【今月のトピックス①】
『見た目で選ぶ』天野祐吉さんのコラムから
■菅内閣が発足しました。今日6月9日付けの朝日新聞の朝刊を読んでいると、同社のコラムニスト若宮啓文氏のコラム【「引き際の美学」考えては】 というキャッチコピーが目に付きました。さらにサブコピーが【拝啓 小沢一郎様】となっています。
■うまいコピーだなと思い読みました。内容は小沢氏への引退勧告であり、菅内閣への応援メッセージです。朝日新聞にとってはこの内閣は歓迎でしょう。おそらく好意的なメッセージが続くのではないでしょうか?読売新聞が荒井聡 国家戦略相の過去の事務所費問題を取り上げているのとは対照的です。
■今回はこのことがテーマではなく、このコラムを読んでいたらその下に天野祐吉氏の「CM天気図」というコラムが目に留まったのです。その内容が私も関わる事が多いケータイ電話のCMについての面白い記事でした。それを取り上げます。
■見出しは【見た目で選ぶ】です。最初と最後の9行と7行を抜いて全文を再掲いたします。
■―前略― NTTドコモの「ひとりと、ひとつ」というシリーズのCMは、そんな「ヒト×ケータイ」の関係を、「ヒト×ヒト」のカタチで見せている。堀北真希のケータイは木村カエラ、岡田将生のケータイは渡辺謙、というように、それぞれのケータイの機能イメージに合わせて、ケータイ役の人間が現れるのだ。
■堀北編も岡田編もなかなかうまくできているのだが、圧巻は少し前から始まった「ダース・ベイダー」編だろう。「私のボスはどこだ」と、自分の持ち主になってくれる人を探して歩くダース・ベイダー。
■悪役の彼を選んだのは、なんと、阿部サダオ(もうひとつの「お」が出ませんのでご了承ください)だった・・・・・!
■その取り合わせの珍妙さが面白いが、それよりも「なぜ私をお前のケータイに選んだ?」と聞くダース・ベイダーに、へらへらしながら「見た目で選んじゃった」と答える阿部サダオの言葉がいい。
■何がいいって、ケータイにくわしい人は、その機能によってカエラ型や渡辺謙型のケータイを選ぶだろうが、別にくわしくないぼくなどは、単純に「見た目」で選んでいるからだ。「ひとつに、ひとり」みたいな理におちいりやすいテーマが、この2人の乱入でうんと人間くさくなったんじゃないだろうか。―後略―。
■そうですね。阿部サダオを起用したのが面白くて興味を惹きつけています。思わず笑ってしまうところは、ようやくソフトバンクのCMに追いついたというところでしょうか。
■ソフトバンクのカイ君こと白戸次郎シリーズは、サッカーワールドカップ編、ただとも国再建への選挙出馬編シリーズなど、タイミングの良い傑作が続いています。思わずネットで暇つぶしに見てしまいます。上手いですね。
■ドコモのダース・ベイダーは悪役ながら日本人には好感を持たれているキャラクターなんですね。スターウォーズのファンならその意味がわかります。しかし、誰かを想定しているのでしょうか?天野氏は今度の参院選も見た目で選べというオチにされていますが…。
■ケータイでは難しいことを考えず「見た目で選ぶ人」が沢山いるのも事実です。見た目で選んでも殆ど間違いなく使えるからでしょう。しかし、お店では見た目+その人にもっともふさわしいものが選べる状況づくりとアドバイスが必要です。
■2年から4年ぐらいは同じものを使う時代です。まだまだ途中で外観だけ買い替えるのは先になりそうです。見た目で買ったものがひとりひとりにとって最適なものであるようにするには、販売店とそこのスタッフの役割が重要になります。
■菅総理はめざす国づくりを「最小不幸社会」とおっしゃっています。ケータイも多機能・高性能商品になっていますが、買った人が後悔しないような「最適ケータイ所有社会」にしなければなりませんね。
- 登録日時
- 2010/06/10(木) 11:54
