【2010年8月の提案】
『感心する』情報より『関心のある』情報が行動を促す
● 私の家のトイレには冒頭の写真のような戒めを書いたものが貼ってあります。3年ほど前にお伺いしていた会社の方にいただいたもので、作者は不詳です。以来3年間、ほぼ毎朝目にしています。
● 最近古くなって貼り換えねばと思っていたところ、今朝新しくなっているので改めてじっくり見た次第です。おそらく息子が貼り換えてくれたのでしょう。そこで気づいたことをご提案いたします。
● 上の戒めは人が生きて行くうえでの「こころの持ち方」について書かれています。下は人が「健康に生きていく注意書き」のようですね。ここまでお読みいただいた方はどちらに興味を持たれたでしょうか?ちょっとじっくり読んで考えてみて下さい。
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● いかがでしょうか?私はこれを読みながら、上のメッセージにはなるほどと「感心」しますが、その場限りです。これを読んで自分の行動を変えようとしたことはありません。そうです「見ているだけ」なんですよ。
● ところが下のメッセージは、中高年でもあり自分の「健康」に対する「関心」もたかいことから、いくつかを実践しています。しかも同世代の訃報にも接する機会が多くなったので余計に「関心」が高いのでしょう。
● ここから連想しますと、仕事上の「情報発信」というものは相手に「感心」させる内容より「関心」のあることでないと、伝わっても行動につながらないということに気づくべきです。
● この文章を読まれた方も、なるほどと感心されても、ご自分に関心のある
ことでなければ、読んでおしまいということです。大事なのは仕事で自分が発する情報は、読み手に行動の変化を求めるなら相手の関心を引き起こすものであるなり、相手の関心事をよく掴んで発信しなければなりません。
● このことを意識するだけでも私達の仕事上のコミュニケーションはレベルアップするのではないかと思います。2人での対話、会議での内容を思い起こしてみてください。相手を感心させるより、相手の関心を高める話題の投げかけや質問、聴く態度が、相手の行動を促すことになるのを実感されるでしょう。
<完>
- 登録日時
- 2010/08/23(月) 15:33
