介護認定の話がされましたのでこれは再度神戸医療センターで確認しなければと思いました。
●帰りは昔ジョイプラザと言われたショッピングビルに立ち寄りました。大丸が無くなり1Fは東急プラザに、地下の食品売り場は西友になっていました。薄暗い西友の食品売り場は駄目ですね。住吉駅のショッピングビルとは雲泥の差です。何も買わずに帰りました。
■これで今月の病院通いは29日の定期診察だけとなりました。巣ごもり生活が中心なので外出は良い刺激になりました。早くコロナが終息して安心して外出できるようにならないと経済の活性化は難しいでしょうね。あと2年はかかりそうだという見たても出ています。ワクチンの投与が進むことを祈るばかりです。
●大相撲春場所を愉しんでいます。元大関の照の富士関と高安関が頑張っています。現在の大関陣の不甲斐なさを見るとこの2人には復活を期待します。白鵬も鶴竜もいよいよ終末を迎えているようです。(鶴竜関は24日に引退を発表しましたね)しばらくは強い横綱の出現は難しいでしょうから、どんぐりの背比べ、群雄割拠の時代を愉しむべきかもしれません。今場所もあと5日、最後まで熱戦を愉しみます。高安関が優勝かも。
●26日(金)にはいよいよプロ野球のペナントレースが開幕します。これも楽しみです。関西ではセリーグは阪神タイガースが優勝という下馬評が盛り上がっています。評論家の予想は競馬記者の予想と同じであてにならないのが相場です。笑いながら新聞やネットを見ています。勿論私の予想は巨人の優勝です。(笑)
●柔道家の古賀稔彦さんが亡くなりました。53歳の若さですがネット情報では癌で闘病されていたそうです。正式な死因は発表になっていませんがおそらく癌が悪化したのでしょう。やはり癌は強敵です。ご本人もご家族もさぞや無念のことと思います。お悔やみ申し上げます。
●私の寿命はまだ分かりませんが、癌で亡くなられた人の情報に接すると他人ごととは思えません。いずれ近い将来に召される日が来るのは覚悟しています。ですから今日も1日、心穏やかに愉しむべきものは愉しんで、ゆったりと過ごしたいと思っています。もうすぐこの辺も桜の花が満開になるでしょう。その後も春の初夏の花々が鑑賞できるのを楽しみにしています。<完>
- 登録日時
- 2021/03/24(水) 15:56