【2021年06月の雑感➂】
▲家の前の紫陽花の花。まだまだ元気に咲いています。まもなく枯れるのでしょうが今は盛りとばかりに美しさで迎えてくれます。紫陽花の花はいろんな種類があるのですね。バイオレットカラーは好きです。
いよいよコロナワクチンの注射を打ちます。
■相変わらず目下の気がかりは腰痛です。
●毎回同じことを書いていますが、起床時の腰痛がひどく毎朝唸っています。
今朝は家内が毎度同じの「筋肉をつけなきゃ」と言うので久々にキレて声を荒げました。「いつも同じこと言うな、ほっといてくれ」と激高です。いかんなと思いながらイライラから爆発です。
●相手の立場に立てば朝から「痛い痛い」と横になって唸られたら嫌なものでしょう。しかし私には横になって唸るしか回復の術がないのです。痛み止めも注射も効かない。マシになったら電気治療するしかないのです。
●今のところ自分で自分の体と対話しながら乗り切るしか術がありません。それを正しいかもしれませんが素人に「筋肉をつけろ」と言われると腹が立ちます。現役時代に部下が業績不振の言い訳に「売上を上げなければ」と言っていたのに怒ったのと同じです。
●どうしたら「売上を上げられるのか」について具体策を提案するなら分かります。当たり前で正しいことなんだけど「どうすればよいのか」につながらないことを言うのはなぜか腹が立ちます。それより「食事の時、前かがみになっているから背筋を伸ばすように」と注意される方が容易に受け入れられます。
●以前、俳優の故織本順吉さん終末生活のドキュメントを娘さんが撮影されたものをテレビで拝見しました。その中で織本さんが思うようにならない体にキレて、奥様に当たっておられる場面を思い出しました。奥様も反撃されていましたが、キレる織本さんに共感はすれど嫌な思いになったものです。
●もっと穏やかに過ごさねばと思いますが、なぜか時々家内の言動にはキレてしまうことがあります。私の中の「我のマグマ」が時々噴火してしまうのです。家内にはたくさん世話になっているのにブレーキが効きません。困ったものです。
■6月24日(木)今日はコロナワクチンの1回目の注射の日です。腰痛でお世話になっている外科クリニックで打っていただきました。今日は朝起きた時から腰痛が激しく唸っていました。注射は正午からの予定です。11時半に行ってまず電気治療をしました。
●少しましになったので11時55分に診察室へ。先生は「どっちの腕に打つ?」と聞かれるので左腕を指定しました。「ちょっとチクッとするで」と言ってあっという間に打たれました。私は注射の時はとっさにクンバハカ体勢(肛門を絞める)がとれるので痛みは感じません。
●終了まで1分もかかりません。あっという間ですね。後は15分間待機します。異常が無ければ終了です。昨日唯一有料で購読している「ビジネス知識源」の著者、吉田繁治さんが今週号でご自分の接種体験を書いておられました。どうやら副反応がきつかったようで、読んでいると不安になりました。
●現在注射後3時間ほど経ちますが私には異変がありません。ま、大丈夫でしょう。(笑)<翌朝には少し痛くなりました> それより腰の痛みが気になります。次回(7月5日)の神戸医療センターの定期診察の日に整形外科で診察していただく予約をしてもらいました。セカンドオピニオンです。第12胸骨の圧迫骨折に変わりはないでしょうが、何か痛みを和らげる方法がないか尋ねてみます。
●コロナワクチンの2回目は3週間後の7月15日(木)です。ちょうど抗がん剤の服用期間に入りますが、今回はスキップしてもらおうと思います。もうかいなき命ですが、コロナウイルスで死ぬのは嫌です。癌君にとどめを刺してもらおうと思います。もう6年の付き合いですから。(笑)ただ痛みだけは勘弁してくれと祈っています。
●コロナワクチンの接種が進んでいます。早く若い人にも普及し、安心して仕事をしてもらいたいものです。私は接種が終わってもマスク、手洗い、うがいは励行して、密は避けて暮らします。年寄りはおそらく大丈夫でしょうから、現役世代に接種を加速してあげてください。
■今朝の朝日新聞の広告蘭で紹介されていた本、「言いかえ図鑑」を見て現役時代の懐かしい思い出がよみがえりました。広告の事例で以下のものが目に留まりました。
×「つまらないものですが」→ ◎「気持ちばかりですが」
⇒贈り物やお土産を、必要以上に卑下する必要はない。
●私が懐かしんだのは、現役時代に数多くのクレーム対応に追われていた時のことです。40代から50代前半まででした。部下が起こしたクレームの対応は責任者の私の仕事の一つでもありました。お詫びに伺う時は手ぶらではなく手土産を持参します。
●最初のころでした。玄関で名乗って手土産を差し出し「これつまらないものですが・・・」と切り出した途端、あるお客様から「なにっ、つまらんもんやったら持って帰れ!」と激怒されました。その迫力にビビってしまい、その後の対応はお客さまペースで進められてしまいました。
●その体験後、二度と「つまらないものですが」と言うのを止めました。自分でも「なるほど」と思う気持ちがあったからです。クレームのお詫びにつまらないものを持って行ってどうする、そんな気持ちならお詫びのこころを伝えることはできないと。反省です。
●その後は広告の事例にあるような「気持ちばかりですが」と言ったわけではありません。そういう言葉は浮かびませんでした。「お詫びのしるしですが・・」が多かったように思います。
●私は決してお詫び上手ではありませんでしたが、どんな相手でも心の底から悪いことをした申し訳ないという気持ちで対応しました。二度とやりたいと思いませんが懐かしく思いだしました。一緒に対応していただいたメーカーの担当の方々も忘れられません。ご迷惑をおかけしましたがお元気でしょうか。
●「言いかえ図鑑」のような実践的で役に立ちそうな本はぜひ多くの人の眼に触れてもらいたいですね。自分で考えても出てこない答えというものは世の中にはたくさんあるものです。参考にして、実践して確かめましょう。<完>
- 登録日時
- 2021/06/25(金) 14:31